「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW 」は待っただけの価値があるテレコン

Pentax Forums に、Kマウント用の1.4倍の新型リアコンバーター「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」のレビューが掲載されています。

Pentax-DA 1.4x AW AF Rear Converter

  • このリアコンバーターはボディ内モーターにもレンズ内モーター(SDM、DC)にも対応し、いくらか制限はあるものの古いレンズや古いボディでも使用することができる。
  • リアコン使用時の画質の低下はわずかで、(後処理で)拡大処理するよりも画質は良好だ。歪曲や周辺光量落ちの増加は見られず、元のレンズのキャラクターはきちんと維持されている。
  • ボケは若干うるさくなり、紫と緑の色ズレもより目立つ。
  • このコンバーターと互換性が無いレンズもあるが、大部分は通常はコンバーターを使用しない広角レンズだ。
  • フイルムカメラにこのコンバーターを取り付けた場合は、20mm以上のレンズでは、ファインダーでは周辺光量落ちは見られなかった。
  • このリアコンバーターは登場までに長い時間がかかったが、待っただけの価値があるものだ。
  • 良い点: 素晴らしい造り、軽量コンパクト、画像の拡大よりも良好な素晴らしい画質、若干の性能低下または性能低下なしで(レンズ内モーターでもボディ内モーターでも)AFが使える、手ブレ補正が1.4倍の焦点距離で適切に動作する、防塵防滴、ほとんどのペンタックスレンズと互換性がある、古いボディでも若干の制限のみで全てのボディで動作する。
  • 悪い点: F4よりも暗いレンズでは位相差AFが信頼できない(代わりにライブビューを使うべき)、AシリーズのレンズではEXIFの絞り値が正しくない、レンズの欠点が拡大される、比較的高い。

 

ペンタックスの新型テレコンは、高価なだけあって、さすがに高性能なようですね。現在のペンタックスのレンズラインナップは超望遠域が弱いので、鳥や飛行機等の撮影で、このテレコンは活躍しそうです。

あと、このテレコンは銀塩カメラでも周辺光量落ちが見られないということなので、将来フルサイズ機が登場しても、そのまま使える可能性があるかもしれませんね。