ニコンが国内で「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED」と「AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II」を正式発表

ニコンが、海外で先行発表されていたFX用の単焦点望遠レンズと、DX用の望遠ズームレンズを国内でも正式に発表しました。

「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」を発売

  • 「NIKKOR」レンズ初のPF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズの採用により世界最軽量を実現。従来製品と比較して、質量は約42%減、約545g減を実現。長さは約75mm、最大径は約1mm短縮。
  • 4.5段分の手ブレ補正効果を発揮するVR機構に加え、スポーツなど動きの激しい被写体の撮影に有効なVRモード「スポーツモード」を搭載。
  • EDレンズ、ナノクリスタルコートの採用により、色収差やゴーストを抑えた高い光学性能を実現。
  • 電磁絞り機構を搭載し、高速連続撮影時の安定した露出制御が可能。
  • 希望小売価格は247,500円(税別)、発売時期は2015年1月29日予定。

「AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II」を発売

  • 新たに沈胴機構を採用することで、従来製品の「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」と比較して、沈胴時の長さを約16.5mm、最大径を約2.5mm小型化。また、質量は約35g軽量化。
  • 手ブレ補正効果4.0段のVR機構を搭載しているほか、色収差が少ない、高い光学性能を発揮するEDレンズを採用。
  • 希望小売価格は45,000円(税別)、発売時期は2015年2月5日予定。

 

位相フレネルレンズの採用で、CESで注目を集めていた300mm f/4E が国内でも正式発表になりました。このレンズは300mm f/4としては驚くほど小型軽量で、70-300mm F4-5.6クラスの望遠ズームと同じ感覚で持ち歩けそうですね。

また、55-200mm f/4-5.6G も小型軽量化と最新のVRの採用で、かなり使い勝手が良くなりそうです。