ニコンが「D810」を正式発表

ニコンが、36MPローパスレスセンサー採用のFXフォーマットの一眼レフ「D810」を正式に発表しました。

ニコン史上最高画質のデジタル一眼レフカメラ「ニコン D810」を発売

  • 新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーを採用し、各画素が蓄積できる光の情報量を増やすことで、ISO100と同等の広いダイナミックレンジを持つ、ベース感度ISO64を実現。また、画像処理エンジン「EXPEED 4」によって、上限ISO 12800までの感度領域を実現。
  • 画素数を最大限にいかすために、静止被写体への位相差AFの精度を高めている。また、ミラーやシャッターなどのメカ駆動を一新し、カメラ内部の振動を大幅に低減。
  • ピクチャーコントロールシステム」を進化させ、、画質の調整や加工をしても、白とびや黒潰れ、色飽和が起きにくい画調「フラット」を追加。
  • FXフォーマットで最高約5コマ/秒、DXフォーマットでは最高約7コマ/秒の高速連続撮影が可能。
  • モアレやジャギー、偽色を効果的に抑制した鮮鋭感の高いフルHD動画は、被写体の動きを滑らかに表現できる1920×1080/60pに対応。
  • 撮影時の機構ブレを極限まで抑える電子先幕シャッター切り換え。
  • ファインダー内表示部には、有機ELをニコンFXフォーマットモデルで初採用。
  • 「RAWサイズS」を搭載。
  • 発売時期は2014年7月中旬、価格はオープンプライス。

 

最近よく話題になっていたD810が正式発表されました。D810はD800の小規模なマイナーチェンジモデルになると噂されていましたが、センサーや画像処理エンジンに加えて、シャッター、ミラーなどのメカも一新され、実際はかなり大きなモデルチェンジになっているという印象です。

ベース感度ISO64の採用は、NDフィルターの出番が減って便利になりそうですね。また、RAWサイズS、電子先幕シャッターは、要望が多かったようなのでユーザーに歓迎されそうです。その他にも、連写速度のアップや、フルHD60pの動画モードの追加、AFの改善など、本当に盛りだくさんの内容ですね。