・デジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」「EOS Kiss X8i」の無償点検・対応のご案内
- デジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」 「EOS Kiss X8i」 の一部の製品において、撮像部前面の光学素子内部に白点状の汚れが確認できる製品が混在していることが分かった。
- 撮影画像全てに点状の汚れが写り込むわけでないが、特定の撮影条件において稀に影響が出る場合がある。
- シリアル番号の左2桁の数字が「01」または「02」のカメラの一部が対象製品。上記のシリアル番号であっても、下図(電池室ふた)の場所に●印があるものは対象外となる。
- 点検の結果、対象製品であった場合は、弊社規定の保証期間にかかわらず、無償にて対応。
以前にLensRentalsが報告していて、dpreviewなどでも話題になっていたEOS 8000DとKiss X8i のセンサーの汚れの問題ですが、キヤノンが正式に対応を発表したので、対象製品のユーザーの方はまずは一安心ですね。最近は、ニコンもそうですがキヤノンも不具合への対応の発表が早くなりましたね。
かめらのからす
大手家電ショップの通販でも一時販売休止中になっていますね。
仕切り直しでも良いので是非とも万全を期してほしいと思います。
ライト
そもそもあってはならない問題だとは思いますが、早急に対応し保証期間の有無に関わらず無償での点検ということでひとまず安心ですね。
利益が大事なのは分かりますが品質管理に関しては、どこのメーカーも厳重に頑張ってほしいと思います。
satoruX
接着工程での未硬化残モノマ?
発生した期待が取り残された?
あるいは接着層塗布後の乾燥が不十分?
いろいろな原因がありそうです。
しかし、製品管理は十分にお願いしたいものです。
ひんかん
妙な場所に「●のあるもの」が対象外ということは、生産現場ではこの問題の発生を把握していたんでしょうね。 全数検査ではなく抜き取り検査したものに●を貼ったのではと推測されます。 恐らく発生率が低い為に「えいや」で出したのか、問題なしと判断したのか。
前者なら品管、後者なら技術のミスですね。 5Wしてください。
AE1
>>●印があるものは対象外となる
工場ラインを特定して不良品の切り分けができたというだけでしょう。
ずん
無償対応は当然ですが対応の早さがいいですね、火消しはスピード勝負ですから。
ひんかん さん
>妙な場所に「●のあるもの」が対象外ということは、生産現場ではこの問題の発生を把握していたんでしょうね。
問題発覚後に完全に新しく作る物はロット番号を変えているでしょうけど、
ラインや倉庫に残っていた分は対策作業を施した上でマークして出荷、
ってだけのことではないでしょうか。
販売店から戻った物も対策して再出荷するんでしょうし。
ペイン
今回、問題発覚から、公式発表まで期間が短かったのは、事後対応としては良かったと思います。
●印に関してですが、おそらく、今後のための記載だと思います(告知ページは、数年以上、掲載されるはずです)。
(1) 顧客所有で対策を実施した後の製品を、未対策品と識別するため。
(2) 流通/メーカー在庫の対策/手直し品を、未対策品と識別するため。
(1)は通常メンテナンス時及び中古市場、(2)は通常販売ルート(外箱等にも関係者向けの識別マーク等が入ると思います)、にそれぞれ向けた識別策だと思います。
や
対応が迅速なのは良いですが、原因がまるで述べられて無いですね。
誤って不良品を出荷したので「問題があれば」交換いたしますとしか読み取れません。
構造上の問題であれば不具合が出る個体が少ないにしろ爆弾を抱えているようなものです。
もっとも今後は対策もするでしょうし、保証の期限に関わらず無償対応とのことなので安心して使えると思いますが。
Robin
ありがたい対応ですね。
でも、この前の記事ではサンプル数20とはいえ、3割の個体で発生していたというのが気になります。
「一部の個体」というのは余りにも多すぎる数ですが、何が原因で、全体の何割くらいに影響があるのでしょうか。
8000D購入保留
発表内容だけ見ると、●印がない該当シリアル品は有無を言わさず持って行けば修理してくれるのでしょうか?今はなくても経年と共に発生したりしないのか、そもそも何を持って問題ないと判定できるのか、さっぱりわからないです。ユーザーが安心できる、あるいは修理出さないとダメなんだと理解できるところまで情報を出して、始めてちゃんとした対応といえるのではないでしょうか。
ペイン
8000D購入保留さん
その点はキヤノンもちゃんと考えていると思います。
仮にイメージセンサーのローパスフィルター等に用いられている接着剤の硬化が不十分でモノマーが原因だった場合は、症状が現れている製品がセンサー交換となっていたとして、症状が現れていなくても、
(1) 全品、センサーを交換
(2) 重合度を高める処理を行い、モノマーを根絶
等々の処置を行い、今後の発生リスクがないようにすると思います。ただ、具体的な原因や対策等に関しては、機密事項が含まれているかもしれないので、公式には明らかにならない可能性が高いと思います。