キヤノンEOS 6Dのファーストインプレッションが掲載

Phoblographer に、キヤノンEOS 6Dのファースト・インプレッションが掲載されています。

First Impressions: Canon 6D (and Wi-Fi Demo)

  • 最初に6Dは本当に小さいと感じた。言うならフルサイズセンサーの詰まった60Dだ。私の5D Mark IIや5D Mark III のように大きくは感じない。このカメラは太った子犬を思わせる。背面はスティックが無くなっているのが残念だが、60Dから引き継いだマルチコントローラーダイヤルがある。
  • 操作はとてもシンプルで、メニューも5D Mark III のように複雑な感じはしない。多くのユーザーにとって、これで全く問題はないだろう。
  • 6DのAFは賢いだけでなく極めて高速だ。もし、中央1点のAFポイントのみを使って撮影するつもりなら、5D Mark II を買ったほうがいい。なぜならば、AFポイントの選択が素晴らしいので、(中央1点のみの使用では)6Dが持っているポテンシャルを発揮することができないからだ。
  • Wi-Fi機能は役に立つだけでなく、とても面白い。スマートフォンと接続して、リモートアプリケーションを使うと、遠隔操作での撮影や画像の取り込みができる。(リモート操作で)ピント合わせを異なったシチュエーションで何度も試したが、失敗することはなかった。
  • 6Dには潜在的な顧客がわくわくするような極めて多くの有用な機能が搭載されている。これはWi-Fiのことだけでなく、見事な露出やホワイトバランスも含まれている。AFシステムも極めて良好だ。しかし、これらはカメラ内部の機能のことで、カメラの外部に関しては6Dは若干煮詰められておらず、いくつかのボタンとスティックを追加して欲しい。

 

6DのAFは測距点やクロスセンサーの個数などのカタログスペックではやや地味ですが、このインプレを見る限りでは、性能的にはかなり期待できそうですね。

Wi-Fiは単純なデータの転送だけでなく、スマートフォンを使ったリモート操作ができるのが興味深いところです。この機能は、アイディア次第で様々な用途で活用することができそうですね。