ソニーNEX用のレンズのMTFの比較記事が掲載

LensRentalsに、ソニーとシグマのEマウント対応レンズ(+ライカ50mm F1.4)のMTFの比較テストが掲載されています。

NEX-7 Lens Imatest Results

  • ライカ50mm F1.4はFotodioxのマウントアダプターを使用した。このレンズを加えたのは、これまでテストした50mmレンズで最も高解像力だったため。E18-55mmとE18-200mmは焦点距離30mmでテストを行った。残念ながらE55-210mmは、テスト時に持ち合わせがなかった。
  • テストでは、まずMTF50の最大値を中央で測定している。次に中央と中間点4点、サイド4点、四隅4点の13点で測定して平均を出している。
  • 絞りF2.8(30mmマクロはF3.5、2本ズームはF4)では、リーズナブルな価格のシグマ(30mm F2.8)の値が目立っており、中央ではシグマに近い値のレンズもあるが、周辺部ではシグマに及ぶものはない。
  • 絞りF4では、ソニー24mm F1.8が開放時のワーストの解像力から一転して、最高レベルになっている。ソニーの50mmとズーム(18-55、18-200)は中央の解像力で遅れを取っており、16mmのパンケーキもまだ不十分な解像力だ。
  • ソニー24mm F1.8はF2.2以上に絞れば中央は驚くほどの解像力になるが、周辺部は遅れを取っている。ソニー50mm F1.8は中央はそれほどシャープではないが、画面全体ではよい解像力を維持している。ソニーの30mm F3.5マクロはマクロ域ならもっとよい値かもしれない(このテストは15フィートで行われている)。
  • 200ドルのレンズであるシグマの30mmが、他に遅れを取っていないのは驚き。このレンズは小口径だが、天下一品の解像力だ。シグマの19mm F2.8もとてもしっかりとしており、ソニーの16mmよりは明らかに良好だ。

 

MTFの一覧表は元記事参照してください。シグマ30mm F2.8は開放付近から高解像力で、安価なレンズにもかかわらずとても優秀ですね。シグマ19mm F2.8もかなり良い結果を出しているようです。ソニーの24mm F1.8も開放を除けば素晴らしい成績ですね。