- ボディは小さいが、しっかりとした造りだ。新型のグリップは実にホールディングがよく、特に片手で撮影するときには持ちやすい。
- 解像チャートでは、JPEGでISO200の条件で22前後まで解像している(※GF3と同じ値です)。
- JPEGのSN比(ノイズ)のテストでは、低感度はGF3よりも改善が見られ良好な結果だが、高感度ではノイズがGF3よりも増えており、GF5がSN比で上回っているのはNikon 1 J1だけだ。
- RAWのSN比は、GF5はGF3やG3と非常に近い値だ。しかし、ISO1600まではライバルといい勝負だが、それ以上の感度ではかなり低い値になっている。
- JPEGのダイナミックレンジは、GF3よりも顕著に改善しており、ISO3200まではG3に近い値を示している。
- RAWのダイナミックレンジは、GF3よりも改善しており、ISO800まではG3を超えている。ISO800以上では若干G3が上回っている。
- DxO AnalyzerによるJPEGとRAWによるSN比とダイナミックレンジテストは、まずまずの結果ではあるが、驚くようなものではない。
- 全体としてGF5はとても良いカメラで、パナソニックはコンパクトからステップアップしようとしているユーザーにとても魅力的なカメラを作った。一方で、それ以上を求めるユーザーにも十分なマニュアルコントロールの余地を残している。画質も素晴らしく、テストでは付属のキットレンズを使用したにもかかわらず、驚くほどディテールが豊富だった。低価格機の市場で、GF5はサイズと画質の間でベストの妥協案の1つだ。
- 良い点: キットレンズのX 14-42mmとの組み合わせで、この種のカメラで唯一本当にポケットに入るカメラとなっていること。
- 悪い点: しばしばタッチスクリーンの反応が悪くなること。
GF5には高感度性能が改善された新型の12MPセンサーが採用されているという話でしたが、DxO Analyzerによるテスト結果を見る限りでは、高感度性能はGF3とあまり変化が無いようですね。
とは言え、ダイナミックレンジはJPEGで1EV、RAWで1/2~1EV程度改善しているようなので、センサーが新型になっているのは確かなようです。低感度メインの方には、むしろダイナミックレンジの改善のほうが恩恵が大きいかもしれませんね。
uiti
低感度の画質向上は嬉しいですね。空をCG用の素材でとることが多いので、白とびが少なくれば助かります。
2P
GF3の時点でかなり完成されたプロダクトだと感じていたので、GF5がマイナーチェンジに留まるのはベターな判断だと思います
なにかしらのブレイクスルーがあった上での、さらなる小型化やUIの進化でもないかぎり、あまり大きく手を入れるべきではないとすら感じます
その分、Gシリーズは実験的なプロダクトとして、攻めの進化を見せて欲しいですね.
ame
GF5のセンサーに期待です。
GF3で飛びガチだった夕焼けの階調等も綺麗に写ればよいな~と思ってます。
夏頃までに価格がこなれたらボディー欲しいです。
もち
相変わらず地道な進化をしているように思えるパナソニックセンサーですが、
オリンパスは今後パナソニックセンサーを採用するんでしょうか?
OM-Dのセンサーをプレミアムな位置付けとして、その他の安価な機種には今まで通り採用するのでしょうか?
正直、オリンパスが全ての機種にOM-Dのセンサー、若しくは同じ製造元のセンサーを搭載するようになるのであれば、
パナソニック機は相当辛い立場に立たされるように思います。
dna
Xレンズ付きのGF5はコンパクトデジカメ並みに小さく、
フォーサーズ一眼レフの大きさを知る身とすれば、
ミラーレスの中でも特に分かりやすい技術革新だなと
感心してしまいました