キヤノンがEOS-1D Xの一部でF8でAFが動作しない問題についてアナウンス

キヤノンがEOS-1D X の一部でF8でAFが動作しない問題に関するアナウンスをしています。

デジタル一眼レフカメラ 「EOS-1D X」 をご使用のお客さまへ

  •  デジタル一眼レフカメラ 「EOS-1D X」でファームウエア Ver. 1.1.1 の一部のカメラで、"F8AF"が動作しない" ものがあることが分かった。
  • ファームウエアVer. 1.1.1 では、カメラにエクステンダーを装着して開放F値がF8になるレンズで、中央測距点でのAF(以降、F8AFと記載)ができるようになったが、ファームウエアVer. 1.1.1 搭載カメラの一部において、本機能(F8AF)が動作しないものがある。※お客様ご自身、またはサービスセンターにて、ファームウエアVer. 1.1.1 にアップデートしたカメラは問題ない。
  • 対象製品: カメラの機番 (Serial Number) の左から6桁目が 「4」 または 「5」 の一部が対象製品 (例)機番 「xxxxx4xxxxxx」 または 「xxxxx5xxxxxx」("x"は任意の数字)
  •  対応: WEB公開・ダウンロードサービスをしておりますファームウエアVer. 1.1.1 を上書きすることで "F8AF" が動作する。

 

1D X のF8AFが動作しない問題があるということですが、後からVer.1.1.1のファームにバージョンアップした場合は問題ないということなので、初めからVer.1.1.1のファームが入っている1D X の一部の製品のみのトラブルということのようですね。

同じバージョンのファームを上書きすると回避できるということなので、問題の製品には実際には1.1.1ではない別バージョンのファームが入っていたのでしょうか。