DxOMarkにトキナーAT-X M100 PRO D のスコアが掲載

DxOMark に、トキナーのマクロレンズ「AT-X M100 PRO D(100mm F2.8)」のスコアとレビューが掲載されています。 

Tokina AT-X M100 AF Pro D 100mm f2.8 Nikon mount lens review: Excellent all-round performance

 (テスト機はD800)   AT-X M100PROD  N105mmf/2.8GVR  Sig105mmF2.8OS
DxOMarkスコア 31 32 28
解像力 19P-Mpix 16P-Mpix 17P-Mpix
透過 3.2T 3.3T 3.3T
歪曲 0.1% 0.2% 0.1%
周辺光量落ち -0.9EV -1.6EV -1.4EV
色収差  7μm 7μm 6μm

 

  • DxOMarkのスコアは31点に達しており、解像力は19M-Pixと高い。中央は開放から解像力は良好で、1段だけ絞ると画面全域で良好になる。解像力のピークはF8だがF11でもまだ高い解像力を維持している。
  • 周辺光量落ちは開放からとても低いレベルで、F4でほぼ消え、F5.6では完全に解消する。歪曲と色収差も、この種のレンズとしては良好に補正されている。
  • トキナーのこのレンズは2006年(※日本では2005年)からアップデートされていないが、絞ったときには899ドルのマイクロニッコールよりもシャープで、今でもなお競争力のある性能だ。

 

トキナーの100mm F2.8 は、発売から8年以上が経過して、少し古くなってきましたが、解像力はより新しいライバルをしのぐ値で、光学性能はまだ十分通用しそうです。トキナーは、現在、超音波モーターとレンズ内手ブレ補正を開発しているようなので、後継機ではライバルと同等の仕様になることを期待したいところですね。