富士フイルムが海外で XF 56mm F1.2 R を正式発表

富士フイルムが海外でXシリーズ用の大口径中望遠レンズを正式に発表しました。

Fujifilm unveils XF 56mm F1.2 R portrait lens for X system

  • 富士フイルムは、Xシステムミラーレスカメラ用の大口径望遠ポートレートレンズXF 56mm F1.2 R を発表した。画角は換算85mmで、高速で静かなAFのために、インナーフォーカスを採用している。富士フイルムはフォーカスリングの感触(フィーリング)を改善したと述べている。このレンズの希望小売価格は999.99ドルで、2月に発売される。
  • XF56mm F1.2 R のスペック

    - 手ブレ補正は非搭載
    - レンズ構成は8群11枚、EDレンズ2枚、両面非球面レンズ1枚
    - 最短撮影距離0.70m
    - 最大撮影倍率0.09倍
    - モーターはマイクロモーター
    - 距離目盛り、被写界深度目盛りはなし
    - 絞りリングあり
    - 最大径73mm、全長70mm
    - フィルター径62mm
    - 重さ405g
    - 鏡筒とマウントは金属製

 

前回のレンズロードマップで最後まで残っていたXF56mm F1.2 R が海外で正式発表されました。F1.2だけあってやや大柄なレンズですが、この焦点距離でEDレンズを2枚も採用する贅沢な光学系なので、描写性能には期待したいところですね。

このレンズの価格は999.99ドルとなってて、XF10-24mm(dpreviewによると999.95ドル)とほぼ同じなので、国内の販売価格も同程度(実売で10万円前後)と思われます。