富士フイルムが「X100T」を正式発表

富士フイルムが、X100Sの後継機となるハイエンドコンパクト「X100T」を正式に発表しました。

プレミアムコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100T」

  • 光学ファインダーの可能性を拡大させる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」を搭載。光学像の一部をNDフィルターで遮蔽し、その部分に、ピントエリアの画像をデジタル映像で拡大表示する新機能を開発。これにより、光学ファインダーを用いたマニュアルフォーカス撮影でも、正確なピント合わせが可能に。
  • リアルタイム・パララックス補正を実現。マニュアルフォーカス撮影において、光学ファインダー内に表示されるブライトフレームが被写体とカメラの距離に応じてリアルタイムで自動補正。
  • ブライトフレームのカバー率が92%に向上。
  • 電子ビューファインダーの表示タイムラグを、従来比約1/5と大幅に短縮。
  • 撮影シーンの明るさに応じて自動でファインダーの明るさを制御。
  • 「撮影効果反映」機能をONにすることでフィルムシミュレーションなどの撮影効果を反映可能。
  • ダイヤルの操作性を向上させ、絞りはレンズ鏡筒の絞りリングで1/3段ずつ、露出補正はボディ天面のダイヤルで±3段まで設定可能。7つのファンクションボタンに好みの設定を割り当てて、操作性をカスタマイズ可能。
  • 液晶モニターは高精細な104万ドットの3.0型で、視認性を大きく向上。
  • 「フィルムシミュレーション」に、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードを搭載。
  • 最速1/32000秒の超高速電子シャッターを搭載。
  • 発売日は平成26年11月、価格はオープン。

 

富士フイルムX100Tは、旧機種のX100Sと比べて、ファインダーの機能が大きく進化しているようです。噂では、EVFの改善が示唆されていましたが、OVF部分もかなり改善されているようですね。OVF使用中にEVFで拡大表示をするアドバンストハイブリッドビューファインダーが、どのような使用感なのか興味深いところです。