パナソニックLUMIX G 20mm F1.7 II の光学性能は旧型と同等だが鏡筒の造りが改善されている

ePHOTOzine に、パナソニックLUMIX G 20mm F1.7 と20mm F1.7 II の比較レビューが掲載されています。

Panasonic Lumix 20mm Vs 20mm II Lens Comparison Review

  • 新型はオリジナルと同じ光学性能だが、鏡筒は旧型のプラスチック製から、金属製にアップデートされている。その他の変更点は、重さが旧型の100gに対し、新型は87gになっていることだ。
  • 20mm F1.7 II はデザインが変更され、金属製の部品が使用されている。そして、(逆光時の)フレア耐性とコントラストが若干改善されている。鏡筒の再設計によって、前玉の位置と周囲を覆うプラスチックがわずかに近くなり、ごくわずかに斜めからの光の遮光が改善している。
  • 鏡筒の造りの改善で、このレンズは長持ちするはずだ。残念なことに、AF速度は改善されておらず、テストでは新型も旧型と同じ速度だった。
  • 価格は新型が349ポンド前後、旧型が269ポンド前後で、まだ購入可能な旧型がコストパフォーマンスに優れているが、新型の価格も下がる可能性があるかもしれない。
  • 新型の20mm F1.7 II は、旧型と同等の画質と妥当なコストパフォーマンス、コンパクトなサイズで旧型と同じくらい人気になるはずで、m4/3ユーザーには素晴らしい選択肢だ。新しい鏡筒の色は、パナソニックのカメラにもオリンパスのカメラにもより良くマッチするだろう。
  • 良い点: 旧型と同じ素晴らしい画質、金属製で改善された造り、フレア耐性が若干改善されている、改善されたデザイン。
  • 悪い点: 旧型と同じAF、価格が高くなったこと。

 

サンプルでは、レビューにあるように新型は若干フレアが目立たないような気もしますが、全体としてどちらもほとんど同じ画質という印象です。AF性能も旧型と同じということなので、旧型のユーザーはあえて新型に買い換える必要はなさそうですね。