将来35mmや50mmレンズを搭載したLEICA Q が登場するかもしれない

Leica News & Rumors に、LEICA Q Typ 116 に関するインタビュー記事と、LEICA Qのセンサーのメーカーに関する考察が掲載されています。

Interesting interview with the designers of the Leica Q Typ 116 camera

  • Digitalversusが、LEICA Q の設計者の興味深いインタビューを掲載している。以下は、興味深い部分。
  • LEICA Q は全てがドイツのウェッツラーで組み立てられている。
  • LEICA Q のセンサーはローパスレスで、ソニー製でもCMOSIS/STMicro製でもない。
  • ライカはサムスンとしばらく話し合いをしていた。しかし、(インタビュー中の)室内の雰囲気がすぐに変わり、我々はこの一連の質問を断念しなければならなかった。
  • ライカは、このレンズ(LEICA Qのレンズ)から最高の結果を得るためと、バッテリーライフの大幅な改善ために光学手ブレ補正を無効にすることを推奨している。
  • LEICA Q に搭載されているMaestro II プロセッサーは、SocioNextが製造している。この企業は富士通と日本開発銀行、そしてパナソニックが所有している。この画像処理エンジンは、ニコンのカメラにも採用されている富士通Milbeautのアークテクチャーをベースにしている。
  • 興味をもつ人が多ければ、ライカは将来、35mmや50mmのレンズを搭載したLEICA Q の開発を考えるかもしれない。
  • LEICA Q は4K録画が可能な設計で、オーバーヒートの問題が解決されれば、この機能を有効にする準備が整っている。

The sensor inside the Leica Q Typ 116 is most likely produced by TowerJazz

  • 最近のインタビューで、ライカはLEICA Q Typ 116 のセンサーが、ソニー製でもCMOSIS製でも無いことを認めている。センサーのメーカーはどこなのだろう? 非常に有り得そうなのは、パナソニックと密接な関係のあるイスラエルの半導体製造業者のTowerJazzだ。
  • TowerJazzは、既にCMOSISのために12MPセンサーを製造している。
  • photozoneのフォーラムに次のようなコメントがある:「中国のトークグループに参加しており、そこで、ソニーセミコンダクターで働いている人が、『LEICA Q の骨格や外観はライカによって設計され、電子システムはパナソニックから来ている。Summiluxレンズはコニカミノルタの設計で、パナソニックの製造だ。CMOSセンサーは、新しいイスラエルの半導体製造業者TowerJazz・パナソニックが設計し、LEICA M typ240と同じSTMicroエレクトロニクスが製造している』と話してくれた」

 

単焦点レンズを採用したコンパクトカメラは、人によって希望する焦点距離が様々なので、35mmや50mm レンズのLEICA Q も需要があるかもしれませんね。35mm(換算35mm)のコンパクトは、RX1やX100など他にいくつか選択肢がありますが、50mm(換算50mm)はあまり選択肢が無いので貴重かもしれません。

LEICA Q のセンサーのメーカーに関しては確定ではありませんが、パナソニックが関係している可能性が高そうですね。