ソニーの3種類の新型センサーの概要

dpreview に、最近ソニー公式サイトで公開されたソニーの新しいセンサー群の解説が掲載されています。

Sony Semiconductor site gives glimpse of next-generation sensors

  • より高画素の4/3センサーの登場が間近に迫っているようだ。ソニーの半導体部門が新しいWebサイトを公開しており、そこには、まだどのカメラにも採用されていない、いくつかのセンサーも掲載されている。
  • 20MPの4/3センサーは、現行のいくつかのオリンパス機に採用されている16MPセンサー(IMX159)よりも読み出しが高速化されている。
  • 20MP 1/1.7インチ積層型CMOSセンサーは、長きに渡ってハイエンドコンパクトで使われてきたIMX144を置き換えるかもしれない。
  • (24MPの)APS-CセンサーIMX271は、最高の画素数で19fpsの読み出しが可能だ(D5300などに採用されている現行のIMX193 は8.7fps)。また、このセンサーには、ソニーが新しいインターフェース技術と主張している、ハイスピード動画やマルチフレーム、ハイダイナミックレンジ、スチル・ムービー同時撮影のための高速・マルチストリーム読み出しを可能にするSLVS-EC(Scalable Low Voltage Signaling Embedded Clock)を採用している。

 

何日か前に、SARで紹介されていたソニーの新センサー群ですが、特に新型の24MP APS-Cセンサーは、インターフェースに新技術が採用されているようで、機能的にかなり進化しそうですね。

4/3用の新型センサーも画素数が増えただけでなく、読み出しが高速化されているということなので、連写の高速化や、動画のスペックアップが期待できそうです。

また、ハイエンドコンパクトにはソニー製の12MPの1/1.7型センサーがよく採用されていますが、今後はこのクラスは新型の20MPのセンサーに置き換わる可能性が高そうですね。