ソニーが海外で「α QX1」と「DSC-QX30」を正式発表

ソニーが海外で、レンズ交換式Eマウント機の「α QX1」と30倍ズーム搭載の「Cyber-Shot DSC-QX30」の2機種のレンズスタイルカメラを正式に発表しました。

Sony introduces QX1 with APS-C sensor and E-mount for smartphones (dpreview)

  • ソニーがAlpha QX1 とCyber-Shot DSC-QX30を発表した。QX1 はレンズ交換式のモデルで、20MP APS-Cセンサーを採用し、Eマウントレンズと共に使用する。
  • QX30はQX10とQX100により近いセンサーとレンズを含むシングルユニットで、1/2.3インチ 20MPセンサーと、手ブレ補正付きの換算24-720mmの光学ズームを採用している。
  • QX1とQX30はいずれもWi-FiとNFCを搭載している。QX1はフラッシュも内蔵していて、他のQXシリーズには無いRAW+JPEGの撮影も可能だ。動画は1080pのHDで、QX1は最大30pだが、QX30は1080/60pに対応する。
  • QX1の価格は399.99ドルで11月に発売、QX30は349.99ドルで10月に発売される。
  • α QX1のスペック
    - 20MP APS-C CMOSセンサー
    - BIONZ X
    - ISO100-16000
    - ファイルフォーマットはRAW、JPEG
    - マニュアルフォーカスあり
    - AF測距点は25点
    - シャッター速度は30秒-1/4000秒
    - フラッシュ内蔵、シンクロ1/160秒
    - 連写は4コマ/秒
    - 動画は1920x1080 30p
    - Wi-Fi内蔵
    - バッテリーはNP-FW50
    - バッテリーライフは440枚(CIPA規格)
    - 重さ216グラム(バッテリー含む)
    - 大きさ74mm x 70mm x 53mm
    - 方向センサーあり
    - GPSなし
  • DSC-QX30のスペック
    - 有効20MP 1/2.3インチ 裏面照射CMOSセンサー
    - BIONZ X
    - ISO80-3200
    - ファイルフォーマットはJPEG
    - マニュアルフォーカスはなし
    - レンズは換算27-720mm F3.5-6.3 の30倍ズーム
    - フラッシュはなし
    - シャッター速度は4秒-1/1600秒
    - 連写は10コマ/秒
    - 動画は1920 x 1080 (60p、30p)
    - Wi-Fi内蔵
    - バッテリーはNP-BN、NP-BN1
    - バッテリーライフは200枚(CIPA規格)
    - 重さ193グラム(バッテリー含む)
    - 大きさ68mm x 65mm 58mm
    - 方向センサーあり
    - GPSなし

 

QX1の正式名称は「α QX1」なので、他のEマウント機やAマウント機と同様にαシリーズの一員という扱いのようです。スペックは、動画モードや連写速度などが多少異なってはいますが、α5000と近いものになっているようです。

QX30はレンズスタイルカメラの高倍率ズームバージョンですが、動画に60pが追加されているのが、これまでのQX10よりも進化していますね。