リコーGRのレンズは目立った欠点もなく素晴らしい性能

DxOMark に、リコーGRのレンズのスコアとレビューが掲載されています。

Ricoh GR Lens review: High imaging performance at a more accessible price 

       リコーGR        COOLPIX A    
DxOMarkスコア 21 22
解像力 13P-Mpix 13P-Mpix
透過 - -
歪曲 0.3% 0.3%
周辺光量落ち -0.8EV -1.7EV
色収差  11μm 9μm

 

  • GRレンズのスコアは21で、歪曲や周辺光量落ちも少なく、全体的に素晴らしい性能だ。解像力の13P-Mpixも上限が16P-Mpix(※DxOの解像力の上限はセンサーの画素数になります)であることを考えれば高い値だ。色収差は単焦点レンズに予想していたよりも若干高い値だが、それでもまずまずよく補正されている。光学性能には、取り立てて言うほどの欠点はなく、とても良いレンズだ。
  • GRのレンズとCOOLPIX A のレンズのスコアはとてもいい勝負で、どちらも解像力は隅々まで一貫しているが、周辺光量落ちで差が付いている。
  • レンズとセンサーを含めた画質面ではGRとCOOLPIX A は同等だが、GRが200ドルほど安価なことを考慮すると、コストパフォーマンスの観点からGRに1票入れたい。

 

レンズの総合スコアは若干COOLPIX A が上回っていますが、全体としてはGRとCOOLPIX A はほぼ同レベルという結論になっています。以前に行われたセンサーテストのスコアも同じような点数だったので、この2機種はベンチマークのスコア上では本当にいい勝負ですね。