Kマウント版レンズに関するシグママネージャーのコメントが掲載

Sigma Rumors で、シグマのマネージャーとのKマウント版レンズに関するやり取りが紹介されています。

・Pentax's Upcoming Full-Frame DSLR Leaves Sigma Aloof

  • Pentax ForumsでシグマのマネージャーPaul Pizzano氏とのメールでのやり取りが公開されている。
  • 最初の引用は、シグマ70-200mm F2.8 EX DG HSM をKマウントにすることについての機械的な困難さについてだ。このことは"マウントの変更" は単なるマウント交換ではないことを示している。

    「このレンズはKマウントに転用できない。これは、ペンタックスは専用の鏡筒が必要となる作動レバーによる機械式の絞りを採用しており、これはニコンも同様だが、ニコン用の鏡筒はペンタックスの絞りには小さすぎるためだ」
  • グローバル・ヴィジョンのレンズ群だけは、このようなマウントの変更が可能になるように造られている。

    「グローバル・ヴィジョンレンズ群は完全な新設計で、我々が元々のレンズを製造しており、そしてパーツが利用可能な限りは、ニコンからキヤノン、ペンタックスからソニー、ソニーからニコンなどに変更することができる」
  • もう1つの部分は、ペンタックスのフルサイズ機の出現でシグマからの多くのレンズを期待しているユーザーを失望させるだろう。

    Q. ペンタックスのフルサイズ機についてどのように考えているか?
    A. 現在のところ、将来のペンタックスのフルサイズカメラは、あまり検討していない。ペンタックス/リコー/サムスンは、純正レンズ群を所有している古くからのロイヤルカスタマーに支えられているように見える。

 

シグマは残念ながら現時点ではペンタックスのフルサイズ用レンズについては、あまり積極的ではないようですが、ペンタックスのフルサイズ機がよく売れて人気機種になれば、また対応も変わってくるかもしれませんね。

マウント交換に対応するグローバル・ヴィジョンレンズ群も、発売されていないマウントには変更することができないので、まずはKマウントレンズの発売に期待したいところです。