・ORGANIC SENSOR: The Problem? Too much battery drain and too much heat being generated
- 富士フイルムは有機センサーの開発を公式に発表しており、プレスリリースには、パナソニックと共同で業界最高のダイナミックレンジを実現する有機センサーを開発していると記載されている。しかし、現在の状況はどうなのだろう? 2人の新規のソースによると、有機センサーには次の問題がある。
(新規ソース1) バッテリーの消費が多すぎる&適切な画像処理エンジンを探す問題
(新規ソース2) 発熱が多すぎる
これらの問題がX-Pro2が遅れている理由なのだろうか? X-Pro2に有機センサーが採用されるという信頼できる情報はまだない。匿名のソースから有機センサーを示唆する情報を受け取っているが、詳細を公開する前に信頼できるソースからの意見を聞きたい。
信憑性の低い情報のようなので話半分程度に聞いておいた方がよさそうですが、もし、噂が事実だとすると、期待の有機センサーもいいことばかりではなさそうですね。
X-Pro2 には、高画素化された有機センサーではないX-Transセンサーが採用されるという噂もあるので、有機センサーにはあまり期待しすぎない方がいいかもしれませんが、富士フイルム広報のFuji Guysが「X-Pro2は待つだけの価値のある製品になる」と述べていたので、かなりの進化は期待できそうです。
ぎゃん
発熱し過ぎるというよりも、有機素材であることからくる熱破壊(劣化)が問題になってるんじゃないでしょうか。
発熱すると酸化速度もあがりますし・・・
CMOSのように熱暴走寸前まで使うなんてこともできないでしょうから極々短時間の稼働で直ぐ安全装置が働いて勝手に止まってしまうなんてこともありえるかもしれません
コーティングも酸化を遅らせることは出来ても止めることは出来ないでしょうから熱問題はついてまわる悩みだと思います
有機
有機ELも実用レベルの耐久性持つまで時間かかったし、仕方ないんでしょうな。
2年縛
有機センサーの寿命が2年くらいでも、
カートリッジ式にして安く交換できれば良いなぁと思ったりします。
センサーも日々進化するし、最新センサーに交換できるカメラも、悪くない気がします。
安ければ。
A900
有機センサー交換用カートリッジをカメラ屋で買うようになったら面白いですね。高感度カートリッジとか白黒ポジネガとか新しいような懐かしい響きの箱をカメラ屋の冷蔵庫から買うのもなかなか乙なのではないでしょうか。
baku
富士フィルムなので、デジタルバック、オプションフィルムバックというXpro1の時に出ていた。夢の仕様ででたらすごいですね。
センサー更新できるし。
でもデジタルAPS-Cだけど^^;
s
消費電力と発熱の両方が挙げられているので、
純粋に、電力消費が従来のシリコン素子より多いので発熱も同様に多い、
と考えるのが妥当ではないでしょうか。
もちろん、有機素子にとって熱が有害であるとか、
寿命がどれほどであるか、などは別の話です。
従来のセンサーと同等以下を目指したいのに現在の状況、
ということであれば、寿命は悲惨な短さでしょう
ぱなユーザー
ミラーレスでは使いにくい・・・
しかし、一眼レフなら使用に問題ないでしょう
いよいよ、フォーサーズ復活(笑)
まあ、それはないけど、レフ機は有機センサー
ミラーレスはCMOSとすみ分ける時代が来るかも
梅ちゃん
>ぱなユーザーさん
DSLR用限定としても動画機能を省かないと同じ事になりますよね、あとLVも出来ない仕様だとか*_*;。
純粋にスチル写真を撮るだけの専用ボディというなら活路はありそうですが、その辺のブレイクスルーが出て来ると楽しみではありますね。
BSG
そもそも単色有機センサーにすると、
光吸収効率がどのくらい上がるのでしょうかね。
Siは長波長を吸収しないので、その分良くなる?
量子収率はSiでも良いように思いますが、
どの程度良くなるのでしょう?
そもそものが疑問になりました。。
3層積層ならその効果は理解できます。
Ilford FP4
イメージセンサって 光軸や面精度出すために かなり正確な組付け位置精度要求するのでカートリッジでポン付けは無理だと思います。
ただし、センサシフト式手ブレ補正だと、センサ位置をキャリブレーションすれば良さそうですが...センサシフト式ならセンサの放熱が難しくなるので有機センサーだとダメそうですね。
えまのん
熱に弱いとなると、4K動画推しのパナソニックとしては、使いづらそうなセンサーになりそうですね。
RGVΓ
発熱が多すぎる問題については、パナはGH4で4K動画時の熱放散のノウハウとインテルとのコラボで回路集積度を飛躍的にUPしたとの噂がありますので そんなに心配しなくても良いのではないでしょうか。それよりも消費電力と画像エンジンの方が気掛かりですね。ミラーレス=小さい筐体でなければならないという呪縛に制限されるのであれば、フジの中判カメラ/レンズのノウハウとパナの熱放散ノウハウを合体してフジとパナでブランド違いの中味が全く同じ中判有機CMOSミラーレスカメラを開発してもらえると良いと思います。それが(G)X-PRO2でも良いと思います。
読者
照明ですら確立してないので、まだまだでしょう。
YUUKI
有機CMOSイメージセンサーやSONYのAPCS(アクティブピクセルカラーサンプリング)センサーの登場が待ち遠しいですね。
プレスリリース
http://news.panasonic.com/press/news/official.data/data.dir/2013/06/jn130611-6/jn130611-6.html
しかしこれは業界にとっては諸刃の剣で劇薬ともなりかねないので慎重に足並みを揃えようとしているのではないでしょうか?
なぜならこれらのセンサーが出るとメーカーの勢力地図や機種の淘汰が盛大に起こるからです。
例えばFZ1000に有機CMOSイメージセンサーが積まれたら下手なSAP-Cカメラはかなりの打撃でしょう。
それに上記のセンサーが出た時に遅れをとるNIKONさんをどうするかとか、裏では根回しが行われているのでは?と妄想が止まりません。
流れ者
上手く行ってないからこそX-trans機も並行して試作してるんでしょうねえ。
ゆーと
>BSGさん、
量子収率ではなくて、量子効率ですよね(有機では収率で話すならスミマセン)
以前にいくつかの論文や資料を見た限りだと、Q.Eはピーク60%程度で既存モノクロセンサと変わらない印象を受けました。
但し、ベイヤーカラーフィルターとは違って全画素、各色その恩恵を受けることができますから、トータル的な感度Upは間違いないところですね。
X-Tranceも十分高いS/Nを得ることが出来るセンサですが、それをさらに上回るかと思うとワクテカですな。
BSG
>ゆーと さん
ご丁寧にありがとうございます。
C,M,Yを各画素を塗り分けた場合は確かに効率が高まりそう
ですが、できるのかな?
可視領域をカバーするモノクロ層の上にカラーフィルタ
を乗せる構成だと、シリコンと大差無いように思えたので。。