リコーイメージングが「PENTAX 645Z」を正式発表

リコーイメージングが、5140万画素CMOSセンサーを搭載した中判カメラ「PENTAX 645Z」を正式に発表しました。

「PENTAX 645Z」を新発売

  • 撮像素子に、35ミリフルサイズ判の約1.7倍の面積サイズ(43.8mm×32.8mm)の有効約5140万画素の新型CMOSイメージセンサーを採用。画像処理エンジンPRIME III、ローパスフィルターレス仕様を組み合わせることで、超高精細画像を実現。
  • 高感度撮影時のノイズも徹底的に低減させ、最高ISO感度204800という超高感度撮影も可能。
  • 最高約3コマ/秒で10コマ(JPEG:L・★★★時は最大30コマ)の連続撮影を可能。
  • 35ミリ判に迫る高速なレスポンスを実現。
  • 位相差AF用のモジュールには、27点AFに対応した最新の SAFOX 11(中央部25点はクロスタイプ)を採用。
  • チルト式を3.2型、約103.7万ドットの高精細大型液晶モニターを搭載。
  • 動画は1920×1080:60i/30PのフルHDで撮影が可能。外部入力用のステレオマイク端子も装備しており、音声録音レベルの調整も可能。4K(3840×2160ピクセル)サイズでのインターバル動画(Motion JPEG:AVI)撮影機能。
  • 約8.6万画素のRGB測光センサーの採用と露出アルゴリズムの改良により、露出精度を大幅に向上。
  • 撮影画像へのゴミの写り込みを防ぐDRII機構を搭載。
  • 発売日は2014年6月末、価格はオープン。

 

645Zのスペックは先日のリーク情報通りで、645Dから広範囲に渡って大きく進化しているという印象です。ライブビューが可能になったことで、厳密なピント合わせが容易になりそうですね。また、レスポンスやAF、高感度性能が改善されているので、手持ちで撮影するユーザーにもかなり恩恵がありそうです。

645Zでは、センサーが40MPのCCDから51MPのCMOSに変わったことで、画質がどのように変わるか興味深いところです。価格はキタムラで777110円(税込み)なので、645Dの初値(約85万円)よりもかなり安くなりましたね。