DxOMarkにHD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited のスコアが掲載

DxOMark に、HDコーティングを採用した新型のHD DA 35mm F2.8 Macro Limited のスコアとレビューが掲載されています。

Pentax HD DA 35mm f2.8 Macro Limited lens review: Discerning choice 

 (テスト機はK-50)   HD DA35F2.8   DA35F2.8(旧型)   DA35F2.4 
DxOMarkスコア 19 20 19
解像力 10P-Mpix 10P-Mpix 9P-Mpix
透過 3.2T 3.2T 2.7T
歪曲 0.2% 0.2% 0.3%
周辺光量落ち -0.8EV -0.8EV -0.9EV
色収差  8μm 10μm 9μm

 

  • 16MPのK-50との組み合わせでスコアは19で、これは、この種のレンズとしてはやや凡庸なスコアだ。解像力はピークのF4-5.6では中央は高いが、隅はどの絞り値でも顕著に低い。これは画面の隅々までの解像力が期待されるマクロレンズとしては少々残念だ。歪曲・周辺光量落ち・色収差は、全て良好に補正されている。
  • 旧型の35mm F2.8と比較すると、新型は非常によく似た性能だが、画面全体の解像力が若干低いために全体のスコアは少し低くなっている。HDコーティングの採用で、解像力の改善は見られない。興味深いところに透過のスコアも同程度のままだ。良い点は色収差が若干少ないことだが、全体として期待したほど明確な結果ではない。
  • 旧型とHDコーティングバージョンの新型との違いは非常に少ない。

 

新型はHDコーティングと円形絞りが採用されていること以外は旧型と同じスペックなので、DxOのスコアがほとんど変わらないのは予想の範囲内かもしれませんね。新型のスコアが旧型よりも若干低いのはレンズの個体差でしょうか。