Olympus patent: This may be the bridge sensor to support FT lenses on MFT cameras.
- オリンパスがマイクロフォーサーズ機で完全なフォーサーズのAFをサポートすると述べていることは皆が知っていることだ。そして、これを実現するには明らかに像面位相差AFが必要だが、問題はいくらかの画素が浪費されてしまうことだ。北米の特許ナンバーUS20130016274で、この問題を解決するように思われるセンサーが公表されている。
「AFの性能を改善するために、センサーに比較的多くの数のAFピクセルを並べる必要があり、そして、AFピクセルの部分の信号の欠落は画質の低下を招く。このために特許ではAFピクセルの値を推定するために通常のピクセルを使うことで、AF用ピクセルの数を減らす技術を提案している」
この技術は、マイクロフォーサーズとフォーサーズの橋渡しをするハイエンド機のための正しい解決方法かもしれない。
オリンパスが主張している「フォーサーズレンズの実力を発揮できるカメラ」(m4/3と4/3のハイブリッド機?)でどのような技術が採用されるのか興味深いところですが、やはり像面位相差AFが一番有り得そうな解決方法かもしれませんね。
ただ、最近では純粋な4/3後継機(E-7?)の噂も流れてきているので、ハイブリッド機ではなく普通のOVF機が登場する可能性もあるかもしれません。
ニコワン使い
「エンジニアの嗜み」で出てましたね。
距離情報はフラッシュの調光のためにも役立つので、
位相差画素の研究は進んで欲しいです。
PPG
オリンパスという会社は経営では失態がありましたが、技術部門は地味でも最先端の技術を積み上げていっているようでまじめで好感が持てます。現行のOM-Dもそういう地味でまじめな哲学が詰まった本当に使いやすそうなカメラという印象でした。海外での高い評価のわりには日本ではあまり売れていなさそうなのが不思議です。
まるる
この特許がソニーのセンサーに・・・・(^^;
ナノ
これは急務ですね。使ってみたいフォーサーズレンズ、
いくつもあります(安くて欲しい焦点距離のが多い)
ただ同時に純粋なフォーサーズ機を駆逐させることにもなるんでしょうね。
tokumei3
ソニーの様な像面位相差AFセンサー部でも色情報が捕らえられる特許ではないのですね。
YH in Midori
日本でフォーサーズの人気が無いのは、単に撮像センサーが小さいという理由だけでしょう。
大きければ良いという物でも無いと思いますが。
moumou
この特許の考え方を発展させるとベイヤー機でもマルチショットでRGB情報をピクセル単位で得る事が出来るのでは。
シャッタースピードや被写体が動かないなど制約は有りますが風景や静物などマルチショットが可能な場合、ピクセル単位でRGB情報が得られるモードが有ればFoveon並みかそれ以上の画質(特に低照度時)も期待できますね。
手振れ補正ボディ内搭載機に限られますが将来楽しみな特許です。
ちょっと気になるのはオリンパスの場合、製品化までに時間が掛かりすぎるものも多い事です。
いくら良い技術でも製品化されて使えない事には無いのと同じですし。