オリンパスED14-42mm F3.5-5.6 EZ と E-M10 の3軸手ブレ補正のインプレが掲載

simplyROBINに、オリンパスの新キットズーム(14-42mm EZ)とE-M10の手ブレ補正に関するインプレが掲載されています。

Olympus OM-D E-M10 Review Part 1

  • M.ZUIKO 14-42mm F3.5-5.6 EZ はまずまずシャープで、12-50mm F3.5-6.3よりも少しシャープなことがわかった。広角側ではそれほど差は顕著ではないが、望遠側では12-50mmよりも明らかに画質が良い。14-42mm EZは、望遠側のズーム域では、ディテールが豊富でとても感心した。
  • 14-42mm EZのボケは非常にスムーズで好ましく、実際、12-50mmよりもずっと良好に見える。
  • 歪曲の問題は概ね見られず、色収差も問題はなかった。
  • 近接性能は月並みで、新型のマクロコンバーター(P-02)を使ってもマクロレンズのようには寄れない。これはたぶん12-50mmが、12-42mm EZよりも優れている唯一の部分だ。
  • もちろんオリンパスには既に14-42mm EZよりも高性能なレンズがあるが、このパンケーキズームはキットレンズとしては際立っている。AFはオリンパスのレンズの中では最速で、このレンズを強く推薦しない理由が思い浮かばない。
  • E-M10の手ブレ補正は3軸で、上-下と左-右の2軸が省略されているが、ヨーとピッチ、回転する動きは補正される。正直に言って3軸手ブレ補正は、今まで使ってきた5軸手ブレ補正と全く違いは感じられなかった。この3軸手ブレ補正は、5軸手ブレ補正と同じくらい信頼できると感じた。

 

オリンパスのパンケーキズーム(14-42mm F3.5-5.6 EZ)は、非常に小型軽量ながら、光学性能はかなり優秀なようで、Robin Wong氏もベタ褒めですね。

E-M10の手ブレ補正は3軸になっていますが、このインプレを見る限りでは、効果はE-M5やE-M1の5軸手ブレ補正とあまり変わらないようです。平行移動の2軸が無い分、近接撮影では多少差が出るのかもしれませんが、上位モデルとの手ブレ補正の性能差はあまり気にしなくてもよさそうですね。