ソニーα7は今年最もエキサイティングなカメラの1つ

ePHOTOzine に、ソニーα7のレビューが掲載されています。

Sony Alpha 7 ILCE-7 Full Review

  • ホールディングは、小さなレンズを装着している場合は良い感触だが、大きなFEレンズを付けると、非常にフロントヘビーなので、両手でホールディングすることを強くお勧めする。
  • 連写は5コマ/秒で、スローダウンまでにJPEGで66枚、RAWで26枚撮影できた(Sandisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I SDHCカード使用時)。
  • 像面位相差AFはON・OFFを切り替えることができるが、AF速度は同じままだった(AF速度のテストはツァイス35mm F2.8で行った)。
  • FE35mm F2.8 は周辺部までディテールが豊富で、色再現が素晴らしく、とても良好な性能だ。露出は信頼でき、AF速度も良好だ。キットレンズのFE28-70mm F3.5-5.6 OSS は、広角端でも望遠端でも良好な結果で予想よりも良かった。
  • ノイズはISO50-ISO800、そしてISO1600でさえ少なく、ディテールもとても良好だ。ISO3200では、ディテールは若干失われるが、ノイズは上手く抑えられている。ISO6400ではディテールの喪失が更に顕著になり、ノイズは増えるが、画質はまだ良好に見える。ISO12800では画質の低下がより顕著になるが、まだ色はまずまず良好で、ノイズもよく抑えられている。ISO25600では、最高レベルのノイズで、彩度も少し厳しい。
  • オートホワイトバランスは白熱灯では良好で、プリセットはこれと非常に似た結果だ。蛍光灯でも同様にオートホワイトバランスは良好だが、プリセットは色が傾く。
  • DRO(Dレンズオプティマイザー)は、オートで不自然さがなくとても良好な結果が得られる。
  • α7は現在入手可能なフルサイズ機で最も低価格なものの1つで、価格はボディが1300ポンド、28-70mmとのキットは1549ポンドと、コストパフォーマンスは良好だ。
  • α7は、コンパクトボディで24MPフルサイズセンサーを採用し、比較的安価のとても魅力的なカメラだ。このカメラは素晴らしい画質で、高感度性能は印象的だ。バッテリーライフが短いことと、フラッシュが内蔵されていないこと、バッテリーチャージャーが提供されないことが気になる点だ。それはそれとして、ソニーα7は今年最もエキサイティングなカメラの1つだ。
  • 良い点: 素晴らしい高感度性能、素晴らしい(35mmレンズ使用時の)画質、フルサイズのミラーレス、防塵防滴のマグネシウム合金ボディ、5コマ/秒の連写(速度優先モード)、フォーカスピーキング・ゼブラディスプレイ、フルHD動画とクリーンHDMI出力、マイク・ヘッドホン端子、価格。
  • 悪い点: FEレンズが限られている、バッテリーライフが短い、USB充電、フラッシュが内蔵されていない。

 

α7は、画質とコストパフォーマンスに関しては非常に高い評価になっていますね。高感度はISO3200でもノイズがあまり目立たず、かなり強いという印象です。画質はキットズームの28-70mmでは周辺部が少し甘い印象なので、α7Rほどシビアではないと思いますが、実力をフルに発揮させるには単焦点レンズを使ったほうがいいかもしれませんね。