ライカが新型中判カメラ「S」を正式発表

ライカがS2の後継機となるSシリーズの新型機「LEICA S」を正式に発表しました。

Leica announces S-System 37MP medium format body and lenses

  • ライカは最新のSシリーズの中判フォーマットカメラを発表した。ライカMと同様にカメラの名称から(M9、S2のような)バージョンナンバーは無くなっており、S2後継機はシンプルに「LEICA S」と呼ばれている。

    新型では旧型の37.5MPの画素数はそのままだが、画像処理が改善され、ISO範囲は100-1600、2GBの画像バッファと166MB/sの転送レートを備えている。また、新しい予測AFシステムと92万ドット液晶モニタ、GPSモジュールを搭載している。発売は12月で、希望小売価格は21950ドルだ。

    「Super-Elmar-S 24mm F3.5 ASPH」「Vario-Elmar-S 30-90mm F3.5-5.6 ASPH」「TS-APO-Elmar-S 120mm F5.6 ASPH(ティルトシフトレンズ)」の3本の新しい交換レンズも発表されている。

 

新しい「S」はS2のマイナーチェンジモデルのようですが、画像処理エンジンが新型に換装されており、ノイズや色再現などが改善されているようです。新型はAFの動体追尾が改善され、GPSが内蔵されているところを見ると、「S」はじっくりと腰を落ち着けた撮影だけでなく、フィールドで振り回すことも想定されているようですね。