DxOMarkにニコン「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G」のスコアが掲載

DxOMark に、ニコンの超広角単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G」のスコアとレビューが掲載されています。

Nikon 20mm f/1.8G ED Review 

 テスト機はD810   20mm f/1.8G   20mm f/2.8D   Sigma20mm F1.8 
DxOMarkスコア 33 26 27
解像力 25P-Mpix 20P-Mpix 23P-Mpix
透過 2.1T 3.2T 2.1T
歪曲 0.5% 0.7% 0.7%
周辺光量落ち -1.9EV -2.4EV -2.5EV
色収差 7μm 17μm 8μm

  • D810でのテストでは、新型の20mm f/1.8Gが全てのカテゴリで旧型の20mm f/2.8Dをしのいでいる。解像力は20mm f/1.8G が20mm f/2.8Dとシグマ20mm F1.8 を上回っており、画面全域で均一な解像力だ。
  • F2.8に絞ると20mm f/1.8G は隅々まで良好な解像力になるが、20mm f/2.8Dとシグマはシャープなのは画面の中央だけだ。周辺光量落ちと色収差も新しい20mm f/1.8Gが良い。
  • ニコン14-24mm f/2.8G との比較では20mm f/1.8G は全体的に同程度だ。シグマ12-24mm F4-5.6との比較では、シグマは20mm f/1.8Gと画質では張り合えない。

 

20mm f/1.8G は20mm f/2.8D と比べると、DxOの全てのカテゴリで満遍なくスコアが改善していて、全体的な光学性能の進化はかなり大きいという印象です。

20mm f/1.8Gはピークの解像力(Mpixの値)も改善していますが、元記事の色分けチャートを見ると、開放付近の解像力はピークの解像力以上に改善されているようで、特に開放付近で撮影する場合は、新型のアドバンテージが大きくなりそうです。