ニコンが天体撮影専用の「D810A」を正式発表

ニコンが、天体撮影専用の一眼レフ「D810A」を正式に発表しました。

天体撮影専用の超高精細モデルデジタル一眼レフカメラ「ニコン D810A」を発売

  • 「D810A」では、撮像素子前面にある光学フィルター(赤外線カット)の透過特性を見直し、Hα線の透過率を「D810」比で約4倍にまで引き上げた天体撮影仕様の光学フィルターに変更し、星雲を鮮やかに赤く写すことが可能。
  • 露出モードのひとつとして長時間露光マニュアルモード「M*」を新たに搭載。長時間露光マニュアルモードのシャッタースピードは通常の「M」モードとは異なり、連続撮影の「100コマ制限」が解除される4秒以上の長秒時で、4秒、5秒、8秒、10秒、15秒、20秒、30秒、60秒、120秒、180秒、240秒、300秒、600秒、900秒のシャッタースピード設定と、バルブ、タイムの設定が可能。
  • 夜間撮影に考慮したファインダー内表示。
  • 天体撮影で使用頻度の高い30秒より長い露光時間設定時、ライブビューではシャッタースピードを30秒に設定したとき相当のプレビューを表示。
  • 発売時期は2015年5月下旬、価格はオープン。

 

先週から噂が流れてたD810の天体撮影バージョンですが、本当に発表されましたね。Hαの透過率の改善や、ファインダー内表示の変更、リモートタイマーなしで長時間露光に対応するなど、天体撮影をする方にとっては非常に魅力的なカメラに仕上がっているという印象です。あとは、価格が気になるところですね。