ソニー Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM は絞り開放から良好な性能

Photography Blog にソニーのZeiss Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM のレビューが掲載されています。

Sony Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM Review

  • 重さは518グラムで、金属製の鏡筒は非常に頑丈だ。鏡筒の造りは素晴らしいが、価格を考えるとこれは予想されたことだ。防塵防滴なのでα99やα77との組み合わせにうってつけだ。
  • フォーカスリングはとても幅が広く、最短と無限遠で止まるので、無限遠にピントを合わせやすい。フィルター枠は回転しない。
  • AFは速く静かで、α99との組み合わせではおよそ0.2秒で被写体にロックする。AFは明るい場所でも暗い場所でもあまり迷うことはなく、ほとんどのケースで正確だった。AFは静かなので、動画撮影に理想的だ。
  • 色収差はテストでは全く目立たなかった。
  • 周辺光量落ちは開放では四隅にいくらか見られるが、実写では目立たない。
  • 絞りは9枚羽根の円形絞りで、ボケは我々の見解ではとても魅力的だ。しかしボケの評価は主観的なものなので、サンプルで確認して欲しい。
  • 解像力は中央はF2からF16までは高いが、F1.4では若干甘く、F22では回折の影響が見られる。周辺部はF2.8-F16でシャープな結果が得られるが、中央ほどシャープではない(テスト機はα99)。
  • このレンズは広い範囲の絞り値で非常に素晴らしい結果が得られる。開放でさえ良好な性能で、中央も隅もいずれも良好だ。AFは速く、MFは直感的に操作することができる。鏡筒の造りは際立っており、このレンズはα99のパーフェクトなパートナーだ。唯一、価格が涙が出るほど高いので、我々はこのレンズを最高の評価にしなかったが、もし、あなたがこのレンズを購入する余裕があるなら、他に何も買いたいとは思わないだろう。

 

価格の高さで少し減点されたようですが、光学性能や鏡筒の造りは申し分ない高い評価となっています。サンプルでは、大口径レンズらしく、開放付近は少しソフトな感じですが、絞ると切れ味鋭くなるという印象です。ボケ味もかなりよさそうですね。