Tamron Lens SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Nikon mount) review: High performance and excellent value
(テスト機はD800) | Tam70-200F2.8VC | Sig70-200F2.8OS | Nikon70-200F2.8VRII |
---|---|---|---|
DxOMarkスコア | 31 | 25 | 29 |
解像力 | 22P-Mpix | 14P-Mpix | 20P-Mpix |
透過 | 3.3T | 3T | 3.3T |
歪曲 | 0.2% | 0.3% | 0.3% |
周辺光量落ち | -1.2EV | -1.2EV | -0.9EV |
色収差 | 7μm | 7μm | 6μm |
- D800での総合スコアの31は、Fマウント用のこのタイプのレンズでこれまでで最高のスコアだ。このレンズは歪曲や色収差が良好に補正されているだけでなく、70-200mmクラスの全てのレンズで最高の解像力を誇っている。透過と周辺光量落ちは、このタイプのレンズとしては、予想の範囲内だ。
- もしタムロンに欠点があるとしたら、ズーム域によって性能の変化が若干大きいことだ。
- タムロンはニコン純正よりも1000ドル安く、コストパフォーマンスは良好に思える。もし、70-200mmで最もシャープなレンズが欲しいなら、タムロン70-200mm VCがそのレンズだが、レンズの選択は通常はそれほど単純ではないだろう。
タムロン70-200mm F2.8 VC は、EFマウント版もとても良好な評価でしたが、Fマウント版も非常に素晴らしいスコアですね。ニコン純正の70-200mm F2.8 VRII はとても高性能なレンズとして知られていますが、タムロンはこのレンズと互角以上の成績で、ずっと安価なレンズにもかかわらず大健闘ですね。
ヤマ
明るい望遠ズーム貯金してます。
タムロンはズーム域によって性能の変化が大きいようですが、これって何ミリでの測定なのでしょうか。
また、性能の変化がどこでどれほど差がでているものかも見てみたいです。
apo
解像性能については予想通りの結果ですが、問題は信頼性、耐久性、防滴防塵性能、AF挙動でしょうか。
プロが純正を使っているのは上記の通りです。
単純に純正よりも写りの良いレンズは他にもありますから、ブランドや満足感、見栄などにこだわらない人にとっては安くて売ってつけのレンズでしょう。
rikken
ソニー用のΣ70-200を持ってますが、Dxoが24-70usdを5dm3でテストした際はΣもタムロンもそれほど違わなかったような。
うーん、来年秋に出る32MPか36MPの99後継機(α1?)を見込んで買い替えておくべきか?99はm3と同レベルの画素数なんで、Σで行くか?
ただ、来年はタムロン以上の純正Ⅱ型の噂も。
スポーツイベントの撮影依頼を前にして、ちょっと迷う所。
(ちなみにクライアントさんは、99+Σ70-200の絵を見て依頼してきた。でも、より良い機材なら欲しいのも事実。。。)
Alex
シグマもタムロンも、最近は純正レンズに匹敵するレベルのレンズをラインナップするようになりましたね。消費者からするとありがたいことですが、カメラメーカーとしては気が気ではないんじゃないでしょうか。
tedejamaica
タムロンやシグマのレンズを使うプロの写真家もいますけどね。
いや、そもそもプロってなんなんですかね。
極端なことを言えば街の写真館もプロです。
雑誌用のブツ撮りするのも、ポートレート撮るのも、極地で山岳写真を撮るのも、世界の紛争地を飛び回る報道写真家もプロです。
あまりに幅がありすぎて「プロだからどうこう」ってひとくくりに言えません。
サードパーティー製はAFスピードが劣るのが大きいですね。
このレンズもそれが一番の問題。
プロアマ関わらず、自分の用途にAFがついてこれるかどうか。
防塵防滴は純正の高額レンズには劣るでしょうが、最近のタムロンは「簡易防塵防滴」になってきました。
この点も自分用途に合うかどうかですよね。
ぺったんこ
EFマウントでの比較も見ましたが、解像的にはキヤノン、タムロン、ニコンの順に来る感じですかね
キヤノン相手でも総合スコアは勝ってましたし
最近のサードパーティーレンズは本当に面白いですね
ユーザーとしては選択肢が増えて嬉しいです
だんさく
競馬が主戦場なので、AF速度&精度と防塵防滴は譲れません。ニコン純正の70-200mmは、新型になって近距離での焦点変化が大きくなったようなので旧型を使い続けています。1200万画素ということもあって特に解像度で不満を感じてませんし。D400なりに乗り換えたらわかりませんけどね。
といったように、自分にとって譲れないものが何か明確な人は、たぶんあれこれ振り回されることはないと思います。
章郎
性能は素晴らしくなってきましたが、なぜ純正と同じ焦点距離で明るさなのでしょうか。50mm~135mmF4とかでコンパクなタイプとかが欲しいのですが。
SA
値段と性能のバランス(特に値段ですけど)で判断する人が多いんですから、このレンズは人気出るんじゃないんですかね。
と言いたいですが最後に書かれている様にそう単純じゃないんですよね。
ゆー
たしかによいレンズです。
今回のレポートで数値的にも優れていると理解しました。
昔は純正以外は安いことだけがメリットなんて風潮でしたが、最近は価格対効果の高いものが増えてきましたね。
ただ実写すると感じると思うのですが、たとえ解像度の差があったとしても純正の写りのほうが好ましいと思う人もいるだろうと思います。
何をよしとするか、レンズに関しては最後は主観と目的ですので。
しかし、各社が切磋琢磨してよりよいものを開発する姿勢は大歓迎したいと思います。数値性能至上主義一辺倒では意味がありませんが。
帰り中
キャノン用をポートレイトで使わせてもらったことがあるんですが、純正よりいいところは、手振れ補正のききがよく、ファインダーがガチッっと止まるところが魅力的でした。
ニコン純正との利点は後ボケが綺麗でよさそうですね。
ねこアイス
ニコン用を購入しました。
購入時に純正と比較しましたが、本製品の特性、価格面からすると非常にお買い得だと思います。
しかし、精度と感覚には若干のズレがありますね。
純正の方が画が軟らかいって言うか、やさしい感じがします。
ボケが綺麗とかそういうレベルでは表せないものがあります。
オーディオに例えれば奇数高調波が少なく、歪みの主成分が偶数高調波で占められているような感じです。
また、最近のボケ症候群には呆れるというか、何でもボケなきゃいけないという風潮がホント嫌ですね。
だからボケが綺麗だとかという評価はしません。
本製品を購入したきっかけは角が取れたソリッドな感じで、純正とはまたひと味違った気がしたからです。
まあ、戯言ですが、本音は性能対価格で決めました。