ニコンが三脚穴を使って撮像センサーを冷却するアクセサリーの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、ニコンの撮像センサーの冷却用アクセサリーに関する特許が紹介されています。

・Nikon 撮像素子を冷却するアクセサリーの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • ニコンが、カメラの三脚穴に取り付け可能な撮像素子冷却アクセサリーの特許を出願中。 アクセサリー内部に設けられたファンから送風し、三脚穴とスピーカを利用することで空気が循環するようにしたようだ。 これならデザイン性を損ねることなく熱問題を解決出来る。
  • ニコンの特許: カメラ(吸排気口。排気入口は三脚穴。排気出口はスピーカ放音口。三脚着脱部分に冷却装置を取り付け可)、冷却装置(吸排気口、送風装置)。
  • 空気が循環するように専用設計でカメラボディを作るとコスト大で、しかもそれ用にデザインを変更する必要があるかもしれない。 ニコンの特許は既存のものを流用することで低コストになり、デザインにも悪影響を与え難い。 しかもアクセサリーなので、炎天下や夏場でのみ使用すればよく、冬場は外してボディを軽量化するのも良さそう。

 

三脚穴とスピーカーの穴を使って、放熱するというのは面白いアイディアですね。カメラの冷却装置と言うと天体撮影用の大掛かりな物が思い浮かびますが、この特許の冷却装置なら手軽なアクセサリーとして使用できそうですね。

最近では小さなボディでハイスペックな動画機能を備えている機種も多くなってきたので、これからはますます放熱機構が重要になってくるかもしれませんね。