オリンパスが像面位相差AFの画質低下を抑えるための特許を出願中

43rumorsで、オリンパスの像面位相差AF搭載したセンサーの画質の低下を抑えるための特許が紹介されています。

Olympus patent: This may be the bridge sensor to support FT lenses on MFT cameras.

  • オリンパスがマイクロフォーサーズ機で完全なフォーサーズのAFをサポートすると述べていることは皆が知っていることだ。そして、これを実現するには明らかに像面位相差AFが必要だが、問題はいくらかの画素が浪費されてしまうことだ。北米の特許ナンバーUS20130016274で、この問題を解決するように思われるセンサーが公表されている。

    「AFの性能を改善するために、センサーに比較的多くの数のAFピクセルを並べる必要があり、そして、AFピクセルの部分の信号の欠落は画質の低下を招く。このために特許ではAFピクセルの値を推定するために通常のピクセルを使うことで、AF用ピクセルの数を減らす技術を提案している」

    この技術は、マイクロフォーサーズとフォーサーズの橋渡しをするハイエンド機のための正しい解決方法かもしれない。

 

オリンパスが主張している「フォーサーズレンズの実力を発揮できるカメラ」(m4/3と4/3のハイブリッド機?)でどのような技術が採用されるのか興味深いところですが、やはり像面位相差AFが一番有り得そうな解決方法かもしれませんね。

ただ、最近では純粋な4/3後継機(E-7?)の噂も流れてきているので、ハイブリッド機ではなく普通のOVF機が登場する可能性もあるかもしれません。