オリンパスが8-20mm F2.8-4など3本の魚眼ズームの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、オリンパスの8-20mm F2.8-4、8-35mm F2.2-4、8-74mm F2.8-4の3本の魚眼ズームの特許が紹介されています。

・Olympus 8-20mm F2.8-4 魚眼ズームの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • オリンパスが8-20mm F2.8-4、8-35mm F2.2-4、8-74mm F2.8-4のフィッシュアイズームレンズに関する特許を出願中。 ズーム率の高さが特徴なので、広角側をフィッシュアイ、中間域から望遠側を歪曲補正を行うことで標準ズームとした、ハイブリッドレンズとして活用出来そう。
  • 残念ながらオリンパスの特許は円周魚眼には対応しておらず、対角線魚眼からのズームになる。とはいえ日常で円周魚眼を使う方は殆どいないだろう。
  • オリンパスがそれを意図しているかは別として、歪曲補正を併用することで、対角線魚眼と標準ズームを一体化したズームレンズを実現したら面白そうだ。
  • 今の段階では、どの実施例もバックフォーカスは10mmに満たないので、μ4/3で使うことは無理と思われる。 今後に期待したい。

 

8mmスタートの魚眼ズームで、標準や望遠域までカバーするズームはこれまでにないスペックで面白そうですね。標準や望遠域では歪曲を自動補正してしまえば、ワイド側のみが魚眼になる風変わりな標準ズーム(または高倍率ズーム)になりそうです。

現状ではバックフォーカスの関係でm4/3には使えないようですが、コンパクトカメラに採用するのも面白いかもしれませんね。