ニコンがローパスの効果をレンズごとに最適化する特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ニコンのレンズ内にローパスを内蔵して、ローパスを適切な強さに調整する特許が紹介されています。

・Nikon レンズ毎に最適なローパスキャンセルを施す特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンがレンズの解像力に応じたローパスキャンセルを行うことで、ローパス効果を適切な値にする特許を出願中。 残存収差によってレンズそのものがローパス効果を有する場合、強力なOLPFは不必要なので、是非とも実用化してもらいたい特許だ。
  • ニコンの特許: OLPFをボディ側とレンズ側に有する。複屈折板(OLPF)の分離幅をレンズの解像力に最適化する 。
  • 全てのレンズはローパス効果を持っているので、解像力の劣るレンズの場合、ボディ側のOLPFは不要。ニコンの特許は、レンズ側にOLPFを組み込んで、光線の分離幅を最適な値にするというもので、これなら必要以上に解像が低下しなくなる。
  • この特許はD800Eの構造と似ている。 それをレンズ側で実現したので、D800Eでなくとも、D800Eの解像効果を得られる。

 

レンズ側にもローパスフィルターを搭載して、レンズごとにローパスの効果を調整するというのは、面白い発想ですね。この特許の仕組みなら、モアレや偽色の発生と、解像力とのバランスをギリギリまで追い込むことができそうです。

2012年7月10日 | コメント(13)

コメント(13)

レンズ側のローパス効果を交換レンズ間で統一して、一方でセンサ側はセンサの解像度などに応じて最適なローパス効果になるように差分のローパスフィルタを追加する、みたいな事でしょうかね。
レンズ側はレンズ性能に応じて、全面均一ではなく、例えば中央部にはやや強めにローパスをかけ、周辺部はローパスをかけない、みたいな分布をもたせられると良いかもしれないですね。ナノクリスタルコートの応用でローパスフィルタを成膜したりできないのかな。

バカな心配ですが、やはりレンズは高くなるのでしょうね??でも、D800Eの画像を見ると、期待してしまうのでしょうね。

高解像のレンズはレンズ側のローパスでボカして
さらにボディ側でもボカすけど
低解像のレンズはボディ側でキャンセルされるように
レンズ側のローパス設定するという感じなのでしょうか。
発想は面白そうですね^^

ただちょっと気になる点があります。
最近はレンズとボディをセットで性能を考えるという
方向が多くなってきていると思います。
オリンパス12mmF2は補正ありきの設計ですよね。

古いレンズは弱点もありますが
いまと違って良いコンピューターもなく
人の手で良い光学性能のレンズを追求したからこそ
操作性は別としていまでも光学レベル的には
使えるものですし古いレンズ遊びをしている方も多く
それはきっと敬意のようなものもあるのだと思います。

ボディで補正ありきのレンズが現在の古レンズのような
年齢になったときに同じように扱ってもらえるのかなと
考えるとどうかなと思っちゃいます(苦笑)

レンズはやはり単体で光学性能を追求して欲しいなと
自分は思いますね^_^A

以前にローパスフィルターのON/OFFを切り替える特許を出願中ってあったけど、それとセットなのかな。

まだまだ碁盤の目の撮像素子で進めるということなのかな?
ニコンにもローパス効果不要のシンプルな素子が生まれないかな?
シンプル・イズ・ベストが一番良い。
ボデーも高価、更にレンズを一品ごとに揃えなさい・・・・も大変。

デジカメとして、有る程度完成の域に近づいてきている昨今、機械的なローパスにチカラを入れるのは妥当だと思う。
以前、雑誌の対談で(D3とナノクリが出た頃)森脇さんとニコンの話しで、ローパスにナノクリとか・・・研究してる旨の記事が載ってましたから。
ローパスで最低原の仕事とダスト対策だけ行って、レンズで補正なんてできれば、良いと思います。
シュチュエーションによって、写せることは、プロには画期的だと思いますよ。多分僕には買えない値段だろうが。。。


確かに、ローパス云々よりも撮像素子の方を何とかした方がよいですよね。

実現性はどうなんでしょう?
それより既にローパスレスで高い解像度を実現している三層センサー方式とか
ベイヤー配列ではないランダムカラーフィルター方式を目指したほうが
いいような気がします。

どんなに高度な技術でも、所詮ごまかしの技術ですよね。
ベイヤー型のセンサーは、完成の域に達しているので、
新しいセンサーをそろそろ導入してもらいたいですね。
高感度の画質などまだ欠点は、あれどFoveonの画の
凄さは、どのメーカも認識してるでしょうにね。
ソニーさん次第ってことでしょうか。


偽色として現れる色成分に発生するモアレと、一般的な輝度成分に発生するモアレがごっちゃになっている方がまだまだ多いようでちょっと残念です。

偽色が発生しないように高域を抑え込むと、倍の帯域を持つ輝度成分に対する影響が甚大というところで、中間ぐらいのどっちつかずな帯域を落としどころにしないとならないのが現状の課題なのだと思います。

特殊なカラーフィルターの配列にすると、デモザイク処理の最適化を一からやらないといけないので、現像ソフトメーカーへの負荷も大きいですよね。

ベイヤー配列ゆえのローパスフィルターのように理解すると、Foveonとかフジフィルムのセンサーのようにローパスフィルターの要らない新しいセンサーを採用するほうが得策のように思えます。素人考えながら・・・。

これだけ普及しているのはベイヤー配列のセンサーにもそれなりの利点があるのでしょうが・・・。

NTTが ISDN に拘っていたら、ADLS に先乗りした韓国に、ブロードバンド普及で遅れを取ったことを覆車の戒めとすべきでは・・・。

>ナチョリブリ さん

詳しい事情は知りませんでした。気分を害されたなら申し訳ありません。

NTT と書くところを 『デンデンムシ』 と表現を柔らかく?しようとも考えたのですが・・・。
しかし、大企業の経営者の意思決定が、国、国民の富に大きな損失を与え、禍根を残すこともあるのではないでしょうか・・・。
もちろん、カメラ業界にても。グローバル化の現代ではなおさら。
地方の郡部に住む老人が考えなくと良いことでしょうが・・・。

各社がベイヤー以外の方式のセンサーを使わないのはエンジンがそのセンサーに対応していないという至極単純な理由でしょう。
有機センサーの実用化が見えつつある今、X-TransやFoveon用にエンジンを開発するリスクは冒せないと思います。

従ってベイヤーで高精細な画像を出力できる技術を研究するのは妥当ではないでしょうか。

尤も高額かつ繊細な部品であるOLPFをレンズに組み込むというのはアイデアとしては有りでも価格的に折り合わないような気がします


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このページは、2012年7月10日 に公開されたブログ記事です。

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