・Patent: Is that the ultimative Olympus FT and MFT hybrid solution?
- オリンパスがフォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを1つに融合する方法を模索していることは、よく知られている。2010年6月(7月の間違い?)にオリンパスから出願された北米特許US8390727は、どのようにこの目標を達成するつもりなのか示しているかもしれない。
基本的にOVF部分はFIG.1で示されており、これにはプリズムとミラーが含まれている。これは、FIG.2で示されているミラーレスボディと着脱が可能だ。両者を組み合わせるとFIG.4のようになる。
このオリンパスの特許は、ライカのビゾフレックスを思わせるものですね。この仕組ならアダプター装着時はOVF機と変わらないので、確かに4/3レンズの性能を発揮できる4/3・m4/3のハイブリッド機が可能になるかもしれません。
ただ、像面位相差AF+マウントアダプタのようなシンプルなシステムに比べると、特許のシステムは構造が複雑になる分、高価になるかもしれませんね。
にゃんこ
2010・・・今年のCP+の発言からすると、ある程度、実用化のメドはたったんでしょうネ・・・
後は、株主様次第・・・
優
>APSさん
その「某メーカー」もあの(良い意味で)異常なOVFで採算が
とれるのなら切り捨てはしなかったんでしょうけれど……
消費者が値段が2倍3倍に跳ね上がってもそれを認めて
大人しく受け入れるかどうか、それにもよるでしょうね。
α野郎
これだけ力技な目かを組み込んで、どれくらいのOVFが実現できるかですね。
α900に並ぶほどのものができるのなら高価でも納得しますが、それ以下なら、もうEVFが迫ってきてる気がします・・・。
KNG
ミラーまで後付けというのがサイズ的にかなり苦しい様に思います。これでは折角のOVFも倍率が相当に小さくなってしまいそうですね。
あくまでコンセプトとしての特許ですが、実現される可能性はかなり低いでしょう。
ポンジュース
タイトルに「特許を出願中」とありますが、この特許はまだ出願中なのでしょう
か?
Publication Date:03/05/2013
は既に特許権を取得したことを意味している?
ちなみに、出願は
Filing Date:07/28/2010
ですね。(2010年6月はちょっと違う)
この特許は今オリンパスが実現させようとしているものではないと私は思います。
mFT→FTアダプターの厚みを見てみて下さい。FTとmFTのフランジバックの差は小さいので、この仕組みを組み込むのはかなり無理があると思うのですが…。
Pii
複雑な光路が特許なんですかね?
ペンタプリズムよりは低くなりそうですけど・・・
マイクロ4/3でOVFが機能しないのならばはっきりいって商売としては?ですね。
それより4/3ならぬ40mm/30mmのオーバーフルサイズをやったほうがインパクトがありそうですが。
テレセン
レンズの更に手前の部分で脱着可能って精度大丈夫なんですかね・・・?
これって個体差も当然あるわけで、マイクロアジャストメントじゃ対応しきれないくらいずれる気がします。
アタッチメント方式だけどユーザーでは分解不可、と製造時に全数検査して接合して外せない方が強度的に安心できますね。
うーん・・・4/3が使える本体ってのは確かだけどコスト的に見合わないかも。
あ
素直にMFT用の松レンズ開発した方が良いのでは? ユーザーのレンズ「資産」なんか気にしても自社の利益に繋がるとは思えない。 既存ユーザーの一部を失っても、新しい魅力で新しいユーザーを獲得する方が建設的だと思いますが。
PON吉
ハイブリットといわれるもの全般にいえることですが、メリットを優先的に感じられるものと、逆にユーザーから見てデメリットが目立つものそれぞれがあるからね。
管理人さんの言うとおりコストアップ、複雑化による耐久性、精度、カメラとしてのちぐはぐ感などの課題もあるのでどうでしょう。
NEXのAマウント対策と同じ悩みで、割り切りのシンプルがベストなのか詰め込むのがいいのか既存と新規のユーザーによっても好みも分かれそうだし、難しいところですね。
オリにとってベストな解決策が見つかるといいですけどね。
moumou
理論的には成り立ちますが実際に製品にするとなるとかなり難しいでしょうね。
可動ミラーの駆動部分の配置、分離タイプのペンタプリズムの精度や値段、OVF部分とセンサーとのセンタリング精度などなど…
仮にコストを掛けて作っても売れる値段で出せるかどうか?
4/3レンズの救済は単純に象面位相差AF+マウントアダプターで良いのでは。
(象面位相差AFの画質劣化防止対策の特許も出てるんですし)
象面位相差AFを嫌がるならソニーのTLMを使わせてもらえばもっとスマートに合体式に出来ますし。
どうしてもOVFが必要な人向けにE5にE-M5のセンサー、エンジンを移植したE5IIも用意すれば最低限のコストで済むんじゃないでしょうか。
再び4/3ユーザーが増えるようなカメラを早く出さないと今度こそ本当に4/3の終焉になってしまいそうです。
マチズモ
ファインダー光学系がフィルムカメラのL−1のようで懐かしいですね。
それは置いておいて、この方式だと、ミラーが4/3-μ4/3マウントアダプタ程度の奥行きには収まらかったり、レンズがミラーにあたってしまうでしょうから、4/3アダプター部分は撮像センサーギリギリのところで外れて、μ用のマウントに交換するという構成になるのでしょうか?
図ではそうなっていないので、ミラーボックスはそれほど奥行きを取らないのでしょうか?
しかも、位相差AF用のアゴの様な部分があったり、防塵防滴にもなるでしょうから、こりゃあ作るのは大変だ!
こんなことをするなら、ボディー2台を使い分けるよ。
管理人
>ポンジュースさん
ご指摘ありがとうございます。タイトルを少し直しました。出願日は引用のためこちらで勝手に変えられないので、カッコ書きで注を入れておきました。
K200D
この方式はペンタックスやソニーにフルで採用してもらいたかった方式です。
この特許は正確には出願中でなく登録済みですね。2008年1月と2月の日本出願に優先権主張した2009年1月の米国出願の継続出願です。比較的苦労して権利化していますがかなり広く取れているように見えます。しかし、optical path division meansとしてクイックリターンミラーが例示されているだけなので、現在の米国判例法のもとではクイックリターンミラー以外のmeansは権利範囲に含まれない可能性がある。昨年確立した判例法理ですが、meansで記載されたクレームは明細書に例示されたmeansとその均等物のみを含む。固定式の半透過ミラーが可動式の全反射ミラーの均等物であるか微妙であり検討を要します。
均等物であれば固定式半透過ミラーも権利範囲内になる。その場合、オリンパスからペンタックス、ソニーにこの特許をライセンスして、レンズのマウントを共通化したらよい。35%を超える粗利益率を誇る二強に対抗するには、マウントの統一により第三の勢力としてまとまるのがよいと思う。
まっくろ
>この特許は今オリンパスが実現させようとしているものではないと私は思います。
E-5前後に話の出ていたモジュール式カメラの名残だとすると開発や申請の時期的にも辻褄合いますよね
K200D
E5の時期なら合いそうですね。
ところで、プリズム光学系はRZ67のプリズムファインダとほぼ同じだし、コンセプトはビゾフレックスと同じなので、精度や耐久性など製品としての実績はありますよ。センサユニットを着脱式にした一眼レフといってもいい。
TQ
これは4/3〜M4/3のハイブリッドカメラの話ではなく、レンズ・OVF部・撮像部のモジュール式カメラの考案では。4/3の発展型かもしれませんが。
4/3とM4/3のフランジバック間に一眼レフミラーを挿入するのは物理的に不可能だし、特許のPDFを見ると、焦点像拡大光学系を備えた大きなセンサーの撮像モジュールの図があったりします。
フォーリナー
こんなの作ったらE-5より更に巨大化しそう。
だったら素直に4/3の新型ボディー出す方が有益だと思いますが。
レンズマン
方法は分かった。しかし目的が分からない…。
稲荷の狐
これって、現実的には4/3マウント+OVFモジュールと、m4/3マウント+EVFモジュールの二種類を、ボディと組み合わせることになるのでしょうね。
ボディそのものも無駄に大きくなりそうだし、それよりも高精細な大型EVFを内蔵するm4/3機を開発した方がファインダー像が大きくしやすく、コストや重量、サイズ、使用感等あらゆる面で有利になりそうな気がするんですが…。
4/3はレンズだけm4/3でマトモに使えるように像面位相差やマウントアダプタ対応で終了、ボディはm4/3に集約し、それより上位の機種を展開したければαのボディをOEM供給受けつつ、α用レンズを開発・供給していくのが一番良いと思いますがね。
4/3規格を立ち上げたプライドが許さないのかな…?
eko
4/3は、普通にOVFの方がありがたいです。
小型化とEVFはマイクロにまかせて
4/3では、全てにおいてEVFがOVFを上回った時に採用すればいいことです。
EVFの不自然さとバッテリーの持ちの悪さは勘弁してほしい。
いずれにしても方向性をどうするのか、早く結果を示してほしいですね
Anony mouse
これが以前噂になっていたモジュール式フォーサーズの正体か?
https://digicame-info.com/2010/06/post-143.html
KB
>K200Dさん
このクレームはmeans plus function形式ではないので、この記載だけを理由に限定解釈はされないと思いますよ。
違ってたらごめんなさい。
稲荷の狐
違う!考え違いをしていた!やっとわかった!
今回この特許ではマウントをユーザーが交換することを前提としているのではなく、マウント(及びOVFもしくはEVF)をモジュール化することにより、4/3とm4/3の基本ボディを共用化し、いずれかのモジュールを取り付けることにより4/3ボディかm4/3ボディかとして組み上げ、販売することができることが狙いなんだ!
この方式であれば、ボディの出荷数が見込めない4/3であっても
ボディの開発費をm4/3と分散することができるので、ほぼファインダーとAFの開発費を追加するだけで生産の見込みが立つ。
現状のE-5のファインダーやAFでも私は不満らしい不満は事実上感じないから、これをその都度新規開発しなくても、新しいセンサーと手振れ防止機構、ソフトウェアを備えたボディにOVFモジュールを載せ替えていくだけで十分とも思える。
工場組み付けなら機械的な精度はもちろん防塵防滴の信頼性も上がる。
これだけコストが抑えられれば4/3用ボディを継続してリリースすることが可能であり、ユーザーにとっても(おそらくは)安価に新型センサーを搭載した4/3ボディを入手できるはず。
違うかなぁ?
現実にこの特許を利用するなら、それが一番旨味があると思うんだけどな。
三戻
これとレンズ持ち歩くんなら、最初から一眼レフ持ち歩いた方が・・・
2台持ちにくらべどんだけ価格抑えられるかですね
あ、一眼レフ辞めればこれだけしか選択肢無くなって
儲かるかw
でも、これってリコーがGXRで抑えてないのでしょうか?
Enoch
E-P1にビゾフレックスを装着した画像を見つけました。
http://www.m-camera.com/leica/big_leica/lm-0704.html
こちらはビゾフレックスの動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=3LX_4fBZ1R4
フォーサーズはミラーの大きさが半分なので実際に作るとなるともう少し小型化できるでしょうか?
これって50年以上も前からある技術なんですけどいまさらこれが特許とは。
プリズムの配置とかが新しいからなんでしょうか?
K200D
特許された発明は、ミラーレス機にレンズを着けるためのマウントアダプタといより、むしろフォーサーズ規格のレンズを用いてフルサイズやAPSサイズのセンサユニットに結像するためのアダプタと言った方がよいと思います。審査段階の補正で米国特許も対応日本特許も変換光学系が必須要件として追加されています。レンズの結ぶ像を拡大して本来のイメージエリアより大きなセンサに結像させることに特徴のある発明に補正されています。発想は35mmサイズの一眼レフにつけて4×5のシートフィルムに結像させるスピードマグニみたいなやつです。着ける位置がセンサとレンズの間なのでビゾフレックスみたいな感じに見えます。
フォーサーズの単焦点の松竹レンズであれば、2400万画素程度 のフィルサイズセンサに合わせて使えそうですね。小さいレンズでよい画像が得られるので意外とよい発明かも。
あと、means plus function の話は35 U.S.C.§112, sixth paragraph の文言だけでなく判例法が効いてきます。クレームの形式だけでなく明細書に開示された発明が何かという視点で権利範囲は画定されます。
いずれにしても、オリンパスのレンズは精度がとても良いのでこれからも有効に使える方法を考えてくれるとありがたいですね。
Kan
これは単にメカニズムのアイデアが他社に採られないための予防線ではないでしょうか?。実際に商品化するにはFT・MFTそれぞれのフランジバックの差とクイックリターンミラーのサイズとか、どうしても実現困難というか不可能に近いと思います。
とにかく正当なFT機を期待したいです、はい。
フモフモ
>稲荷の狐さん
自動車のプラットホーム的な考え方ですね。
わたしもその考えが合理的だと思います。
もももち
もし精算するとしたら専用部品とラインを確保してどれだけ売れるのでしょうね?
個人的にはメリットは薄いと感じました。
FTに期待しているだけにモジュール化はあまり期待できないですね。
KISS X7があれだけ軽量化したので、オリには見切りをつけて、そろそろキヤノンにもどろうか、いよいよ現実味を帯びてきました。。。。残念。
ペコ
>•オリンパスがフォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを1つに融合する方法を模索
模索だけでいいんじゃない、こんなん買えません。
フォーサーズとマイクロフォーサーズは、別物ですから、バランスが悪くなると考えられます。
ファインダーのハイブリット化を期待します。
EP-2 USER
サブ機としてミラーレスのm4/3のEP-2を使用していますが、昨秋京都の紅葉撮影にはメイン機のフィルムカメラ(一眼レフ機)を持参しました。その時は殆どの本気モードのアマチュアの方(ご年配の方も含む)はミラーレスではなく普通の一眼カメラを使用されていました。4/3カメラのカメラ本体の大きさはAPS-CやFFのカメラと大きさはさほど変わらないと思いますが、センサーの大きさは小さいと聞きます(m4/3と同じサイズ?)。4/3のセンサーサイズでもオリンパスブルー等の素晴らしい発色の写真が撮影できることはオリンパスのHPに掲載されていますが、オリンパスの松竹レンズと言われる高性能レンズだと4/3センサーの能力を超えているのではないでしょうか?。N/Cの最近のカメラでは逆にCMOSセンサーの性能が純正レンズの性能を上回ってきていると聞きますが、それでも4/3に拘る理由は松竹レンズの有効利用なのでしょうか?。ミラーレスの小さいカメラ本体に大きな松竹レンズを取り付け可能になったとしても本気モードで撮影できますか?。大きなレンズにはそれなりの大きさに立派なカメラ本体が似合うと思いますが。