DxOMark にソニーα5100のセンサースコアが掲載

DxOMark に、ソニーα5100のセンサースコアのデータが追加されています。

Sony A5100 sensor review: Uncompromising performance 

 

   α5100       α77II       α6000   
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
80 82 82
Color Depth
(色の再現域と分離)
23.8 24.4 24.1
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.7 13.4 13.1
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
1347 1013 1347

  • α5100のDxOのスコアは80ポイントに達しており、APS-Cとしてはとても良好なスコアだ。色再現の23.8bitsは素晴らしい値で、高感度も同様だ。一方で、ダイナミックレンジの12.7EVは良好な値ではあるが、現在のAPS-Cセンサーでは標準的な値にすぎず、GH4やE-M1に採用されている4/3センサーやソニーの1インチセンサーに迫られている。
  • α5100のスコアは同じソニーのα77II やα6000と近いが、色再現とダイナミックレンジで若干低い値になっている。α5100の高感度はα6000と同一で、透過光ミラーのあるα77IIはこれよりも低い値となっている。
  • α5100は上位モデルのα6000から機能が削減されているが、劣ったセンサーを使用しているというわけではなく、実質的に同じ画質のセンサーを採用しているようだ。

 

α5100のスコアは、同じく24MPセンサーを採用しているα6000やα77IIと較べて若干低い値となっていますが、実写ではほとんど同じ性能と見てよさそうですね。α6000に採用されているEVFや高速連写等の機能が不要なら、α5100も良い選択肢になりそうです。

[追記] スコアの信憑性やデータの見方などのDxO自身についてのコメントは引き続きこちらでお願いいたします。