シグマdp2 Quattro は開放から隅々まで大変キレのよい描写

デジカメWatch に、SIGMA dp2 Quattro のレビューと屋外での実写サンプル画像が掲載されています。

SIGMA dp2 Quattro(実写編)

  • ボディのつくりは従来とは異なり、質感および剛性感とも格段に向上。DPシリーズは書き込み速度の遅さがウィークポイントであったが、それについても大きく改善されている。
  • 遠景の作例で、最初に驚かされるのが開放絞りF2.8の描写。画面の隅々までたいへんキレのよいものだ。
  • 同じ露出でありながら作例により濃度に微妙なバラツキが出てしまっており、これについては改善を望みたいところ。
  • ボケ味については、二線ボケや乱れのようなものはなく、単焦点レンズらしい柔らかく素直なもの。
  • (高感度は)ISO400まではノイズレベルは低く解像感の低下もまったく感じられないが、ISO800になるととたんにノイジーになり、解像感も大きく低下する。
  • 絞り開放でも画面隅々まで高い鮮鋭度を得られる点は圧倒的で、他の追従を許さない。

 

dp2 Quattro の遠景の解像感の高さはすごいものがありますね。発色はこれまでのfoveon機よりも自然になったように感じます。また、レンズも開放から周辺部までよく解像しているようです。ただ、高感度に関しては若干の改善は見られるようですが、これまで同様、ベイヤー機と比べるとかなり弱いようですね。