キヤノンがメンテナンス性に優れた高性能コーティングの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンのメンテナンス性に優れた(ナノクリなどの凸凹コーティングと異なり拭くことができる)高性能コーティングの特許が紹介されています。

・Canon 14mm F2.8 メンテナス性に優れたコーティングの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンがメンテナス性に優れた管状空間のコーティングに関する特許を出願中。 回折限界以下の低屈折率構造によって、コーティングの表面を凸凹にしなくとも低反射率を実現することが出来るようだ。
  • 構造が回折限界以下である場合、その平均値が認識されるので、回折限界以下で管(空気)と低屈折率材料を組み立てて、低屈折率材料単体よりも低い屈折率を実現するようだ。グラフから反射率は0.3%以下と読み取ることが出来、かなり優秀。
  • ニコンのナノクリスタルやキヤノンのSWCは所謂凸凹コーティングなので、拭くのははばかられる。凸凹コーティングは内部のレンズに施し、最も物体側の面には特許のコーティングを施すのが、性能、使い易さ、ともに良い塩梅かもしれない。

 

ナノクリやSWC、エアロブライトのような凸凹コーティングは扱いがむずかしいようですが、最近はペンタックスのHDコーテイングや、この特許のコーティングのような強度の高い高性能コーティングが登場してきているので、将来は前玉や後玉にも高性能コーティングが施されるかもしれませんね。