キヤノンが液晶を使って視野率100%のOVFを小型化する特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの視野率100%のOVFを小型化するための特許が紹介されています。

・Canon 視野率100%のOVFを小型化する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが視野率100%の光学ファインダを小型化する特許を出願中。 従来の物理的な調整に代えて、液晶の透過/非透過を電子的に切り替えることで、物理的な移動スペースを廃し、小型化を実現するようだ。
  • 視野率100%ファインダはファインダ内の光学系や視野マスクを物理的に移動させることで、視野率100%を実現するようだ。物理的に移動可能にするには、あらかじめ移動スペースを設けておく必要があり、それが大型化の原因となっていた。キヤノンの特許は液晶のセグメントを視野マスク代わりに使うというもの。

 

ペンタックスはファインダーの調整にSR(ボディ内手ブレ補正)を利用することで、エントリーモデルのK-30でも視野率100%のファインダーを実現していますが、液晶を使ったファインダー調整機構を採用すれば、同じように小型軽量で視野率100%のファインダーを実現できそうですね。キヤノンも将来はエントリークラスまで視野率100%になるのでしょうか。