・(SR5) New Sony RGBW sensor coming in compact camera by end of the year!
- 最高のソースがコンパクトカメラ用の新型センサーが登場することを確認した。ソニーは、新型のRGBWセンサーを使用する小型センサーのコンパクトカメラ数機種を、今年の年末に発売する。
このセンサーは、赤-緑-青、そして白に感受性のあるピクセルを持っていることを意味している。この新配列は、ダイナミックレンジの拡大を可能にする。このタイプのセンサーがAPS-C機やフルサイズ機に採用されるかどうかは全く分からないが、今年中の採用が無いことは確かだ。
この記事で話題になっているセンサーは、今年の1月にソニーが発表したRGBWコーティングを採用した新型センサーのことだと思いますが、冬に発売されるコンパクトから実戦投入される可能性があるようですね。この新型センサーで、高感度性能やダイナミックレンジがどの程度改善するのか興味深いところです。
このセンサーは、商品展開の予定では1/4型と1/3.06型しかラインナップされていなかったので、スマートフォンやビデオカメラ用なのかと思っていましたが、コンパクトに採用されるということは、もう少し大きなサイズのセンサー(1/2.3型?)も開発されるのかもしれませんね。
koji
やばい!それまで待とう!
ケレラ
ホワイト系列の色を足す事で、小さいセンサーの弱点の
白飛びが軽減されたり、薄い色のグラデーションが
大きいセンサー並に表現されるといった事なんだろうけど。
どれ程有用なものなのか・・・。
mackie
トリニトロンの成功の再来の予感!この新型センサーの成功をお祈りいたします。
お梅
白が輝度情報を扱うのかな?
うーん、興味あるねえ。
ごん
出るという噂はありましたが、早くて年末ですか。
久しぶりに、大きく進化するのでしょうか。
96chat
面白そうですね。
原色カラーフィルターが、色情報を得るのとトレードオフで、感度が悪くなるということがあるそうですから。
デモザイク処理の段階で工夫があるのでしょうね。
どのような効果がでるのか、楽しみです。
tatatata
F828の4色フィルターCCDはどこいった?
鈴猫
これでローパスフィルターが不要(?)になりますね。
一眼への実装も早くして欲しいです。
一方、FOVEONセンサーとシグマのカメラへの影響は大きいでしょうね。
いま
理想としてはあっても不思議は無いが、
今までの経験から考えるにホワイトバランスを変更する時に今まで以上に厄介なことに、もっともニュートラルグレー云々を言う画像ではないかもしれないが、しかし技術の進歩によりダイナミックレンジが増すことには賛成、ただ入力側が此れほどまでに進歩してしまうと出力側はどうするのだろう。
カメラの1絞り分ダイナミックレンジが広がるとシャドウ側の反射率が十分の一に!デバイス側の奮起を期待するのみかな。
ゆーと
RGBW配列って、すでにKodakのカラーCCDであったような。
色バランスは、今まで2つあったG画素を1つWに置き換えただけだから、全然問題ないです。
光量を取り入れる為なんでしょうね・・
dna
一画素分をダイナミックレンジ確保のために使う発想は
富士フイルムのハニカムSRで製品化していますが、
素人目にも複雑な構造だったため、採用機種はわずかに
留まっています
RGBW型センサーはカラーフィルターのみの変更で、
センサーそのものは一般的なベイヤーであることから、
従来同様の量産が可能かと思われます
裏面照射型のときと同じく、まずはハンディカム・iPhone
への供給が始まり、サイバーショットや他社デジカメへ波及するでしょう
小型センサーであるほど効果が大きく、1/2.3インチが限度
APS-C等への採用はないのでは
匿名
昔MSXという家庭用パソコン(sonyも作ってた)でRGB出力で256色しか表示出来なかった時にWが加わる事で大幅な画質向上が起きた事を思い出しました。
ファミコンがプレステに変わったくらいの印象でしょうか・・・
このセンサーで劇的な変化をするかも?と期待してしまいます。
ASA
3原色に白(白黒)とは、いよいよ人間の網膜に近いですね。人間の目には3原色以外に輝度情報のみを取得する細胞があり、暗いところでの視認性を確保しています。
colm
この方式のセンサー使ったPentax Qの新型とか期待したいところですね。
鈴猫
FOVEON X3のウィキペディアにも記載がありますが、『通常、ベイヤ型センサを搭載したカメラでは、色モアレを防ぐためにローパスフィルタが必要とされる。...』とあります。
CP+のシグマのブースでもFOVEON X3センサーはローパス不要なので画像がボヤけないとアピールしていましたよ。
FOVEON X3センサーでもローパス必要/不要の双方の見解がありますが、少なくとも何の関係もないとは言えないのでは?
ぷん
>鈴猫さま
FOVEONでクリアできるのは偽色の問題で、モアレでは無いです。
ただ画素数が多ければ実用上問題にならないです。
ベイヤーなど、カラーフィルターを用いる方式は、
実効的な画素数が比較して大幅に少なくなるので、よっぽどの高画素機でないと、偽色やモアレが発生します。
Gの画素数が減る分、RGBWの方が偽色は発生しやすくなるかと思います。
た~
RGGBの場合はGとRBの画素数が違うわけですが、これが理由で折り返し歪みの出方が変わります。Gが解像する部分でRBは低周波の偽信号=モアレを発生させることがあり、青や赤の繰り返しパターンとして現れます。
いわゆる色モアレですね。偽色の一種です。
RGBWだと…どうなるでしょうね?
匿名
CCDではできていた事でもCMOSでは話が変わってくるでしょ
全然原理が違うセンサーなんだから
ぶっちゃけ、コスト(工場設備含む)を度外視するなら
今でもCCDで開発進めてた方が優秀なセンサーになるはず
こうん
フィルターをGからWにするだけで画質が向上するなら随分前からそういう画素レイアウトが採用されていたはずです。副作用が大きいから採用されなかったのでしょう。考えられる副作用としては、Wの画素の感度が高すぎて他の画素よりも早く飽和してしまうこと、色再現性、色S/Nが劣化することがあげられます。このあたりをどのように処理しているのかがとても興味あります。
鳥
今のところ、表示装置(と記録フォーマット)が同じである限り、センサーのダイナミックレンジを拡大しても、それをリニアに出力に反映した場合「単なる眠い画像」にしかならないので、結局、階調を圧縮して白飛びがいくぶん軽減しただけの絵になる程度で、劇的な違いが出せないのが悲しいところですね。
ハイダイナミックレンジな表示装置は、かつての3D表示と同じで、コンテンツ&データフォーマットのインフラの問題もあり、普及のハードルは非常に多く、現状では絶望的です。
dna
>色再現性、色S/Nが劣化することがあげられます。
逆じゃないですか?RGBWを例えるなら、
四色印刷(CMYK)の対極に相当する技術になると思います
以下、ウィキペディアから引用
「理論上ではCMYによって全ての色を表現できるはずであるが、
実際にはCMYのインクを混色して綺麗な黒色を表現するのは
技術的に困難であり、せいぜい鈍い暗色にしかならない。
このため、プリンターなどの印刷機で黒色をより美しく
表現する目的としてCMYKが採用されている。」
スナッキー
印刷では、インクが物理的なモノであるからRGB的な発色や混合に忠実な素材がないから黒を出すにはバランスをとる必要があるため黒い素材をB(日本ではK)としていれざるをえないわけだけど
CMOSの場合、感材としての物理的な集光能力を補うことがWを入れることでできれば良いのですが、今まで二つ必要としてたGをひとつにしてWを入れることで感材のバランスが上手くいくのか少し疑問です。
できるなら前からやってた気がします。