ソニーがレンズ交換式のフルサイズ機についてコメント

dpreviewに、ソニーエレクトロニクスCOOのPhil Molyneux氏とシニアマネージャーのMark Weir氏のインタビューが掲載されています。

Interview - Phil Molyneux, President Sony Electronics

  • (NEX-6でタッチスクリーンが採用されていないのは?) 有機EL EVFの付いたカメラを買うユーザーは、撮影体験に集中しており、全てをダイレクトにボタンでコントロールしたがっていると考えている。モニタを見て撮影するユーザーと比べると、(EVFユーザーは)タッチスクリーンへの興味は遥かに少ないと考えている。
  • (E-M5はEVFとタッチスクリーンの両方を採用しているが?) 両方を採用することは可能だ。しかし、これはアイレベルの撮影スタイルを優先する我々の設計哲学だ。
  • (Eマウントのスチル用のフルサイズ機は?) VG900はEマウントがフルサイズセンサーに対応可能なことを示している。Eマウントのフランジバックのフルサイズ用レンズの開発は、また別の問題だ。フルサイズのEマウントは、たぶん現行のものと少し異なるものになるだろう。しかし、それは可能だ。
  • (RX1はどのくらいの需要を見込んでいるか?) 予測を明らかにはできないが、販売店からの予約の反応は圧倒的に前向きなものだ。価格に関しては、NEX-7のときは「誰がミラーレスに1400ドルも払うのか」と多くの人が言っていたが、結果はご覧の通りだ。また、RX100は「誰がコンパクトに650ドルも使うのか」と言われていた。優れた新技術は人々の購入への考えを変える。

 

ソニーはEマウントのスチル用フルサイズ機に関して、かなり前向きなコメントになってきましたね。以前、「Eマウントのフルサイズ用のレンズは開発されない(Aマウントのレンズを流用する)」という噂が流れたことがありましたが、この件に関してもマウントの小変更(?)のような課題はあるようですが前向きのようですね。

あと、最近話題のRX1ですが、現時点では予約もとても好調のようなので、この路線のカメラの今後の開発につながりそうですね。