dpreviewの比較ツールに、ニコンD600のJPEG&RAWのデータが追加されています。
・Studio scene comparison (JPEG) (JPEGの比較)
・Studio scene comparison (Raw) (RAWの比較)
- サンプルは、我々の標準のスタジオセットを、三脚を使って正確に位置合わせをして撮影している。照明は演色評価数98のデイライトで、室温はおおよそ22度だ。
- RAWの現像はAdobe Camera Rawで行なっている。
サンプルを見る限りでは、D600は低感度はディテールが豊富で高感度も良好のようです。JPEGでは超高感度域で若干ノイズが目立ちますが、RAWで見ると、むしろノイズは一番少ないように見えます。D600が実写サンプルでたまに高感度ノイズが目立つことがあるのは、JPEGの絵作りのためなのかもしれませんね。
daipa
高感度も良いですね。私は6400でも使えてしまいます。まだ、試していませんが、週末にじっくり検証したいと思います。
さらに、ダイナミックレンジもかなり良いと思いました。
さいさい
Nikkor 24-85mm F3.5-4.5を使って撮ったようですけど、使うレンズ間違ってるような気がするんですが、、、、、そう思うのは私だけですかね?
smileblog
5DIIIのそれを見た時には非常に驚きましたが、D600の高感度域でのノイズの少なさは疑いなくそれを超えてますね。Canonの1DX並かもしれません。24MPという画素数を考えると恐ろしい性能ですね。
PPG
RAWしかみていませんが、色ノイズがD800や5D3に比べてかなり減少していますね。レンズは85mm/1.8Gと記載されていますが。
yaku
dpreviewの記事、拝見しました。
Canonの5D MarkIIIは高感度に強いと評判ですが、この記事を見ると、RawではNikonと同等程度のノイズがあるように感じます。また、シャープネスはOFFになっていないようで、Canonの方がRawでもJpegでもシャープネスを強くしているように見えます。
結局、高感度のノイズに関しては、RawではNikonもCanonも大差なく優秀だということでしょうか?
また、管理人様が仰るように、JpegではNikonとCanonの絵作りの考え方の違いによって、ノイズの乗り方が違うということなのかもしれません。
GANREFの記事
(http://ganref.jp/m/pec-sugiura/reviews_and_diaries/review/3318)
を見ると、EOS1-DXでさえ、ノイズリダクションOFF、シャープネスOFFでは、結構ノイズが乗るようですから、Canonは後処理でノイズリダクションを巧みに利用して、ノイズの少ない絵を積極的に作っていると言えるのかも知れません。
NikonはノイズリダクションやシャープネスをCanonほどには強くしていないように感じますが、これはユーザーによる後処理の自由度をより大きく確保するということなのかもしれませんね。
いずれにせよ、NikonもCanonも高感度性能は、ほぼ同等なのだろうと思いました。
yaku
追記させていただきます。
Canon 5D MarkIII は、低感度(ISO 100)でも、シャープネスをかけているようで、特にJpegでは顕著に感じられます。線が太くなっているのが気になりました。低感度はNikonの方が自然に見えます。あくまで私の主観ですが。
やはり、デジカメWatchの記事
(http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/date_digital/20120803_550610.html)
で、伊達淳一氏が指摘していたような傾向があるのかもしれません。
失礼致しました。
HM
このdpreviewを見て、いつも思うことなんですが、RAWの場合、D600、D800、5Dmk3、1Dmk4などより、フジのX-PRO1の方がかなりノイズが少ないように見えます。どうしてでしょう?
D4いいね
デフォルトの比較対象が5Dmark3というのはdpreview.comも狙ってるのかな。
Rawでの比較だと、ISO12800~ISO25600の範囲でもD600の方が5Dmark3より明らかにいいですね。
常用外の感度であるD600の方が常用感度内のはず5Dmark3よりいいというのは、「常用ISO」に対するメーカーの考え方の差でしょうか。
nennneke
私も多くの方々と同様に、5DmarkⅢよりも若干ノイズレスに見えます。
JPEGでのノイズコントロールはキヤノンの方が上手に見えますが、線が太く見えるのはちょっと好みに合いません。なので私はRAWでしか利用しないでしょう。
いずれにしてもLRなどでノイズ処理をうまくこなせばISO12800でも十分実用出来そうに思います。私の用途ではこれは有り難い。もうどの機種選んでも高感度画質はオッケーでは(笑)
>HMさん
私もそう思います。これはこれで驚異的なことですね。
ただX-PRO1は細かく塗りつぶしているように見えて、私にはノイズの粒状感がある方がむしろ自然に感じます。
通りすがり
>>HMさん
元々フジ自身がX-Trans CMOSセンサーについて、フルサイズセンサーに匹敵する低ノイズだと主張していましたから、そういうことなのではないかと思います。
沼さん
ISO6400で比較すると、
JPEGでは5Dmark3>D600>D800=α99のようですね。
RAWではD600>5Dmark3=D800>α99のように見えます。
5Dmark3はJPEGとRAWであまり差がなく、JPEGでの色再現が良ければ、JPEG撮りで使えそうですね。さすがです。
D600も予想通り、素晴しいですね。
D800も3600万画素としては健闘してると思います。
D600と同等センサーと思われるα99が予想外に悪いのに驚きました。
α99の画像処理ソフトがイマイチなんですかね。
D600にD800のAFを積んでくれたら、馬鹿売れしそうですね。
JPEG派には5Dmark3が売れそうですね。
両眼使い
今日はD600とD800Eを連れて動物園に行ってきた。
D600撮りまだ幻像はしていませんが、この欄を見る限り画質は優れているようです。
今日一日の使用感、
やはりD800クラスと比較ではカメラ機能が足りないのは致し方ないのかな。
他(D300、D700)も使ってきた者が使うには慣れる必要があると感じる。
値段?、比較から結構手間取ることもあり、もう少し差があっても良いのでは、
現状価格差でしたら(無駄使いしないように)D800を購入を進めたい。
(でも価格差は広がると予想します)
デジタルカメラはISO感度、ノイズ、画質も重要でしょう。
このあたりはいつもスペック談議合戦に見えてなりません。
実際投稿者がどのくらい実際に使っているのか疑問も感じる。
カメラですから、使い勝手も優れていることも重要です。
nennneke
私も多くの方々と同様に、5DmarkⅢよりも若干ノイズレスに見えます。
JPEGでのノイズコントロールはキヤノンの方が上手に見えますが、線が太く見えるのはちょっと好みに合いません。なので私はRAWでしか利用しないでしょう。
いずれにしてもLRなどでノイズ処理をうまくこなせばISO12800でも十分実用出来そうに思います。私の用途ではこれは有り難い。もうどの機種選んでも高感度画質はオッケーでは(笑)
>HMさん
私もそう思います。これはこれで驚異的なことですね。
ただX-PRO1は細かく塗りつぶしているように見えて、私にはノイズの粒状感がある方がむしろ自然に感じます。
となりのとらお
RAWでの高感度画質で、5D3との差はほとんど見受けられませんね。素晴らしいと思います。
yakuさんが紹介されているGANREFの記事を見ても、1DXでさえ5D3と比して大きな差はないようにも感じられるので、35mmフルサイズの高感度性能はこのあたりで打ち止めなのかも知れません。
これ以上の高感度性能の実現は、センサーサイズを大きくするしかないような気がします。
>HMさん
X-PRO1付属のRAW現像ソフト(X-PRO1専用のSilkypix)はカラーノイズリダクションが別に効いている様で、これで現像すると高感度ノイズが上手に処理されるようです。
他方、Lightroomで現像するとノイズは増えて、それで見ると、X-Pro1のセンサーはフルサイズレベルとは言えず、APS-Cの比較的高性能なセンサーレベルという感じみたいです。
詳しくは、「X-Pro1 センサー性能テスト(Lightroom現像)」で検索してみてください。
>沼さん
α99ではなく、α77でしょうか?
D600
これはすごいですね。こんなに画質のいい、そして基本的な機能をしっかり押さえたカメラが20万以下で買えるなんていい時代になったものです。でもニコンさん、D800の時みたいに供給不足にならないようにね!
沼さん
>となりのとらおさん
失礼しました。
α99でなくα77でした。
APS-Cのα77なら、D600,D800、5Dmark3より悪くて当然で、
むしろ健闘してるといえますね。さすがSONYです。
通りすがり
>>となりのとらおさん
dpreviewの比較ツールのX-Pro1 RawもLightroom現像です。
bk
X-Pro1は確かにノイズが少ないのですが、こういう部分を見るとRAWといっても独自配列の画素データを一般的なパターンに変換するとき、加工しているのではないかと感じます。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3464405.jpg
となりのとらお
>>通りすがりさん
その通りですね。Adobe Camera Raw(Lightroom)での現像でした。
お恥ずかしい。。。
http://www.dpreview.com/reviews/fujifilm-x-pro1/25
上記のリンク先では何やら注釈がついていますが、bkさんがおっしゃるように、一般的なベイヤー配列のセンサーとは異なる処理をしているということなのでしょうか。
いずれにしても(等倍では若干塗りつぶし感があるものの)APS-C機としては優秀ですよね。
X-E1はAFも進化しているようなので、実はとても気になっています。
フジノンレンズも使ってみたいですし、諸々の余裕さえあれば。。。
HM
>>通りすがりさん
その処理は他のニコン、キヤノンも同じ用にしています。
それで、このような差がつくのはやはりセンサーの違いとしか思えませんがー
特級厨師
JPEG高感度ノイズ比較での比較ポイントは、
・平面でのNR効果と、
・ディテールの残り方 の2点です。
平面でのNR効果は、画面上部のグレーチャートにおけるノイズの程度で確認出来ます。
ディテールの残り方は、画面右部の女性の瞳の反射や画面下部のボトルのラベルで確認出来ます。
ノイズは均一な平面上に現れます。
そのためノイズリダクションの巧拙は平面上のノイズを消しつつ、いかにディテール部分はそのままで残すか、というところにあります。
その2点で見ると、D600の6400は5DMarkⅢの25600に相当します。さらにD600と5DMarkⅢを6400同士で見るとディテールは同程度ですがノイズ量に顕著な違いが出ています。この違いが常用感度上限の違いとなります。
これは5DMarkⅢの画像処理エンジンが、ディテール部分と平面ノイズとを明確に判断した上でノイズリダクションをかけているためです。
ただ、D600も十分なのではないでしょうか?フルサイズはどれも立派だと思いますよ。RX1が素晴らしかったので、今度はα99が相当期待出来そうですね。
とっくり
>>bkさん、となりのとらおさん
話題がズレつつあって恐縮ですが・・・
加工している、というより、ベイヤーでは基本的に直近のRGGBの画素から補完して1画素を作るのに対し、X-Pro1は6×6のより広い範囲から補完して1画素を生成しているので、デモザイクの段階で自然にノイズリダクションに近い処理が行われてしまうということなのだと思います。
実際、bkさんがお示しになられた部分の近辺の毛玉の部分で典型的なのですが、低感度においても同系統の色の細かな濃淡の描写に弱みがあるようです。Imaging ResourceにおけるStill-lifeのサンプルの左上の布地の描写にも、同様の傾向がみてとれます。
このあたりは、ノイズやモアレによる偽色の抑制とのトレードオフということなのでしょう。
toro
Dxoの結果について不満を感じていましたが、今回この
RAWでの比較を見てしまって、納得したような気持ちの自分がおります。
どうもキヤノンがセンサ性能で進歩してないというよりも、D800やD600の他社センサの開発陣営がそれ以上に努力したというか。
ここのRAW比較で、キヤノンセンサも5D2と比べると5D3のがノイズも少ないし、進歩はみられますし。
キヤノン陣営がサボったとは思いたくないですが、若干他社にやられた感があり、気分的にもモヤモヤしてしまいます。
(キヤノンのセンサといえば、最強だったイメージあるので)
時間はかかったとしても、巻き返しは必ずあると思いますし、応援してます。
もも
皆さんが仰るように高感度は明らかにD600>5Dmark3ですね。
削られている機能は一般的な使用ではほとんど問題ない部分と感じるので、
割り切って使えば、十分、高感度番長機として活躍してくれそうです。
ニコンには更なる真の高感度番長高速連写機(D700s)を期待していますが、
それは来年後半でしょうか。。
smileblog
>写楽崔さん
D4、D800、D600の売れ行きが落ち着いた来年の今位に、FF16MPを搭載したD710(型番は適当)とかが出るんじゃないですか?
Nikonも現D700ユーザーの要望はよくわかっているでしょうし、今のラインナップにD4の弟分的なFFが加われば、かなり強いラインナップになりそうですし。
Grr
低感度でもボトルの黒い部分等を見るとD600が5D3より圧倒的にキレイですね。悔しいですがD800すら超えてる印象です。現行フルサイズで一番諧調が滑らかなんじゃないでしょうか。高感度も素晴らしい結果ですね。RAWレベルで綺麗なのでα99も期待出来そうです。APS-Cに続いて、フルサイズにおいてもソニー製センサーが覇権を握りそうですね。
にゃむ
D800を先行した理由が、今ならわかる気がします
何気にパナLX7も追加されてますね
となりのとらお
>>とっくりさん
X-Transセンサーの解説、ありがとうございました。
「低感度においても同系統の色の細かな濃淡の描写に弱みがある」
「ノイズやモアレによる偽色の抑制とのトレードオフ」
腑に落ちた気がします。
RAWでの高感度性能について、APS-Cのα77は明らかに劣りますし、画素ピッチの狭いD800も多少劣るかとは思いますが、D600と5D3に関しては、私には「圧倒的」な差や「明らか」な差は感じられないです。
感じ方は人それぞれとは思いますが、いずれもとても優秀かと。
恐らく、6Dも似たような感じになるものと予想しています。
高感度性能については、S社製もC社製もほぼ同等なんじゃないでしょうか。
むしろ、35mmフルサイズセンサー自体の高感度性能については、既に伸び代はあまりないのでは、とさえ思えてきます。
そういう意味では、C社の「ダイナミックレンジ重視」との噂の新型センサーには期待しています。
ロコール
D600の方は、ノイズリダクションでカラーノイズ除去した感じのトーンですね。ノイズの粒子はそんなに変わらないのかも。
ひろりん
「○○の方がノイズレス」「○○の方がシャープ」という発言が相次いでいますが、例えば「どの辺を見てそう思ったか」とか、特級厨師さんのように基準をどこにおくかを
はっきりさせたら良いんじゃないですかね。
自分は、
・正面のターゲットやや右下、トランプとその影のあたり
・正面やや左、肖像画の顔のあたり
・右上、カラーチャートの女性の顔あたり
ここをD600、D800、D4、5D3で比較して、ノイズの出方・消し方ではJPEGでもRAWでも基本的に D4>D600=5D3>D800 という印象を受けました。
ただ、細かい事をいろいろ書こうと思いましたが、どのカメラもそれなりに得意不得意が・・・ディティールによって、あるいは色によって・・・あるし、特にD600と5D3は明確な差異を見つけるのは簡単ではないと感じます。
そもそも・・・でいえば、ISO25600のRAWを見るとどれも似たり寄ったりになっていますからこの4つの中で「抜きんでて良い」ものはない。RAWの低感度部分の差はRAWレベルのNRの立ち上がり方の差でしかない・・・という印象です。
そんな事よりも、D600のRAWとJPEGで色の違いが凄いんですけど、これはテスト例が何か設定をミスってると判断していいのでしょうか?
通りすがり
>>とっくりさん
現在のLightroomとAdobe Camera RAWのX-Trans CMOSデモザイクアルゴリズムには非常に大きな問題があって、色の濃い部分の色ずれ・色にじみが発生します。
あと、ImagineResourceの布地の描写ですが、Rawからのトーンマッピングの問題なので、ハイライトトーンや現像パラメータの変更で質感の再現が出来ますよ。
マウンテンニッコール
低感度域でのRAWは、D800・D800Eとの比較ですと、解像感はさすがにD800系のほうが良いですね。
コントラストの強い細かい線や文字などでは違いが出ています。
その一方、D600は階調表現、特に暗部のトーンが素晴らしい。
シャドウのトーンはD800系のように急激に潰れる感じではなく、なだらかでしかも色転びも少ない。また、ハイライトもヌケが良いのに白飛びが少ない。
画素ピッチの近い5DMark3と比べても、階調表現に関してはD600の方が好ましいと思います。
非常に素直で、使いやすいRAWデータではないでしょうか。
シャドウの階調が良ければ、白飛びを防ぐ為にアンダー気味の露出で撮って、現像時に持ち上げても破綻が少ないからです。
そういう意味で、D600は風景写真にも向いているのかもしれません。
また高感度域でも比較的ノイズが少なく、階調表現も良く鮮鋭度が失われていない。これもかなり高ポイントですね。
CNS
Nikon、Canonどちらが良いと思うにせよ圧倒的とか明らかにとかゆう差は無いですね。APS-Cとフルサイズの差はもちろん有りますが。
絵作りやノイズ処理でメーカー間で考え方や手法が違うので、
他メーカー機種との比較よりも、同メーカー機種との比較の方が意味が有るように思います。
PPG
このテストでのD800の解像度に関してはF11で若干回析現象が出ていると思われるので、信頼性が低いというのが定説だったのではないかと記憶していますが。またD800のノイズは同サイズで比較した場合は当然減少するので、この絵でぱっと目てD800がD600よりノイジーという結論にはなりません。DxOのデータでは両者ほぼ互角という感じだったと思うので、同サイズにした場合にはそんな感じに見えるのではないかと想像します。D600と5D3はほぼ同サイズなので、この絵だけでもD600の方がノイズレスという結論は可能と思いますし、それはDxOに照らしても矛盾のない結論と思います。DPREVIEWにはダイナミックレンジのテストもやってもらいたいですね。
X-Pro1のRAWについて話題になっているようですが、SILKYPIX, RPPを使えば色調の好みはあるにせよ、いわゆるWATER COLER現象は出ませんし、にじみもなくディティールもつぶさずに現像できます。この比較はすべてADOBE ACRのはずです。