キヤノンがインタビューでEOS 70Dの登場を明言

dpreviewで、CP+2013のキヤノンの眞榮田雅也氏のインタビューが紹介されています。

CP+ 2013: Interview with Canon's Masaya Maeda

  • キヤノンのマネージング・ディレクターである眞榮田雅也氏は「EOS 70Dは登場するが、将来のセミプロ用一眼レフはおそらくフルサイズ機になるだろう」と述べている。
  • 彼はコンパクトカメラを救うために、新しいコンセプトが必要とされると述べているが、その大衆市場への回答が大型センサーの採用であるとは考えていない。
  • 「PowerShot Nが(コンパクトカメラの)キヤノンの回答の1つで、もちろん他のものも開発している。(RX100のような)大型センサーを採用したコンパクトの市場は存在するが、それほど大きくはないと考えている。半導体技術は進歩しており、答えは変わるかもしれないが、現時点では1/2.3インチが答えだ。より大きなセンサーが必要ならAPS-Cに行ってほしいと考えている」
  • 「EOS Mのコンセプトは、EOSの画質を維持しながら、レンズ交換式カメラを可能な限り小さくするということだ。EOS Mの魅力的なレンズを出していくことが課題の1つだ」
  • 将来のセミプロレベルのAPS-C機については不確かだ。彼は「現在検討中だ。我々のセミプロ機のユーザーは、なおAPS-C機を求めているが、将来はフルサイズモデルの数が増えると考えている」と述べている。いずれにしても、EOS 70Dへの扉は閉ざされてはいない。
  • 我々が70Dがいつ登場するのか尋ねると眞榮田氏は「間違いなく、いずれそのうちに」と約束した。

 

別のインタビューで眞榮田氏はEOS 7D後継機の登場を明言していましたが、このインタビューではセミプロクラスのAPS-C機を70Dと述べていますね。とは言え、いずれにしてもAPS-Cの中級機がいずれ登場することは間違いなさそうです。

また、眞榮田氏が「将来のセミプロ機はフルサイズになる」と発言しているのが気になるところです。将来のAPS-C機はエントリーモデルが中心になるのでしょうか。