パナソニックが、4K動画に対応した新しい4/3CMOSセンサーのカタログを公開しています。
・4/3" 1640万画素イメージセンサーMN34230PL (※リンク先PDFです)
- 一眼用センサならではの高画質が描き出す豊かな質感と精細な解像感。四季折々の鮮やかな風景を、場所や時間を問わず切り取ってくれる高画質・高性能のイメージセンサ。
- 高性能フォトダイオード技術により、高画素でありながら、高感度、広ダイナミックレンジを実現。
- 低ノイズ化により、夜景をよりきれいに、隅々まで鮮やかに。
- 新「オンチップレンズ」により、感度を従来比約10%向上。
- 4k2kモードで、動画も高画質を実現。
- 新たに開発したLGAパッケージで、実装の信頼性向上を実現。
このセンサーは、以前に噂が流れた4Kマイクロフォーサーズ機のGH4に採用される可能性が高そうですね。動画機能だけでなく、高感度性能も向上しているようなので、スチルの画質にも期待したいところです。
かふか
パナソニック元気だなー!
m4/3の進化、とどまるところをしりませんね。
小型軽量、高画質を突き詰めて欲しいです。
ぎゃーとる
4k動画圧縮RAWを30万程度で提供できたら映像業界の5DⅢに取って代わる存在になれますな。パナソニックがんばれ!
fosil
4k/30p以外にも、1080/60pで4画素混合なのに対して720/60pに落とすと9画素混合になったり、高速240fpsや481fpsモード、EVF用120fpsモード、フル画素で秒22コマの電子シャッター、1/81300のSS…なんだかすごそうなセンサーですね…。これを使ったGH4がどんなカメラになるのか、早く見てみたいです。
PanaPaPa
どんどん突き進むパナソニック。
m4/3はG2が古くさくなりオリのE-M1に買え換えたが、
m4/3のレンズが生きるのでしょうか。
それとも4K対応で新しく出てくるレンズでないと高画質は
対応できないなんてことになるのか今後の情報に目が離せない。
coreE
E-M5でオリンパスがソニーに乗り換えてから以降、パナのセンサーもそれまで以上に進化がはっきりと見られるようになってきた・・と感じるのは気のせいかな?
koala
こういうのを見ると、ソニーに遅れをとっている
と言われたセンサーもどうしてやるじゃないですか。
この分だとフジとの有機センサーも期待が高まり
ますね。
あわわ
νマイコビコンって商標はまだ生きてたんですね。
docomoのパナのガラケーで使ってましたね。懐かしい・・・
FS700M
実際の商品化は再来年あたりでしょうか?
ジェイコプスラダー
GH3持ちですが・・・
満を持したフラグシップと言われながら、SONYセンサーを採用したためマルチアスペクトを失い、EVFは視野も色も良いとは言えず、その後に出たGX7が自社センサーで高画質を実現し、EVFも色再現性が高く見易い上、シャッター速も上を行かれた、とすっきりしない中で、来年早々にフラグシップを塗り替えられるという状況に悶悶としています。
パナの勢いは認めますが、ユーザーへのフォローが疎かなメーカー姿勢に複雑な心境です。
せめて、フォーカスピーキングくらい早く搭載してくれ!
ぎゃーとる
以前の記事だとGH4の発表は来年って噂ですね
武
そもそもGH3の置き換えじゃなくて上位機種って話だし。
フラグシップに配慮してソフトウェアで機能殺したり、古い部品使うほうがやだな。
あす丸
本来のGHシリーズの流れからすると、新型センサーへの期待は、富士と協業の有機CMOS、マイクロ分光素子、位相差AFなどのスチル方面に関するものがどれだけ載るのか?と言う所じゃないでしょうか。
この噂のGH4Kは、その手の話が全く無く、高評価のGHの名前だけ借りたビデオカメラなんでしょう。
ですが、その次の本来のGHも4kを載せるでしょうけど、GH3のフルHDでも十二分に綺麗なんですけどね(笑)
Chakkey
4K60Pには、対応してないんですね。
後出しで、しかもTVのHDMI入力がようやく4K60P対応になろうとしている時なのに、いいの?って気はしますね。
CINEALTA
机上の理論ではいいのですが実際の部材で作った4Kセンサーがどこまで理論どおりに働くかですね。
135サイズ、スーパー35、APS-Cと比べるとm43は物理的に撮像素子が小さくなるという宿命を持っています。
4Kで撮影したときどのくらいのDレンジが取れるのか、他の素子の4Kと比べてどのくらいのアドバンテージがあるのか早く見てみたいものですね。
OX
バリアングルが欲しいのでこのセンサーを積んだ
Gシリーズが楽しみです
ぽん
Inter BEEが始まりますが、GH4のアナウンスがなにかしらあるんでしょうか。たまたまこのタイミングだっただけ?
このセンサーがm4/3の次期主力センサーになるんでしょうか?それとも動画に特化するという噂のGH4用の特別なヤツですかね。
FS700M
GHよりもAFシリーズで出て欲しいです。
GHだと動画の画質調整があまりにも
出来なさ過ぎるので・・・
ぎゃーとる
Chakkeyさん
シネカメラは24P(で露出を調整してブラーを発生させる)撮影が王道なので60Pはあまり必要とされないのです。
60p撮影の映画も少し存在しますが、上映しても視聴者の評判が著しく悪く普及は進みそうにありません。
24P以上のフレームレートで撮影する時は240Pなど一気に10倍記録をしてスーパースロー演出等に使われる事が多いです。
アノニマ
PDFファイルの場所が法人向けサイトの中なので、外販を(も?)視野に入れた製品なのではないかな?と思います。
また、同PDFファイルで「特長」として列記されている5点のうち、上の3点はGX7やGMとほぼそっくりの内容なので、ひょっとしたら、GX7のセンサーをベースに改良した外販用ユニットではないでしょうか?
moeme
テレビ用のセンサーとしては4/3は大きい部類に入るし
楽しみですね。
AAAA
最大の懸念は半導体事業が赤字だということですね
製品が出る頃にはルネサス製になってそう
hide
僕もFS700Mさんの意見に一票。
名前は何でも良いけど、現場での自由度が欲しいですね。
カメラ自体がモジュール化の話もあるらしいですがエンジニアモジュールみたいな感じで調整部分が別パッケージでも良いです。
いずれにしろ次のオリンピックぐらいには不安なく使えるようになればと思います。
2nd_S
すでに業務機は4K化が着々と進んでいますが、はたして4Kの解像度を望むユーザーがプロも含めどれだけいるのか疑問です。
少なくともほとんどの一般消費者にとってはマニアックな規格でしかなく、そこに向けた商売が成り立つとも思えませんし、ましてやGHのような民生機でそれを行うプロが居るとも思えません。
これだけBMPCCが盛り上がる現状、ローコスト制作における世界のトレンドは間違いなカラーグレーディングであって、動画機としてのGH3のユーザーが後継機に望むのは、なによりLog,RAW収録でしょう。
4K収録を搭載したところで、多くのGHユーザーは乗り換える事はないと思います。
hyperjuin
だんだんと理想が現実になってゆくこのセンサーを搭載したGH4、GH5の登場が楽しみです。当然センサーの仕様にふさわしい高性能なAVC-ULTRAコーデックエンジンが搭載されると想像してますが、AG-GH4での非圧縮RAW出力の取扱いにも大きな興味があります。
FFセンサー周辺は静止画ユーザ中心にこれからも多様な流れを生むと思いますが、高性能なレンズ群を従え、黒潮のようなm4/3潮流の先頭を行くフラッグシップ機にふさわしい挑戦的デザインで出現するのが待ち遠しいです。
こういう時代になるという技術的信念とビジョンを基に、他社に5年以上も先駆けてH.264/AVC 規格のビデオコーデックを開発し、より進化させAVC-ULTRAコーデックエンジンとしてLSI化した技術陣。地味な仕事を続けて来られた皆さんにひたすら敬意と感謝です。
404z
60Pは1/2以下でゆったりした表現によく使われますし60Pが不評だったのはホビットを巨大スクリーンで見た映画マニアの意見程度だと思います。(見慣れたいつもの映画じゃない的な)
ご家庭のTVでは秒間240コマなどに補完されているのが普通ですし 動いているものも見やすくなり コマ数の増加はむしろ好評だと思います。ゲームでもなめらかな60コマが標準です。
問題は60Pにするとデータサイズも2倍になるということでセンサーの読み出しから記録、再生まで負荷、記録容量がほぼそのまま2倍になります。
現在やっと対応が進みつつあるフルHD 60Pの(30Pの2倍)さらに4倍のデータ量になる4K 60P記録は全然簡単な話ではないですからGH4で期待するものとは思えません。
O
あくまでセンサーのスペックなので、
実際の製品でどれだけこの性能を出し切る
カメラとするかが気になりますね。
ソニーも小型で4k60p出力可能なセンサーを出荷しているようですが、
実際の製品では15p止まりのようですし(Gopro3BE)
自社製品ではそれすらも製品化していません。
センサーが出来る事と、製品として出来ることには
結構隔たりがあるのかもしれないですね。
その点GHっていうのは、わりと無茶して
重いフォーマットでも採用しちゃうシリーズだと思うので、
ちょっと期待してしまいます。
ぎゃーとる
実用的な4k動画機能はSamsung Galaxy Note 3が搭載してますね
30fpsでちゃんと記録できるようです。
Samsung Galaxy Note 3
http://www.youtube.com/watch?v=zESjnDoxQpc
http://www.youtube.com/watch?v=87nDlOPSPog
流石に解像感は物凄いものがあります。
実際、動画から切り出す形でも静止画として使えるクオリティを維持できる模様。
電子職人
最近、今HD動画で使われているH.264方式より2倍圧縮率が高いと言われている新規格のH.265方式が開発されたので、4K動画でH.265方式が一般化すれば、4K動画はHD動画の2倍のデータ量になります。
60p動画も、静止画と違って動画圧縮では前後のフレームとの差分を検出して圧縮するので、30pの2倍のデータ量にはなりません。動いている物体も、前のフレームの同じ物体を検出して移動量を記録します。
4K(800万画素)動画対応といっても、3板式でなく単板のベイヤー配列なら、あくまでRGGBの4フォトダイオードからRGBRGBRGBRGBの4画素を補完出力しての800万画素です。補間無しの高画質で出力出来るのは、RGGBの4フォトダイオードから1画素を出力して200万画素のHD動画を撮影した場合です。
つまり、4K動画対応単板式センサーはHD動画が3板式並みの高画質で撮影出来るというメリットがあります。
4K対応ディスプレイはまだ高価なので、HD動画の高画質化の方で4K動画対応センサーが役立つと思います。
1600万画素センサーで800万画素動画を出力する場合、画素混合や間引き走査はうまく出来そうにないので、中央の800万画素の領域を切り出すのではないでしょうか。
404z
>電子職人さん
2倍になるというのは圧縮する前だとデータはそのままですし4Kでも本命はRAWで記録ですから まあ大雑把に2倍と書いています。
(ソニーとREDの裁判次第ですがRAWでも圧縮する方向にも行くのでしょけど)
まず 4K専用でないセンサーから4K 30Pを読みだす時点でよく頑張っているといえる製品で、4K 60Pを読みだすなんてさらに2倍の性能が必要なことで当面無理ですから。
このセンサーから4Kを読みだす場合はやはりクロップになると解釈していますがラインスキップは可能かもしれませんね。
crystalmachine
再生装置がFullHDでも4Kで撮ったものは解像感が圧倒的に高い
から、十分意味あると思うな。
武
中央切り出しはないでしょ
画角が変わるし、MFTのレンズが望遠寄りになって使えなくなる
ベイヤー配列の関係で高い解像度からターゲット解像度に落とし込まないと解像度不足になるし
s
>404zさん
可逆圧縮でも時間軸の参照は使われますので、
RAWであっても同様の事が言えます。
All-Intraの方式を採用するのであれば、確かに2倍のデーター量になりますが。
404z
>sさん
もしRAWで圧縮し記録するとすればIPBはやや脇道というか やはりALL-Iが基本じゃないですかね。まあ将来はわかりませんけれど。
電子職人
センサーの仕様を見ると、
出力フレームレート/秒(フルスキャンモード)
10bit format : 22.5 fps
12bit format : 14.7 fps
となっているので、4K動画撮影時に全画素を読み出してトリミング&縮小すれば、14.7フレーム/秒(12bit A/D変換時)の動画になってしまいます。
半分の800万画素だけ読み出して2倍のフレームレートになると想像すれば、ほぼ計算が合います。
センサーのアスペクト比が4:3で、HDのアスペクト比が16:9
の横長ですから、画角の変化は意外と少ないです。
実効画素数4644 (H) x 3506 (V)
4K動画 3840 (H) x 2160 (V)
4K動画でクロップ不要の4:3センサー画素数は
実効画素数3840 (H) x 2880 (V) = 11059200
の1106万画素かな。