キヤノンが海外で、高倍率ズームコンパクトのSX500 IS とSX160 ISを正式発表しました。
・Canon announces PowerShot SX500 IS and SX160 IS 16MP superzooms (dpreview)
- キヤノンはPowerShot SX160 IS とSX500 IS の2機種のミッドレンジの高倍率ズームカメラを発表した。SX160 IS は換算28-448mmの16倍ズームを搭載している。センサーは16MPのCCDで、画像処理エンジンはDigic4だ。
SX500 ISは同じセンサーと画像処理エンジンを採用するが、レンズは換算24-720mmの30倍ズームが搭載されている。両機とも、旧機種に比べてAFがより高速化され、シャッターラグが短縮されている。
SX160 IS には様々な種類のカメラの動きを補正するキヤノンのインテリジェントISシステムが搭載されている。推奨小売価格はSX500 ISが329ドル、SX160 IS が229ドルで、両機ともに発売は9月になるだろう。
何日か前に画像がリークしていた、キヤノンのSX500 IS とSX160 IS が海外で正式発表されました。スペック的にはSX160 IS は、SX150 IS の画素数とズーム倍率をを少しアップした正常進化モデルと言ってよさそうです。
SX500 IS は30倍ズーム搭載機ですが、レンズがF3.4-5.8と暗いので、全域でF2.8を実現したパナソニックのFZ200に比べるとスペック上は少し大人しい印象です。
petri
SX160ISは引き続き単三電池使用ですね。安心しました。
今や貴重なフルマニュアル撮影可能な単三機ですから、このシリーズは続けてほしいです。
そうや
16メガってのは微妙だけどCCDってのはイイやね。そんでまたDigic4ってのが微妙だけど、30倍や16倍の割には安い感じだからまぁ仕方ないかってのもある…。
SX500ISのカメラらしいデザインは好きだけど、SX160ISの誰に向けてるのかわからん扁平デザインはまた微妙だなぁ。
ということで、私の結論は「イイけど微妙」です。
やまかわ
SX160ISで個人的に安心した・嬉しかったのは
・引き続き単三仕様、P/Av/Tv/M各種モード搭載
・AF速度と手振れ補正が改善されたらしい
・SSが1/3200設定可能なこと
・従来よりも(比較的)シックになったデザインで赤色モデルもある(日本でも売ってくれるかは分かりませんが)
あたりです。
残念に思ったのはこのあたり。
①引き続きDIGIC4採用
②ISO1600が任意設定不可になっているっぽい
③また画素数が増えたこと
④広角端換算28mm&背部LCDが23万画素のまま
⑤やっぱりこのクラスで可動LCDはムリだった模様
エントリークラス?のコンデジに多くは求めるつもりは無いので④はあと何年か待たないと仕方ないかな、と思えますが…
①は本機の性格上&機能的にJpeg出力専用機のはずなのでDIGIC5を搭載して欲しかった。
②は手振れ補正でカバーしろということなのでしょうか?でも被写体ブレは防げませんよね…少々ノイズが増えようが、一段違うだけで撮れる物の幅は結構広がると思うんです。
③もう高画素はおなか一杯です。この手の機種で撮った写真を大伸ばしする人なんてそんなにいないと思うし、しても実用的な画質になるとは思えません。トリミングもしかり。むしろ他の要素に悪さをしているんじゃないかと勘ぐってしまいます。もう少画素のセンサーが手に入らないのかな?
親戚が単三デジカメを買いたいと相談してきたので候補に挙げていますが、急がないとの事なので実際に画質など見てからにしようと思います。良かったら自分用にも買うつもりですが、はてさてどうなるか。
SX500はやっぱりと言うか単三機ではないし可動LCDも無いので興味がなくなりました。この大きさ・初値でこの高倍率はすごいとは思いますが、必要なら素直に値段の落ちたSX40HSを選びます。