・Nikon D600 sets high bar for sensor image quality
|
D600 | D700 | D800 | D800E | D3X | D4 |
---|---|---|---|---|---|---|
Overall Score (RAWによる センサーの総合点) |
94 | 80 | 95 | 96 | 88 | 89 |
Color Depth (色の再現域と分離) |
25.1 | 23.5 | 25.3 | 25.6 | 24.7 | 24.7 |
Dynamic Range (ダイナミックレンジ) |
14.2 | 12.2 | 14.4 | 14.3 | 13.7 | 13.1 |
Low-Light ISO (DxOの基準で許容できる 最高のISO感度) | 2980 | 2303 | 2853 | 2979 | 1992 | 2965 |
- 総合スコアの94は、全てのカメラで3番目のスコアで、D800とD800Eの下に位置している。D800/D800Eと同じように、D600は色再現・ダイナミックレンジ・高感度の全ての項目で素晴らしい成績だ。
早くもD600のDxOMarkのスコアが発表されましたが、D800/D800Eと同程度の非常に優秀なスコアとなっています。実写サンプルでは少しノイズが目立つという意見もあるようですが、高感度の2980は現行のニコンの一眼レフの中ではトップのスコアなので、センサー自体の高感度性能は良好のようですね。
jirocyo
スコアだけ見るとD600優秀すぎるぞw
今年は物欲が止まらないw
そに
思ってた以上にハイスコア(^^;
α99がどうなるかだなぁ……
負けないぐらいでいて欲しいけど
youtube小僧
このスコアだと、センサーはやっぱりsony製?
Grr
D800/Eと同じ傾向ですね。DxOはノイズを無理に塗り潰さないディテール重視のセンサーが高評価されるようですね。
余談ですが、例のZeissのDistagon T* 1,4/55は、3000万画素オーバーの機種向けの同社ハイエンドシリーズの第一弾になるそうです。
http://blogs.zeiss.com/photo/en/?p=2860
とと
数字で全てがきまるわけではないが、高性能すぎるぞ。
D800が・・・
nyo
やはり、RAWでのセンサー実力は高性能でしたか。
jpgでは、D800よりシャープな味付けであり、高感度ではノイズが多いように見れていましたが。
ソフト的なものだと理解できて安心。
センサーの高感度性能はD800と互角かそれ以上ですね。
楽しみです。
KO
ニコンのカメラの高感度1位はD3SのISO 3253ですね
旧世代ですが1200万画素ですのでやはり凄いです
るんるん
このスコア、このタイミング。
DxOMarkはニコンと何か繋がりがあるのだろうか。
自分としてはこの数字を鵜呑みにすることはできない。
しかし、D600が優秀な機種であることに変わりはないだろう。
そして、JPEGでばかり撮影する自分には関係のない話だろう。
管理人
>KOさん
>高感度1位はD3SのISO 3253ですね
おっしゃる通りですね。若干テキストを直しました。
d2
まあ、最近のセンサーなので順当なところでしょうか。このへんで今更ニコンが失敗するとは思いにくい。最近は素子サイズ、メーカー(SONYとその他)で大体予想範囲内ですよね。
リサイズして評価してるなら、ノイズの粒子が小さい高画素に有利なので(α900とかも結構ノイズが出るのにスコアはそこそこ優秀ですよね)、ピッチの差は埋まるかな?
そに
>KOさん
12MPでも0.1段くらいしか差が出ないなら、36MPでいい気がしますね(´・ω・`)
容量や連射との兼ね合いだけが問題で、高感度はあまり画素数に影響されない気がするこの頃
ニャンちゅう
結局、高感度耐性はデータ容量と画素数のトレードオフなんですね。
と言う事は風景、連射、暗所撮影をバランスよくこなすにはD600あたりが
ベターバランスかも知れませんね。
暗所撮影でデータ容量を小さくしたければ撮影した後でリサイズすれば
ノイズを目立たなくできますからね。めんどくさいけど。
Wanderer
既にグラフの方も出てるんですね。まだ発売前なのにびっくりです(^_^;
で、ちょっと不思議に思ったのですが、 D800よりも画素ピッチが広いはずなのにISO25600の時に急勾配でがっくりと数値が下がっていますね。これは技術的に何を意味するんでしょうか?全くの素人でよく分からないのですが、Canonのフルサイズみたいに高感度への拡張を期待していたのに、それをしなかった理由がこの辺りにあるのかなぁ・・・と思いました。
むー
DxOMarkが高画素有利なのは既知ですよね。とはいっても、この数字はソニーのセンサーの優秀さを表していると思います。センサーチップ内でADコンバーターが一括変換するというのは特許にもなっていたような気がするので、他のメーカーが追いつくのは簡単ではないかもしれません(ただ、強制的に2回ノイズリダクションをかけるという点は良し悪しかも)。
個人的には、実際のサンプルのノイズを見るとEXPEEDのもう一段の処理能力向上を望みたいです。
sigsegv
同じ世代のセンサーで画素ピッチの異なるD800系とD600がほぼ同じスコアになるというのは
DxO Mark の理論(ピクセル数補正係数)がいかに正確かを物語っているわけですね。
次はTLMの分だけスコアの落ちるα99…。
cc
うーん、D4が負けですか。D800なんかも他のテストでは他機種あるいは他メーカーと比してDxOとは異なる結果が複数でてるみたいなのでどうなんだろうと思わないでもないです。
しかしこのテストがセンサーだけのテストなら他においてのテスト結果と違い、それだけD600やD800がセンサー技術で優れていて抜きん出ている、というのもありでしょう。しかし将来性等というところを抜きにすれば、DxOの評価が最終的に吐き出される画像の優劣には直結していないことは一考の余地がありそうですね。
ASA
うぬぬ、この恐るべき「レタッチ耐性」のフルサイズ機を使うにあたり、jpgで済ますなどカメラというか被写体に失礼。
やはりニコン機にもM-RAWとL-RAWが欲しいのう……
24MPを一枚現像するのにかかる時間は、私のPCでは20秒。36MPは30秒。そんなのでRAW1000枚とか写した日には、もう目も当てられません。
HUQ
十二分な高画素になってくると、一粒一粒のノイズの大きさより、高感度時の画面全体の色かぶりのほうが問題になってくると思いますが、DxO Markでは現状そっちのほうはスコアに勘案されていないようで残念です。
もっともフルサイズなら ISO3200 ぐらいまで、APS-C なら ISO1600 ぐらいまでは色かぶりが問題になることは少ないので、確かにDxO Mark の高ISOスコアは納得性がある、と言えるかと思います。
でも高画素が一般的になってきた今後は、高ISO時に「縮小により粒状ノイズが一定以下のレベルになる画像解像度」や、「その画像解像度時の色バランスのくずれ」もスコアに加味してほしいな~、とも思います。
ずん
るんるんさん
>このスコア、このタイミング。
>DxOMarkはニコンと何か繋がりがあるのだろうか。
スコア云々は別にして、
ニコンとDxOは協力関係にあるはずですよ。
http://www.dxo.com/us/image_quality/customers2
テスト機材を優先的に回して貰えたりとかの便宜はありそうですね、
特にD800/600はニコンにとっても自信作でしょうから早く評価=広報が欲しいでしょうし。
きものま
絞り込んで撮影したい人は800より600ですかね。
ペン太
>るんるんさん
PCでもベンチマークを重視したチューニングをした製品もありますし、繋がりなんてなくても、ベンチマークの傾向を捉えて高得点が出るチューニングをしててもおかしくないと思いますよ。
ニコンがそれに該当するかは定かじゃありませんが…
私は、ベンチマークは参考程度に考えて、実写サンプル等で判断してます。
Tommi
毎度物議を醸すデータですが、素直に信用すればD600は今時のNikonらしいかなり良い線なのですね。
それより、36MPもあるD800系の凄さが目立つ訳で…
ただ、それだけの画素数の必要性が無く、PC負担等も考えれば、やはり24MPのD600にも魅力はありますね~。悩みどころねすね。
たま
画素数補正前のスコアでは、各項目ともD4→D600→D800の順となっており、
センサーピッチに一致したごく順当な結果といえるのではないでしょうか。
発売が楽しみですね。
じゃく
るんるんさんと同じく、DxOMarkはニコンの新機種の検証が他のメーカーより早く行われるような気がします。
新開発センサーのE-M5やkiss x6iなどの割と注目機種が未発表なのに・・・
YouPhoto
Wandererさん、日本は9月27日発売予定ですが、海外では既に発売されている所もあるようです。
http://www.bhphotovideo.com/c/product/892427-REG/Nikon_D600_Digital_Camera_Body.html
フライマン
昨日、実際に銀座ニコンでD600を触ってきまして、高感度についてみてきました。
いつも使っている設定でノイズリダクションを有(標準)で撮りました。
等倍だと1600からざらつきがあり、3200でノイズが出てきますが、6400にしてもそんなに増える感じでは無かったというのが個人的な感想です。
私自身、ブログやWebに縮小して乗せるのが多いので、そうするとほぼ6400でもノイズがわからない。w これはうれしかったです。
ブログに写真とFlickrについても載せてみました。ご参考まで。
http://102photo.com/archives/813
るんるん
>ずんさん
確かにそれを見る限りニコンとDxOは
協力関係にありそうですね。
不正とまでは言いませんが
DxOMarkのスコア測定は
あまりにもニコンが有利過ぎるんじゃないかと思います。
>ペン太さん
そうですね。
ベンチマークは参考程度、実写サンプル等で判断。
それが一番の得策でしょう。
DxOMarkのスコアが高ければ高いほど画質が良い、
というのは違和感を覚えます。
>じゃくさん
やはりそう思われますか。私も同じ意見です。
E-M5、kiss x6iの検証もしてほしいものですね。
hi-low
DxO Markのセンサーベンチマークは算出方法が公開されていますから、それを理解して参考にするだけです。
また、CMOSセンサーのノイズリダクションについて誤解があるようですね。
CMOSセンサーでは、各画素にあるセルアンプの特性ばらつきをキャンセルするために、A/D変換前のノイズキャンセル回路は必須です。フォトダイオードにそれらの回路とA/Dコンバーターまで含めて、初めてイメージセンサーになります。CCDセンサーも、ゲインアンプやA/Dコンバーターを含めてイメージセンサーとして性能評価していたはずです。
「ノイズキャンセル回路があるから、CMOSセンサーの出力はピュアではない」という議論はありだと思いますが…。
ロコール
なんでISO25600で急激に落ちるんだろう?
nennneke
注目度の高い機種(メーカー)のDxOスコアが出る度にその信憑性についてコメントされますが、基本的には参考にしたい方がすればよい一つの“指標”ということでいいのではないでしょうか。
個人はもちろん、メーカーや機種毎においても理想または前提とされる“高画質”の要件は常に一定ではないでしょうから。まして製品版以前のカメラ内JPEG画像を参考にはし辛いですね。
結局、自分で確かめてみるか信用出来るサンプル画像を探し当てて判断するしかない、ということでしょうかね。
oto
実際に出てくる絵で判断するとDxOMarkのテストスコアには?と感じてしまう。なんといっても写真は出てくる画像での判断が一番ですから。
DNA
毎回、極端な数値が出るたび、賛否両論が凄いですね。
ニコンフレークの僕も、数値は参考程度に抑えます。
前にも書いたかと思いますが、某雑誌の小山さんのチャートもそう。あちらは、毎回キヤノンが高い数値ですよね(ま、あれはカメラボディとして)あれも、ちゃんと参考にはしますよ。
有る意味では、平面張り紙で、レンズの解像を云々、または、(どなたか言ってましたが)シャシダイナモ上で、燃費云々と、言ってるようなもので、気にしなければ良いだけのこと。
僕的には、大健闘のD600でも、予想以下だった事。
すべては、実写かレビューで判断します。
有名なプロカメラマンや評論家みたいに「見栄」も無い分、自分の感性にフィットすれば、良いと思いますので。。。
Cungoo
数値は縮小された物を評価であるし、チャートの方を比較でみるぐらいでしょうね。
ニコンが、すぐに評価を出せるように回している、という部分は昨年冬季にはプロトタイプが出来ている事から納得できますね。
逆に1DXの評価が、まだまだ出てこない為に余計に印象付ける早さに思います。一般人には関係のない機種という事で、評価機が渡らない事は有るのかも知れません。
旧機との差異を比較するには一定の指標だと思うのですが。
ロコール
こういったテスト、AdobeとかSilkyみたいな現像ソフト屋もやれば面白そうですね。
ぱんた
仕事が早いですね。
OM-Dは半年経ってますが発売前の品のテストより
優先すべき機種があるんじゃないのかなと感じます。
D600は高性能だということはわかりました。
α99よりも高感度が強そうにみえるので
α99のスコアも気になるところです。
M106
D600のノイズが多いとか少ないとかいろいろ言われていますが・・・
現状各メーカーとも、高感度では低ノイズと解像感はトレードオフの関係にあるらしいですから、D600も高感度で粒状ノイズが目立ってくる代わりに、おそらくですけども解像感は高くなっているのではないでしょうか。
今回のDxOのスコアが示しているのは、センサーからの信号の質が非常に良いということですので、D600はそれを生かす以上、低ノイズ・解像感のトータルでスコア相応の高いレベルにあるということは言えると思います。
Qべぇ
ソニー製センサーは「あっさり味」で、それが高得点の秘訣かもしれません。
ラーメン屋と同じで、あっさり、こってり、しょうゆ、とんこつなど、いろんな要素や好みがあるので、数値=画質と単純に言えるものではないかもしれません。しかしサンプルを見る限りはDレンジと高感度は数値が示す通りの優れたものだと実感できます。
D600
なんかニコン機の評価が高すぎるんじゃないかという意見もありますが、ただ単にソニーセンサーが素晴らしいだけじゃないですかね。ダイナミックレンジの広さやノイズの少なさは素人の僕でもわかります。ISO感度を最高6400に抑えたのはニコンの真面目さでしょうね。サンプル見る限りでは、ISO12800くらいまでいけそうですが…
ビリヤニ
ここ最近ニコンは製品発表前から機材貸し出しを行っている印象です。
それもβ機ではなく製品版で、DxOに限らず様々なメデイアで実写レビューが載るのが早いですよね。
発表で興味を
持ったユーザーが直ぐに沢山のレビューを見る事が出来るのは、マーケティングが上手いと思います。
今月中に発売のEOS Mなど、未だに撮影レビューが全然有りません。
撮影データがメーカーサンプルだけでは、話題を引っ張れないし購入検討の材料が少なすぎます。
CAFE IL MORINO
D600恐るべしです。個人的にセンサーはSONY、画像処理エンジンはCANONが優れているのかなと思ってます。しかし、DXOと言えば待てど暮らせどCANON1DXのスコアは出て来ませんね。
あ
DxOのベンチマークはメーカー間の比較は信じがたいですが、
同メーカーの比較ならほぼ体感通りの数値になっていると感じています。
と、するとD600スゴすぎ・・・
パスするつもりでしたが価格が落ち着く冬辺りに買ってしまいそう。
名無しさん
勘違いでしたら申し訳ないですが
OM-D E-M5は確かテスト予定そのものがないという発表だったような
これについてはとても不思議なのですがAPSCに匹敵しそうな機種なだけに
m4/3の再評価としても発売直後にでも検証して欲しかったですね
dandoh
D800のサブとしてD600予約してたけどキャンセルして良かった
そんなに性能変わらないじゃん
高感度でぶっちぎると思って予約してたのに
予想通り似たようなとこだったな
Grr
>ニコンとDxOは協力関係にあるはずですよ。
>http://www.dxo.com/us/image_quality/customers2
それを見た限りではニコンとは所謂「協力関係」ではなく、あくまでcustomer=顧客であって、数ある取引先の一社に過ぎないみたいですね。他にもペンタックス、オリンパス、パナソニック等、キヤノンとソニー以外の主要カメラメーカーがニコンと同列に名を連ねており、むしろニコンだけが贔屓されてない事を証明していますね。ニコンユーザーとしてはあらぬ疑いが払拭されたようでホッとしました。ありがとうございます。
>テスト機材を優先的に回して貰えたりとかの便宜はありそうですね、
DxOでテストされた機種の中で、唯一テスト機材の可能性があるのはキヤノンのEOS 550D(Kiss X4)のプリプロダクションモデルだけみたいですね。どういった経緯で入手出来たのか気になります。
Wanderer
YouPhoto様
情報ありがとうございました。一足先に手にする事が出来る海外のニコンユーザーの方々がちょっと羨ましいですね。
酔っパライ
スペック的にはD600はD700後継では?っていう感じです。
ニコンの高感度ISOの見た目のノイズの少なさはD4がトップ
だと思いますが、このLow-Light ISOはそうはなっていませんで、
DXOの測定データは否定しませんが、
その写真の見た目と一致するような新たな測定項目を
設けないと、DXOの結果は他メーカーカメラ愛好者には
信頼されなくなるかもしれません。
ところで1DXはいったいいつ出るのでしょう?
特級厨師
センサー、スコアに合わせてチューニングし過ぎているのか、公式サンプルの写りは?な感じもしますが…。
具体的には風景もポートレートも全体的にモヤっとして解像し切れず(特にフクロウ)、風景では低感度でも空にノイズが見られるのが。
ベンチマークに関しては、車やバソコンでも数値が流行った時期があるので、デジカメも今はその時期なのでしょう。
そして今はベンチマークよりも、フルサイズの一層の低価格・小型化に人々の最大の関心が移る時期に来ているように思います。
ベンチマークでの競争は、もうその時期が終わった?ような気がしています。
Grr
フクロウの作例は200-400mm F4のテレ端に2倍テレコンの換算800mmなので、そんなもんなんじゃないでしょうか。ポートレートは私にはちっともモヤモヤしてるように見えませんが、風景は回折ボケしてますね。全域にピントを合わせる為であって表現上の理由で絞ってるので、これはこれで正解かなと思います。
ていうか、そこまで言うほどD600悪いかな〜?確かに最高ではありませんが、値段考えなくても画質面でかなりクオリティ高いと思いますけどね(まあスコアの高さがさも最高だと言わんばかりに太鼓判押しちゃってる感もありますが・・・)。
一部の人に大不評なDxOで好評価されてるが故に、とばっちり受けてるんでしょうかね。一連のコメントを見るにDxOで高スコアを獲得する事でカメラそのものが受けるデメリットも少なくないような気がします。そうだとしたら、ちょっと悲しい感じですね。
PPG
ことセンサーに関してはソニーに比べてキヤノンやパナソニックが後手に回っているのは否めない事実と思っています。キヤノンユーザーでそれを歯がゆく思っているのは自分だけではないはずです。M43もOMDでソニーに乗り換えてしまいましたし、最近は正直キヤノンだけがぽつりと取り残されている気分になってしまいました。こういう技術革新はいたちごっこですので、数年内に必ずキヤノンの逆襲が始まるとは思っていますが。
DxOに関しては、D800が発表されたときにそれが高密度かつ高感度という衝撃的な二律背反を成し遂げてしまったために、客観的指標として最も信頼されてきたDxOの測定方法そのものに疑問符がついたのも自然な成り行きだったと思います。とはいえ、ほかのテストでもほぼ同じような結果が出ていることから考えて(日本国内のテストで違う結果が出ているという情報もありますが、それは見たことがありません。)特にダイナミックレンジと高感度特性に関してはやはりDxOが最も信頼できる指標だと思います。
もちろんダイナミックレンジと高感度特性がセンサーの価値すべてを決める訳ではないでしょうから、この指標だけでこのカメラのセンサーがすばらしいということはありえません。M9のセンサーのほうが圧倒的に優れているという人も多いでしょうし、自分も低感度であればM9のほうがD800より魅力的な描写だと思います。
カメラファン
DxOMarkはセンサー自体の評価です。
実際の写真の解像がモヤッとしているとか回折現象などの点は、センサーではなく「レンズ」(性能と設定)の問題です。
センサーの性能がきくのはDxOMarkが評価している高感度ノイズやダイナミックレンジなどの点です。
実際の写真を見る場合には、ポイントをしっかり分けて考える必要があると思います。
ずん
Grrさん
>それを見た限りではニコンとは所謂「協力関係」ではなく、あくまでcustomer=顧客であって、数ある取引先の一社に過ぎないみたいですね。
そうですね、顧客ですから契約でがっちり組み合った関係ですね。
協力関係なんて曖昧な表現は不適切だったかも知れません。
>DxOでテストされた機種の中で、唯一テスト機材の可能性があるのはキヤノンのEOS 550D(Kiss X4)のプリプロダクションモデルだけみたいですね。
あ、そこは誤解です。
そこの「テスト機」はプリプロダクションモデルなどの試作機という意味ではなく
単純にテストに使用する機材という意味です。
>どういった経緯で入手出来たのか気になります。
元々特に契約等はないはずのキヤノン機もテストしているDxOですから、
普段から取材用機材の貸し出し依頼などはしていると考えるのが普通だと思いますし
その他のメディアでも試作機が借りられるのは珍しい話じゃないですから
取り立てて気にするほどもでもないような。
DxO、キヤノン双方に「製品版と違う物でこの手のテストをして意味があるの?」と
尋ねてみたい気はしますが。
晴れるや
DxOのスコアはAPS-Cかフルサイズかのカテゴライズはしていないんですね。しかも3点しかテストしていない。
つまり解像度や諧調性という写りの中心部分はテストしていないので、これはあくまでの機器としての性能であって、スコアがよいから写りがいいとか、ましてやこの機種の写りが好きということにはならないでしょうね。この2点は数値化するのが難しいでしょうから、結局画像を見て判断するしかないわけです。
写りに関してはD800系よりD3Xが一番好みなので、同じ画素ピッチに期待していますが、若干期待よりも諧調性が乏しい気がします。色が薄いだけかな?
とはいえ機器としてみれば十分な内容で、しかも待ち望んだ軽量フルサイズ。
個人的には他の選択肢はありません。
pelopelo
DxOのスコアが載る度に議論になりますね~
RAWによる評価・・・ですが
最近はキヤノンだと高輝度側階調優先、ニコンだと
アクティブDライティングなどRAWにする前に補正をかける機能
がありますが、DxOの評価の際にはどうされてるんでしょうね。
両機能のデフォルトの状態が分かりませんが、オートで
かかっている状態でテストしていたりすると結果に
影響があるかもしれないですね。
というのと、各社「機能」として搭載はしていなくても
センサーのアナログデータをRAW化する際にいろいろと
やっていそうな気もします。
特級厨師
カメラの総合評価という意味ならば、
「日本カメラ」でのレポートなどいかがでしょう。
高感度も高輝度・中輝度・低輝度の3パターンで結果表示していますよ。
ダイナミックレンジもアクティブDライティング有・切で結果表示しています。
そちらでは先月のD800は「5.8EV」、今月の5DMarkⅢは「5.7EV」でした。(※アクティブDライティングなど切)
こんな感じで、評価ももう少し、色々あると良いのですが・・・。でも結局作例を見て判断しています。
D600、F8やF11でも回析ボケが起きるのでしょうか?APS-Cよりもピッチに余裕がありますし、結構良いレンズも使っていると思うのですが・・・。
わたしはD800の公式サンプルはいいな、と思います。
nn
カメラ雑誌の評価を当てにするのは、
なかなか難しいかと…
なぜなら、カメラメーカーはカメラ雑誌の大口スポンサーです。
雑誌に割かれているページ数は、広告料により
影響を受けています。
だから、最もお金を落としてくれるメーカーが不利になる
比較方法はできません。
DxOは、メーカーとのスポンサー関係がないので、
評価自体はフラットです。
ただ、DxOにはもう少し時代に合った測定方法を
定義してほしいかなと思っています。
pelopelo
特級厨師さん
情報ありがとうございます
調べたところ、dpreviewではオプションごとのダイナミックレンジの
テスト結果のグラフも全て載せていますね。
その結果を見ると、オプションを切ると日本カメラさんのデータと
同じく5D3とD800ではダイナミックレンジは変わらないようです。
どうも、dpreviewの結果グラフを見る限りだと
「高輝度側階調優先」や「アクティブDライティング」のオプションは、
階調性を優先する代わりに、トーンカーブを調整したかのような結果を
もたらしいるように見えます。
例えばアクティブDライティングであれば、高輝度側を暗めに、
低輝度側を明るめに持ち上げるような。
もちろん、後からトーンカーブをいじった場合では失われた階調性が
戻ってくるはずもないです。
なので、このアクティブDライティングオプションはアナログデータの取り込み時に
階調性が失われないような”データの取り込み方”をしている。
と考えると良さそうですね。
その代わりにトーンカーブがコントラスト低めにいじられ”比較的眠い目”の写真に
なってしまうということですかね。
調べたところ、
ニコンのアクティブDライティングはデフォルトでオン
キヤノンの高輝度側階調優先はデフォルトでオフ
の様です。
あくまで推測ですが、このデフォルトオプションの違いが
DxOのスコア上でニコンのダイナミックレンジが極端に高い理由のような気が
しないでもないです。
実際DxOさんがオプションをどうされているかは分かりませんが・・・。
ここでも上の方で同じような事を書いている方が
いらっしゃいましたけど、あくまでDxOのベンチマークは
「センサー+画像処理エンジン」の”結果”(≠ センサー性能ではない)
と認識した方が良いような気がしますね。
Niko
pelopeloさん
DxOはセンサー自体のダイナミックレンジで、
RAWから処理しているため、ISO以外の設定は関係ありません。
dpreviewは処理まで含めたダイナミックレンジです。
例えば、処理で平滑化すれば雑音を減らせますので、
ダイナミックレンジを広くすることは可能です。
じょう
>pelopeloさん
アクティブDライティングのON/OFFで同じシーンを撮り、サードパーティのRAW現像ソフトで開いて比較してみたことがありますけど、ONだと若干アンダーに撮られているだけで特にダイナミックレンジ拡張みたいなことはされてませんでしたよ。
これはあくまでJpeg変換時に処理されるものだと認識しています。だから、RAWデータそのものを比較するDxOmarkでは関係ないはずです。
10EV(GF2)<11EV(kissX2)<12EV(D700)<13EV(NEX5n)
たまたま1EVずつレンジの違う上記のカメラを持っていて、すべてSilkypixで現像していましたが、レンジの広さに関してはDxomarkの結果とまったく同じ印象を受けています。
階調性まで見ればD700とNEXの順位は逆転しますが、少なくともダイナミックレンジではソニーセンサーの優秀さは群を抜いていると思います。
pelopelo
Nikoさん
じょうさん
ニコンで言うと
アクティブDライティングはRAW前にかかるオプションですよ。
そしてDライティングはRAW後にかけるオプションになります。
キヤノンでも
高輝度側階調優先はRAW前にかけるオプション。
オートライティングオプティマイザはRAW後にかけるオプションになります。
なので、最近の機種では「RAW=センサーの生データ」と考える
のは違ってきているようです。
特に、ニコンはデフォルトでオプションオンの状態ですので
その辺りがDxOでどう処理されているのか気になるところです。
参考ですが、アクティブDライティングについてdpreview
さんの詳細な比較です
ダイナミックレンジについて
http://www.dpreview.com/reviews/nikon-d800-d800e/19
ヒストグラムでアクティブDライティングを比較
http://www.dpreview.com/reviews/nikon-d800-d800e/17
KiLo
>pelopelo
まだ、色々と誤解をなされているようなので、
もう一度、RAWの定義というものを確認されてみてはいかがでしょうか?
rev
アクティブDライティングは、ニコンのraw現像ソフトを
使うと採用されるだけですよ。
他のraw現像ソフトには、反映されません。
なので、アクティブDライティングがonであろうと
offであろうと、rawの中身は同じ。
ニコン現像ソフトでも、onで撮ったものをoffに出来ます。
pelopelo
KiLoさん
revさん
すいません、勘違いしておりました。
アクティブDライティングは現像時にオフにできるんですね。
ご指摘ありがとうございます。