・Sony interview with Toru Katsumoto and Tetsuya Numata
- (α99はなぜこんなに時間がかかったのか?) より大きな透過光ミラーの開発に多くの時間が必要だった。2つの位相差AFによるデュアルAFシステムは、α99で成し遂げたかったキーテクノロジーの1つで、これにも多くの取り組みが必要だった。
- (フルサイズ透過光ミラー機が市場でどうなるか気になっているか? ハイエンドユーザーに受け入れられるか?) 多くの人がまだ伝統的な一眼レフを愛しているのは知っている。しかし、透過光ミラー機には、コンティニュアスAFやEVFなどの多くのアドバンテージがある。特にフルサイズでは多くの人がOVFを好いているが、我々はEVFのほうが良いと信じている。α99の評価を聞くのを楽しみにしている。
- (α99の24MPは、ユーザーにとって十分な画素数か?) 画素数と感度のバランスを考えた。加えて、特に動画では読み出し速度がとても重要だ。現在の技術では、この解像度のセンサーが感度と動画でベストバランスだ。もし36MPセンサーを使ったら、60pの動画と高感度性能を実現できないだろう。技術が進んだ時には、画素数を増やすことができる。
- (α99はセミプロモデルだが、プロ用機を考えているか?) 可能性はある。市場の要求を見て、どのようなカメラが必要とされているのか見極めなければならない。多くの放送・映画関係の人が、プロ用の動画機能付きの一眼レフスタイルのスチルカメラを求めている。
- (ミノルタのホットシューをなぜISO標準ホットシューに変更したのか?) ミノルタのホットシューは便利だが、αとNEX、そしてサイバーショットでさえ、標準ホットシューのアクセサリーを使いたいという人がいる。 例えば、RX1では標準ホットシューに端子を加えており、標準ホットシュー用のアクセサリーに加えて、より進んだソニーのアクセサリーも使える。
- (動体追尾AFはニコンやキヤノンのプロ用機と同じくらい速いのか?) 独立した2つの位相差AFセンサーにより、素早いAFが可能だ。フォーカスゾーンの制限も設定可能で、これは初登場の機能で、とても便利だ。
- (α99はなぜXQDを採用しなかったのか?) XQDは多くの電力を消費する。XQDは高速だが、ユーザーの利便性のために、我々は消費電力の少ないSDカードがベターな選択だと感じた。
- (AFレンジモードは主にプロ用の機能か?) 特にプロ用ではない。たとえプロにアピールするとしても、誰にとっても価値のあるものだと考えている。
- (α99にWi-Fiが搭載されていない理由は?) Wi-Fiは全てのカメラに効果的な機能だが、我々はまず最初にNEXに搭載するのがより道理に適っていると考えている。
- (RX1は、最終的にはレンズ交換式になると考えているか?) 可能性はあると思う。RX1は可能な限り小さくしたかった。これがレンズ固定式になった理由だ。
- (RX1は何が実現可能かを発表するための製品か、それともすごく売れると考えているか?) 大量に売れる製品だとは考えていない。ハイクオリティな写真を必要とする人にアピールしたい。プロの2番目のカメラやハイエンドのアマチュアもターゲットとして期待している。
ソニーがα99に24MPセンサーを採用した理由や、XQDを採用しなかった理由が判明しましたね。60pの動画や高感度性能を考えると36MPセンサーではまだ厳しいようです。
また、XQDには消費電力が大きいという欠点があるんですね。XQDが普及するのは、このウィークポイントが解消されてからでしょうか。あと、α99のAFには相当力が入っているようなので、どれだけのパフォーマンスがあるのか楽しみですね。
ロコール
XQDを採用しなかったのは消費電力だけの問題じゃないと思いますけど。そもそも、連続撮影記録が12bitに落ちるのに、XQDを使うだけの画像処理能力系の部品が追いついてないですよね。
mnp
レンズ交換式RX1について「可能性アリ」と延べてますね。
マウントはやはりEマウントになるんでしょうかね?
であれば豊富なマウントアダプターが活き、
そこに価値を見いだす人にはいい選択になりますね。
Kaguchi
>透過光ミラー機には、コンティニュアスAFやEVFなどの多くのアドバンテージがある。
コンティニュアスAFに関してはアドバンテージをまったく感じさせませんでしたね、α55〜α77は。
α99では動体に対するコンティニュアスAFで他社機に対してアドバンテージがあるのかどうか、レビューを楽しみにしています。
PPG
RX1に関する大きな疑問、なぜファインダーがないのか、なぜ交換式でないか、に関しては、やはりサイズ最優先で作ったというのが答えのようですね。フルサイズセンサーでこのサイズはすごいだろ、ということなのでしょう。NEXもそうですが、SONYは非常にサイズにこだわっているようですが、果たしてそれが本当にマーケットの求めているものなのかは正直疑問が残ります。
やまchan
RX1、だんだん欲しくなってきました。
レンズ交換機に進化すれば、十分にライカMと張り合えると思います。
dorasuke
なぜα99の測距点はあんなに真ん中に寄ってしまったのか聞いて欲しかった・・・
柴犬らんとひなのパパ
ニコンのD800系の使い方で、風景時にはミラーアップ必須といわれている。連射性能がいまいちで被写体ぶれに弱い高画素機を敢えてミラーボックス式のカメラにする意図は理解しがたいが、ソニーのシステムはむしろ風景向きな構造なのに、透過光式の特性に固執しすぎて、どっちつかずになっているような気がする。
ずん
α最上級を派手に広告文句にしていた割には更なる上位機種を否定しないんですね。
それはともかく動体追尾AFでキヤノンニコンより早いのか?という質問に
単に新技術のウリで答えてしまうのは自信がないように見えて残念です。
笹尾山
RX1にファインダーがないことに初めは残念に思っていました。
しかしよく考えたら、オプションでOVF、EVF、お好きな方をどうぞ!ってことで、非常に魅力的なコンセプトだと感じています。 状況によって使い分けも出来るし、ニコン党ですが、絵次第で買う方向です。
EXR
「お客様は神様」という言葉は必ずしも正しいとは言えないんですねぇ…。
るんるん
透過光ミラー機だからこそ出来ること
EVFだからこそ出来ることを極めていってほしいですね。
ソニーにとってOVF機種を出すというのは
現状、リスクが大きいのでしょうか。
RX1のアクセサリーにカールツァイス設計による
光学ビューファインダーキットがあるのですが
カールツァイス設計のOVFを積んだ
ソニーの一眼レフカメラなんていいと思いますね。
でも難しいでしょうね。
Snakeking
AF-DはTLMだから実現できたと思いますが
TLMがあるからEVFは違うと思います。
α350でレフでもEVFにできる事は証明できていますよね。
その為に時間をかけたTLMってどうなのかなぁと思いました。
よほどのパフォーマンスをAF-Dで出さないと開発費がもったいないと思います。
まぁ、Videoを優先に考えられた機種であるということが、
このインタビューではっきりしたような気がします。
PhotoCameraとしては、噂のA/Eハイブリッドマウント機に期待ってところでしょうか。
新たなチャレンジも失敗を繰り返したら意味がないので、
α99の一番の売り「α史上最高画質」をしっかり見せてもらえたらと思います。
まさか、Videoとして最高画質っていうオチは勘弁して欲しいなぁ・・・
匿名
ソニーが、高性能を求めて、ニコン、キャノンと同じ入り口から入っても特許の網の目をくぐる無駄な研究ばかりになって、結果として両雄を越えることはできないでしょう。違う入り口から入り、有為な研究に投資するのが正解です。
ユーザーは、透過光ミラーが嫌ならソニーを選ばなければいいのです。
両雄とソニーのどちらがすぐれているかを数字で比べるのはむつかしい。車を買うときを考えると、数字はたくさんありますが、結局は買う人の好みになります。
ピントに関する総合的なフィーリング、画質に対するフィーリングなども数字で判断するのはむつかしく、自分で使いこまないとわからないと思います。だからソニーは、両雄に食い込むのはむつかしい。若い人の感性を大切にして、入門者の高評価を得てほしい。ただ、ハッセルが、透過光ミラーを採用すれば、ハイアマ、プロにソニーの評価が高くなる可能性があると思います。
RX7
透過ミラー機のパフォーマンスが従来一眼レフに比べ「圧倒的」というレベルでないとシェアを奪うのは難しいと思う。プロ向けならなおさら。
新しいユーザーを創出するにしても、α99より安価なフルサイズ一眼レフが発表されているのでこれまた難しい。ソニーの独壇場となる小型化技術により、ミラーレスフルサイズで先行した方がいいような…
ペンタトニック
SONYは別にブレてるとかではないと思いますが、
(元々映像機器やってましたし)
α99がα900にとって変わるだけの存在でないといけない
もしくはそれ相応のハイエンド/プロ機のニーズを
満たせているかどうかということから考えるとちょっと
ズレてきているような気はします。
何度か見て来たのですが、
今の展示機のままだと画像の解像度感、
AF性能、連射性能その他の基本性能として
ちょっとマズイように思えます。
逆にRX1が欲しい人をショップへ行くたびに
何度も目の前でみてるので確実に市場としてある感じはあります。
ペンタトニック
連投ですいません。
僕もSnakekingさんの最後の1行に同意です。
ビデオでの使用もしていますが、
これはVG900(その他のカムコーダ)にまかせればいいことですので。
きらら
確かにニコンD800の動画は60p:59.94fpsです。そうなると24MPセンサーを採用した理由になりませんね!たとえそうであるとしても、本末転倒な気がします。
naga
消費電力の問題?開発チームの技術力不足だと思います。
これでαボディやNEXレンズの発売が遅れた理由がはっきりしました。
第一線の開発者をRX100やRX1に割り当てたゆえ、でしょう。
SONYの優先度はRX>NEX>αの順であったわけで。
戦略として間違いはないと思います。
α99は開発の混乱が反映されたモデルですね。
α77の失敗も大きかったのでしょう。
開発の水面下には数々のプロトタイプが存在したといいますし。
最終的に連射速度も同じ画素数α77より遅い6連射止まり、
(12→14bitで相当躓いたのですかね)
液晶やEVFなどもα77の流用。
これ以上延ばせず完成としたものの、
未達の部分がかなり多いのでしょう。
一方で、これから第一線のチームは何を開発するのでしょうか。
RX10か、新しいαか、楽しみに待ちます。
ぱんた
センサーの総合力をとったという感じでしょうか。
動画に関しては
sonyはAPS-Cの2400万画素のセンサーから
60コマ読み出しになったようですね。
1600万画素センサーは30コマのようですから
恐らくこのセンサーのフルサイズ版の3600万画素センサーよりも
α99のセンサーは新しい技術を投入して
新規に開発されているセンサーかもしれませんね。
*α900ベースだったとしても相当テコ入れされているものかと
以下、余談ですけども
パナはセンサー読み出しは30コマだけど
動画としては60コマにしている機種もあるのですね。
古いGH2は読み出し60コマ
比較的新しいGX1は読み出し30コマ
最新のG5は読み出し60コマ
GH2とG5は同じセンサーかもしれませんね。
あたた
センサーが2400万画素だったのは動画重視だと仕方が無いのかもですね。
少し年月はかかるかもしれませんが時代の流れとして、動画が高性能高画素化していって、「写真」は動画から1コマを切り取って静止画として作る方法が主流になるかもしれませんね。
静止画オンリーな人にとっては出来ればニコンに搭載された3600万画素のほうが良かったんだけどね。
まぁオーバースペックと言う考え方もあるのだろうけども、経験上、画素数で1.5倍開きがあると、用途によっては一目で精細感の違いがわかる位だからね。
ace
>>ぱんたさん
パナのgh3は240/秒読み出しとHPにありますが!
となりのとらお
私も、ずんさんが指摘されていますように「動体追尾AFでニコンやキヤノンのプロ用機と同じくらい速いのか?」という質問に対して、単に新技術について言及しているに過ぎない点が気になりました。
やはり、動体追尾AFで両者に追いつくのは相当ハードル高いのでしょうね。。。
ま、この点はSONYに限らないとは思いますが。
RX1に関しては、ペンタトニックさんもおっしゃてますように、他社ユーザーも含めて、注目度は結構高いように思います。
ファインダーを搭載しなかったことも、それ故あの衝撃的なサイズを実現できたのでしょうから、全然「あり」だと思います。
いい意味で、企画・開発陣が市場ニーズを読み違えた結果となる(予想以上に市場に受け入れられる)ような気がしています。
あじあじん
これで、RX-1がレンズ交換できるようになったら買うことに決めた。当然その頃には防塵防滴にして欲しい。また、XQDは電力消費が大きい...。D4のCFからの移行に躊躇していたので、これもフンギリがついた。D5まで暫く旧機種で持ち堪えよう。管理人さん、何時も貴重な情報を有難う御座囲ます。
JOK
α350ではペンタミラーだったからライブビューと位相差AFをOVF
で両立出来た、というのが正しいですよね。
メインセンサーの画像を使えるからこそ、高品位なEVFにはメリット
があるのですから、ライブビュー専用の小型センサーを使ったα350は
比較対象として合わないように思えます。
連写速度については展示会で技術者から話を伺ってきました。
センサーサイズが大きくなった分、内部の回路長も伸びてデータ
読み出しに時間がかかる。さらにそれが6000ライン分となると
大きな差になる、という事でした。
電気の速度を変えられない限り、フルサイズセンサーは不利で当然
なんですよね。
るるるの歌
>ペンタトニックさん
私は、銀座のソニープラザにいったとき、脇目もふらず
RX1の展示品にかじりついたくちです。
ファインダー内蔵ではないのが少しだけ残念ですが、
それでも私にとっては何とか手に入れてみたいと思える
製品です。
となりのとらお
連投すみません
インタビューでは触れていませんが、α99のバリアングルは、フルサイズでは唯一ですから、大きな利点ですよね(今さら言わずもがな、でしょうか。。。)
プロやハイアマにも一定のニーズはあると思います。
ただ、低感度での画質が、α900ユーザーにも納得されるものでなければ、買い換え・買い増しは想定程には伸びないでしょうね。
SONYさんには、α99の原寸大のサンプル(低感度・高感度の両方)を提供してもらいたいものです。
RX1の原寸大のサンプルは提供しているのですから。
JOK
あとα99の液晶やEVFが77の流用というのは間違いですよ。
液晶はWhiteMagic使った新型ですし、EVFもパネルこそ一緒ですが
画像処理系や光学系は全くの新設計です。
実物のファインダーを覗けば、一目で77との差が分かります。
あとAFセンサー配置についても訊いてきましたが、位相差センサー
はかなり大きな物なので、周辺まで広げると格納する部分まで異常に
大きくなってしまうのだとか。
中央にばかり寄りすぎ…と言ってる人も多いんですけど、実寸で比較
すると他のメーカーと殆ど同じなんですよ。
SONYだから問題あるに決まってると思い込んでいる人が多いって
事でしょうか。
ペンタトニック
>るるるの歌さん
かくいう私自身も最初の目的はRX1でいったところ、
α99が触れたという感じでした。
RX1ももうすぐ触れるときいてるので
足しげく通っている状況です。
ロナとロベ
いいですねえ、ソニー。
もう少し技術を円熟させて、レンズを充実させてください。
α900も悪くなかったけど、全体のバランスで今はキヤノンを使っていますが、期待しています。
TLMとEVF。
やはりツァイスをAFで使えるのは魅力です。
一桁になったときが狙い目かな。
(ちょっとせこいかなという気がしますが)
みなさんにはぜひ人柱を…
あと、RX-1はぜひフルサイズミラーレスで新マウントをお願いします。
とりあえず専用レンズは単焦点のみ、プラスマウントアダプターで。
どちらも逝きますので。
となりのとらお
>ペンタトニック
>るるるの歌さん
私は逆に、α99目当てで銀座に行ったのですが、RX1の展示でそのサイズを実感できて、やられてしまったクチです。
早くこの手に触れてみたいものですね!
まんたろ
36MPを採用しなかった理由は、やっぱり皆さんが書かれているように
透過光ミラーによる功罪なのでしょうか。
Wi-Fiに関しても、内蔵することで電波を吸収するマグネシウムボディを一部分
でも採用できなくなり、ハイエンドモデルにふさわしくないというイメージが付いて
しまうのを避けたようにも見て取れました。
さらにフルサイズ発表の出遅れも厳しいですね。2大トップの新製品が廉価版
フルサイズなのに対し、半年遅れでやっとハイエンドフルサイズを発表では
商機をかなり逃しているように感じます。
トップに迫ろうと思うならせめて同時期に同機種のラインナップを発表すべきだと思います。
オイ☆
早急に、99の上と下が必要な気がしてきた。
上はα999とか、
下はα555とか。
るるるの歌
何度もすみません。
>ペンタトニックさん
>となりのとらおさん
他にもRX1の発売を楽しみにされている方がいてほっとします。
ソニーは小さい製品を作るのが上手いので(実用性が心配に
なることもありますが・・)、期待しています。
あれも、これもと望むときりがないので、まずはこの小さい
ボディでフルサイズを実現したことに素直に感謝しています。
ぺんたゆーざー
キヤノンやニコンに対して速いとか遅いとはコメント出来ないのが普通じゃないかと。
いろいろ条件がありますし、変に一部だけコピペされて誤解されてしまうのが関の山でしょう。
でもこれだけ時間をかけたものなんだから素直に期待していいんじゃないですか。
タコ~ル
まんたろさん
パナソニックのGH3は確かマグネシウム合金ボデーでありながらWi-Fi搭載じゃありませんでしたか?
http://panasonic.net/avc/lumix/systemcamera/gms/gh3/still_expandability.html
404z
XQDを採用しなかったのは消費電力のせいにしてますがソニーはXQDを載せる必要があったと思いますね。
ニコンとソニーがもっと本気で上位機種に搭載を進めていれば XQDはそれなりに受け入れられていたはずです。
キヤノンやサンが一眼レフでCFast2.0を進めるようですので 大容量、実際の転送速度、低価格、開発の容易さで有利な CFast2.0の方が 次世代CFとして受け入れられるように思います。
http://www.sandisk.co.jp/about-sandisk/press-room/press-releases/2012/2012-09-18-press-releases-16945
ぎゃーとる
>>404zさん
どっちが主流になるのかはともかくとしてSATA3規格のCFast2.0よりPCI Express転送のXQDの方が高速化する上での限界は上の筈ですよ(後で規格拡張する上での余力がずっと上だという意味です)
実際PC用のストレージ規格であるSATA3の理論限界に数年以内にSSDが到達してしまうということで次世代SSDインターフェイスに選ばれたのがSATA ExpressというXQDと同じくPCI Express転送を利用した規格です。
参考資料
PCI Express接続SSDへの移行を推進するIntel http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20120918_560318.html
そこで、SATAに代えてPCI ExpressでSSDのコントローラとシステムを接続しようという取り組みがすでに始まっている(従来のSATA接続のSSDと区別する意味で、PCI Express SSDなどと呼ばれる)。PCI ExpressはGen3の1レーンで1GB/secの転送速度を実現しているだけでなく、マルチレーン化することで転送速度を上げていくことが可能になる。こうした技術的な背景があり、SSDのインターフェイスをSATAから、PCI Expressへと転換する動きが着々と進みつつある。
アニマツライツ
α99のポジションは、キヤノンのフルサイズ機で言えば、1DX、5DⅢ、6Dとある中、価格的にも内容的にも5DⅢ相当なのでしょうね。
また、5DⅢが初値35万円だったのを考えると、α99の初値30万円は妥当かなとも思いました。
このインタビューを見る限り、α99はセミプロ用ということですし、6Dに該当するカメラは今後出して来ると思います。更に、1DXやD4の内容に相当する高速連射のプロ機(2400万画素?、10コマ以上/秒)も別に出しそうな感じを受けました。
昨日、ハッセルの記事で適当なことを書いたのですが(失礼しました)、αシリーズにおける当面の画素数は2400万画素、将来的には3600万画素超という感じでしょうかね。それ以上の高画素プロ用機は、ハッセル名義で645Dのようなものを共同開発するのかな?
それにしても、ソニー、ハッセルブラッド、ツァイス、と中々良い組み合わせだなと思います。
この3社でスマホからミディアムフォーマットのカメラまで作れますので。
はっちまる
現段階でOVFが人気なことを知っていても、自分たちがいいと思うものを突き通す。広めるために努力し、いい製品を生み出す。
まさに昔からのソニー精神じゃないですか。挑戦心の塊のようなα99には期待せざるを得ません。
JOKさんが最後におっしゃったこと、ソニーのカメラ販売員をやっていた頃は肌で感じました。カメラは道具ですから、ネットの情報だけでなく、実際に触って使って評価するのが大切だと思います。
私は各社の新型フルサイズを早く触ってみたくてウズウズする毎日を送っています。
優
>ぱんたさん
フルサイズ一眼でフルHDかつ60Pを実現しているのは
今のところソニーのα99だけですね。
今のソニーにとって、3600万画素センサーにおけるこの
「フルHDかつ60P」が大きな壁の1つになっているのでしょう。
>nagaさん
数々のプロトタイプモデルが存在するのは
「混乱」ではなく「試行錯誤」の証でしょう。
それと、液晶・EVFはα77の流用ではありませんよ。
個人的な推測ですが、α99の開発陣にあったのは
「混乱」ではなく「ジレンマ」ではないかと思います。
あと、nagaさんだけでなく多くの人が見落とし、あるいは
意識していなかったかもしれませんが、ソニーにとっては
「一眼カメラ」よりも「コンデジ」の方が蓄積が大きいです。
RX1はソニー十八番の小型化・高性能化技術とセンサー技術と
これまでのコンデジ技術の蓄積の3つがあってこそ出来上がった
モノでしょう。これはまだ歴史や蓄積が浅くあれやこれやと
四苦八苦している一眼とはまた別の問題だと思います。
優
>JOKさん
像面位相差センサーに関しましても、ある所で
「原理上、後玉の範囲内でしか機能しない」
との発言を見かけた事があります。
像面位相差センサーがいわゆる日の丸構図になってしまうのは
「手抜き」でも「技術力不足」でもなく「必然」であった訳です。
「像面位相差が真ん中に寄りすぎ」という声を度々見かけるあたり、
この事を知らない人は意外と多いようですね(そういう自分も
最近まで知りませんでした……)。
暗箱鏡玉
1点だけコメントを。
RX1がレンズ交換式になる可能性はある。
これは35ミリFFのNEX9(?)への最短距離ですね。
ponpoko
先日99のEVFを確認してきましたが77より落ち着いた見やすい感じがしました。よく考えると、EVFの画質はセンサーの画質を反映するわけですから99が77より綺麗に見えるのは当然だと納得しました。OVFではセンサーの画質は「見え」に関係ないですものね。EVFのスペックだけ見て77と同等と言う人が多いようですが、ぜひ一度現物をごらんになるのがいいように思います。
ぱんた
>aceさん
日本で正式発売ではないのでGH3は抜けていました。
HP上からですと参考情報になっているのですね。
http://panasonic.jp/dc/gh3/index.html
ですが見た感じ最大は60コマっぽいです。。。
*パナの話になってしまってすみません
>優さん
>フルサイズ一眼でフルHDかつ60Pを実現しているのは
>今のところソニーのα99だけですね。
フルHDではそのようですね。
*細かくて正直な話、把握しきれません(笑)
5DMK3ですとHDなら60PですがフルHDだと30Pのようですね。
動画目的ならばNEX7でもいい様な・・・
少なくとも素性は良さそうなセンサーですね^^
smileblog
ことろで、α99のファインダーってどんな性能なんだろうか。
レビューもそうだが、早く実際に自分で見たいものだ。
404z
>ぎゃーとるさん
CFast2.0が実際の転送速度で有利と書いたのは CFと同じ大きさのCFastに比べXQDは
パッケージが小さいからです。
メディアのパッケージが小さければ搭載できるメモリチップの総量が物理的に
制限されてしまいます。メディアに載せられるチップの枚数が少なければ
高速化のためには 高速なチップが必要であり 実際の速度、容量、価格で
大きなパッケージのメディアには勝てません。
高速なチップの価格が下がれば チップを多く使うことの方がコスト的に不利な場合も
ありますが 大きなパッケージのメディアは 内部のチップを減らすことも増やすことも
状況によって自由に変更できるので結局有利です。
PCのSSDの中身は大量のメモリチップが使われていますが CFなどより はるかに
高速、大容量で その割に低価格なのはご存知の通りです。
SDは次世代で300MB/sですが そのサイズの小ささから現在 物理的に最大256GBまでしか
載せられないことが問題のメディアでもあるわけです。
高速なメディアは本来 同時に大容量化も求められます。
4000万画素以上や4K RAW動画を記録することを考えれば 高速であること、
低価格であること、そして大容量であることのバランスは とても重要で
可能な限り大きいパッケージの方が有利です。
XQD2.0の規格上は1GB/sですが あの大きさでその速度を出すのはかなり無理に思えます。
XQDの発表で唯一 気になっていたのが その大きさです。CFと同じ大きさで良いのに
なぜ小さくしたのか腑に落ちませんでした。
XQDスロットをSDスロットの様に縦に並べれば 縦グリなしのボディにも 2枚同時に
搭載できるという利点はありますが 消費電力的に1スロットすら無理だというなら
意味がないですね。
実現が難しく 届かない規格上の最大速度で有利なXQDより 実際の速度、容量、価格で
有利なCFast2.0の方が歓迎されるのではないかと思います。
それと PCの場合は SSDにキャッシュを載せていて 読み込みの高速化に非常に効果が高く
バス速度の理論値は重要ではありますが、カメラの場合は ストリーム的なデータで
しかも書き込みがほとんどですから キャッシュもバスの理論的な最大速度も重要では
ない気がしますね・・。
ace
>>ぱんたさん
あくまで読み出しが毎秒240というだけで記録は60pまでですよ。
GH2は読み出し毎秒120です。
>>404z
かなり無理がありますね。
その理屈だとCFはSDより低価格じゃないとおかしくないですか?
価格を決める要素はいろいろあるとおもいますが、やはり数が一番重要だとおもいますよ。
SDは256GBまでだから問題だとする発言もおかしくないですか?
将来的には2TBまで技術的に拡張の余地があり、
現在を見てもCFでも256GBを超えるカードが無い状態です。
モバイルメディアがssdなどの据え置き系メディアより遅いのは、電力が限られているから同時書き込みに制限があるためですよ。
使われ方の違うssdをだして大きいから有利ってのは違うとおもいますよ。
ぎゃーとる
>404zさん
>実現が難しく 届かない規格上の最大速度で有利なXQDより
高速なメディアは大容量というのは、おそらく並列化してレートを上げる設計のことを仰られているのだと思いますが、本来容量そのものと速度は関係ありません。速度(レート)に関係あるのは並列化とバス幅です。(XQDは規格的にこのバス幅がものすごく広くできる的な見方ができる。いざとなればレーンを増やした倍々ゲームまで視野に入れた規格のはずです)
CFで容量が大きな物の速度が早いのは中韓のNANDベンダーが容量の大きなチップを作っているので小容量=並列化できるほどチップを搭載できない、ためです(今はSSD向けに作ってるようなものなんで)
あと、CFの42.8mm×36.4mm×3.3mmと、XQDの38.5×29.8×3.8mmだとNANDメモリセルの幅規格から考えて搭載できる容量は変わらないと思いますよ。
タカギ
連写について
α99は最高10コマ/秒しかも460万画素、6コマで240万画素
α77は絞りに制約があるが最高12コマ/秒
自由に設定してHで8コマ240万画素で撮影可能、99はフルサイズのため無理なのか?
FA18を撮るには77が有利のようだ。
近くオスプレイが試験飛行するので追っかけてみるつもり。
タカギ
すみません 訂正!!
240万画素ではなく2430万画素でした。
麻呂マロ
動画なんかいらないので、その分安いフルサイズを早く出して欲しいですね。
カメラが欲しいのであって、ビデオカメラは要らない
smileblog
>動画なんかいらないので、その分安いフルサイズを早く出して欲しいですね。
>カメラが欲しいのであって、ビデオカメラは要らない
D600や6Dも出た事ですし、AF性能を落として、ビデオ機能の一部を省略したα88とかが出ても良さそうなものですね。ボディ剛性もα65並にして軽量化。
15万円以下ぐらいで出せば、結構売れそうです。
タカギ
>麻呂マロさん
その通り賛成ビデオは、VX2000で以前より使用。
しかし、α99は早く欲しい。
DEN
>動画なんかいらないので、その分安いフルサイズを早く出して欲しいですね。
>カメラが欲しいのであって、ビデオカメラは要らない
技術予想では将来の静止画は動画から切り出す方向に進化するとされているので各メーカーはそこに照準を合わせて開発ロードマップを進めているのではないでしょうか
既にそんな使い方ができるカメラも百万以上の業務用機では存在するようです。
CINEALTA
動画から静止画を切り出すカメラはREDのEPIC、SCARLETが存在します。 これらはデジタルシネマカメラですがスチールの撮影用途にも使用できます。
今迄はCFの撮影をするときCFとスチールの撮影は別々に行われていました。 しかし制作費が少ないなどの昨今の事情によりこれらを一度に行おうという発想が生まれました。 それらにマッチしたのがREDだったのです。
CFから静止画を切り出すので静止画では撮影できないようなモデルさんの表情も撮影できるようになりました。
REDは業務用ですがSONYがこのチャンスを逃すはずはないと思います。 α99はSDカードで出ましたが次の機種、またはその次の機種にはひょっとしたらXQDより優れたメモリーが使われるかもしれません。 ひょっとするとF65で使用しているメモリーが民生用に使用されるかもしれません。
SONYはREDと同じように動画と静止画のハイブリッドという方向を撮りました。 これで将来のデジ一眼カメラの連射という概念がガラッと変わるかもしれません。
アニマルライツ
>SONYはREDと同じように動画と静止画のハイブリッドという方向を撮りました。
>これで将来のデジ一眼カメラの連射という概念がガラッと変わるかもしれません。
良いですねえ。SONYには新しいデジカルカメラの世界を築いて欲しいものです。
期待してます。
404z
>aceさん
最新の製造プロセスで作られたSDは 重さ比率で金の数倍高いとか言われますし
もし最上位のCFの速度と容量で同等の物を作れば さらにコストがかかるでしょう。
今のCFはすでに内部にはメモリは1枚か2枚で 低価格品では50PINの端子など
余計なコストがSDに比べ不利になっているということは聞きます。
もちろん ご指摘の数の問題もあると思います。
SDの2TBというのは規格の上限のことで物理的に搭載できるかとはまた別の話です。
シュリンクや積層化が進んでいるので いずれは解決する問題だと思いますが
未だ256GBのSDは存在してないと思います。
CFについては 256GBはレキサーが発売予定ですが かなりの価格になるはずので
512GBなどは さらにその倍以上となると 現状どこまで需要があるのかという
別の問題もあるかと思います。
パッケージの大きさが有利かどうかというのは やはり大きいのは有利ですよ。
SSDの話は抜きにしても、速度 価格 容量の難易度はかなり緩和されます。
大容量のわりに低価格というならSDは市場が大きいので有利かもしれませんが
高速で大容量の両立でいうならパッケージが大きいメディア以外ないと思います。
>ぎゃーとるさん
高速なメディアは大容量 というのは データ量が増えるのだから、高速化が必要で、
データ量が増えるのだから、容量が少ないままでは意味がない、という意味です。
XQDは大容量品が出ていないですが 特にアーキテクチャ的な意味合いではないです。
XQDは1レーンでデザインされているように思いますので 個人的にレーンを増やす
ことは考えてないように思います。消費電力もさらに高くなってしまいますし。
そういえばXQDの殻割り画像はまだ見たことがないですね。
CFは内部にギリギリに詰まってるのを見た気がしますが 小型化したXQDにも
同じ枚数が入るのでしょうか。
kita
OVFには、ミラー透過部・AFミラー・カメラ下部のスペースという3つの制限があって、画面中央部にしかAF枠を配置できない。
しかし、EVFはOVFと違い、ミラーは全面透過だし、AF専用ミラーはないし、カメラ上部にAFセンサーを配置してる。
OVF並みにペンタ部を大きくすれば、AF枠をもっと端に配置できるはず。
全身ポートレートで、目にAF枠を合わせたい。
30年前と同じように、AFロックを使うのは不便でしょうがない。
ギャートル
>404zさん
CFもXQDも基本的に2チップしか搭載できないはずです。
端子部分が占める面積にもよりますが(CFはこの部分がけっこう大きい、が2チップ搭載してもまだ少し余裕がある)。
XQDはギリギリというか丁度2チップで埋まってしまうサイズですね
ぎゃーとる
>アニマルライツさん
>良いですねえ。SONYには新しいデジカルカメラの世界を築いて欲しいものです。
>期待してます。
実は今回のフォトキナでその新しい扉を開いたメーカーがあります。ブラックマジック社です。
日本のメディアではほとんど取り上げられていませんが、日本円にしてたった24万円のカメラがREDと同じように動画からRAWの静止画をとりだせるなど、欧米の関係者の注目を最も集めていたカメラだったようです。
>CINEALTAさん
XQDより優れたメディアを通り越してBMCCでは直接SSDを内蔵できるようにしてしまいました(笑)
当然あっとういう間にバッテリーが切れるそうで強化バッテリーが必須のようです
ぎゃーとる
あ、あとフラッシュメモリの実装の話ですが、チップではなくシリコンを直接基盤に実装する方法ならかなり多く実装できますよ。
素材研究から行っている日本の半導体企業の得意技だったのですが、シリコン生産の拠点がアジアに移転するにつれて使われなく(使えなく)なった技術ですね。
ぎゃーとる
連投失礼
>404zさん
私の書いたチップ2つというのは間違っていました。
基盤裏の実装ならCFもXQDも3つ入りますね。
XQDは例によって縦・横とも本当にギリギリです
(CFは端子がオーソドックスな構造なのでそのぶん縦幅があります)
サカナ
画素数と感度のバランスを考慮された事に、とても好感が持てますね。
XQDの消費電力については兼ねてから気になっていたので、α99で採用を見送った理由に今はある程度納得しています。おそらくですが、SDカードの方がより長時間の動画撮影に向いていたのでしょう。
ただもしかするとコストを抑える為であったり、XQDに最適化された回路設計などの開発に時間が掛かる為だとか、他にも理由があるかもしれません。
それか単に動画性能にベクトルを合わせつつ、より軽量化を求めた故の結果かもしれませんが。(長時間撮影におけるバッテリー肥大化を避ける為など)
XQD規格の将来性については心配していませんが(むしろサンディスクのCFast2.0規格の採用に大丈夫かと心配ですが)、α99のXQD採用が見送られた事で様々な憶測が飛び交うのもまた必然だと思います。
ただ今はそんな事より、レンズ交換式RX1(フルサイズNEXの大本命?)がとても気になりますね。ついては、多くの要望が寄せられているでしょうし、SONYも開発に着手しない手はないと思いますので、2013年の登場に是非とも期待したいです。
404z
>ぎゃーとるさん
CFは2枚の実装が多いと思いますが 大体4枚まで可能という構成が多いですね。
表にコントローラと1枚、裏に3枚です。
SDは片面のみですがコントローラと2枚がギリギリ入るようにできている規格です。
確認出来ていませんがXQDは小型のコントローラと両面2枚ずつの計4枚が
入るようにつくられた規格かもしれませんね。
zony
A99の情報だけ聞いていた時は、とてもワクワクさせられてこれしかないと思わされてしまいましたが、EOS6DやD600の存在に気付くと、A99は、一気に存在感の無い誰のために作ったカメラなんだろうと思う様な中途半端な、開発者の満足だけのいいカメラとなってしまった感じです。C/N大御所はそれを完璧に見抜いていた感が有り、A99発売前に余裕でSONYをかわしきったと感じていると思います。そこで、SONYはまたまた、こんなことも有ろうかと、とてつもない、すごいことを考えているのでした。それは、もうしばらくのお楽しみ・・・と期待してます。
ペンタトニック
みなさんがしきりに6DやD600と比較されててふと思うのですが、
連写性能だったり、AFだったり、シャッター耐性だったり、動画性能、画質(はまだちょっとハッキリしないものの)考えていくと価格差は妥当じゃないでしょうか。細かい手の届かないところで差が随分とあると思いますよ。
改めてみるとD600とα99(現時点で出回ってるサンプル)の現地点でも画質の差はないですし(製品版でより詰めてくれると願ってますが)
動画性能にはハッキリ差がありますので。
それにしてもRX1と悩みます。。。
amiα65
α65の2430万画素機使用してて画素数の厚さの表現したら、1650万画素に戻れません。使用して画素数の厚い
薄いは撮る時の表現によります。その意味でα99の余裕あるフルサイズの綺麗な2430万画素活かしきれた写真と動画に期待いたします。其処に30万円の真価が試されると思います。