・Nikon 1 Nikkor 10-100 mm VR f4.0-5.6 lens review: Ultimate travel companion?
(テスト機はV1) | 10-100 f/4-5.6 | 10-100 f/4-5.6PD | 10-30 f/3.5-5.6 |
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DxOMarkスコア | 6 | 6 | 7 |
解像力 | 3P-Mpix | 4P-Mpix | 3P-Mpix |
透過 | 5.6T | 6.2T | 5.1T |
歪曲 | 0.5% | 0.7% | 0.3% |
周辺光量落ち | -0.6EV | -0.9EV | -0.6EV |
色収差 | 17μm | 13μm | 7μm |
- DxOMarkのスコア6はいくらか低めで、このスコアの原因は3MPの期待はずれの解像力にある。ありがたいことに、このレンズは開放でベストの性能で、周辺光量落ちもかなり良好に補正されている。悪い点は、色収差とタル型の歪曲が特に10mmで大きいことだ。
- 新型10-100mmは、PD-ZOOMからより実用的なレベルに全体的に小型軽量化されているが、解像力は低下し、色収差は増えている。
解像力は期待はずれと述べられていますが、標準ズームの10-30mmも同じ値なので、高倍率ズームとしては悪い値ではないような気もします。
PD(パワーズーム)の10-100mmと比べると若干光学性能が落ちている部分もあるようですが、大幅に小型軽量化されているので、利便性優先のこのタイプのレンズとしては、この仕様のほうが歓迎されるかもしれませんね。
[お知らせ] 表題のレンズと直接関係の無いDxO自身に関する議論(データの見方や信憑性など)は、コメント分けることにしましたので、下の記事でコメントをお願いいたします。
https://digicame-info.com/webpage/dxomark.html
Niko
色収差はカメラで補正することが前提で設計されているのかもしれません。
解像度も色収差を補正すればもうすこし高まるように思います。
あ
このレンズ、重さ、付けたときのバランス、質感はめちゃくちゃいいんですよね。
ただ、ニコンサロンで試し撮りさせてもらったって程度で、明らかに性能が足りなく感じて購入を躊躇しています。比較対象が10mm、18.5mm、32mmとすべて単焦点なので、そこがおかしいと言えばおかしいのですが。
最近センサーサイズの小さいカメラほど、ズームと単焦点の違いがはっきりするのかなと思ったりしてます。
daipa
比較されている3本とも持っていますが、基本的に描写はほぼ変わりません。各収差は他のフォーマットと比べても良いと思える感じです。
とくに、このレンズは沈銅ボタン?が金属性であったり、ズームの動きがとても良いトルク感があるので、質感はとても良いです。
もっとも、18.5mmなどの単焦点等と比較されると厳しいのいたしかたないのは確かです。
ふくやま
安くなったJ3とこのレンズのキットの購入を検討しているのですが、やっぱり性能はそれなりですね。便利ズームなので当然ではありますが。
DxOのサイトを見ると、1 NIKKOR VR 30-110mmのSharpnessが5P-Mpixですね。あれもシャープな感じはしないレンズなので(望遠ズームはみんなそんなものですが)、あれより悪いのはちょっと購入をためらいますね。
とはいえ、レンズ交換めんどくさいので、やっぱり買っちゃうかも。一眼レフをニコワンに替えてから、あまり等倍画質を気にしなくなりました(笑)。
KJ
ニコワンの既存ユーザーで、このレンズに興味のある人は多いと思うんですけど、レンズ単品と J3 のキットがほぼ同額なんですよねぇ。
もっともこれはレンズよりボディの売り方の問題なんでしょうけど。