キヤノンが2億5000万画素のAPS-H CMOSセンサーを開発

キヤノンが、毎秒5コマの読み出しが可能な2億5000万画素のAPS-H CMOSセンサーを発表しています。

APS-Hサイズで世界最高画素数 約2億5,000万画素のCMOSセンサーを開発

  • キヤノンは、35mmフルサイズ以下において世界最高画素数である約2億5,000万画素(19,580×12,600画素)のAPS-HサイズのCMOSセンサーを開発した。
  • 新開発のCMOSセンサーは、約2億5,000万画素という超多画素でありながら、回路の微細化や信号処理技術を進化させることで、1秒間に12億5,000万画素の超高速な信号読み出しを実現した。これにより、毎秒5コマのスピードで超多画素な動画を撮影することが可能。画素の微細化に対応した構造を採用することで、超多画素でありながら高感度・低ノイズを実現。
  • 約2億5,000万画素のCMOSセンサーを搭載したカメラを用いて撮影した動画は、フルHD(1,920×1,080画素)動画の約125倍、4K(3,840×2,160画素)動画の約30倍という超多画素であり、任意の領域をトリミングし、大幅に拡大しても、解像感が損なわれない映像を得ることができる。
  • キヤノンはこの技術の、特殊監視・防犯機器への応用や、超高精細計測機器・産業機器への応用、映像表現分野への応用などを検討していく。

 

キヤノンは5年前に1億2000万画素のAPS-Hセンサーを開発していますが、今回のセンサーは2億5000万画素と2倍以上の画素数になっていますね。

このセンサーが一般向けのデジタルカメラに採用されることは無いと思いますが、以前に開発されたキヤノンの超高感度フルサイズセンサーも業務用カメラのME20F-SHとして製品化されているので、このセンサーも業務用機として製品化される可能性はあるかもしれませんね。

2015年9月 7日 | コメント(23)

コメント(23)

18キロ先の飛行機に記された文字を識別できたとありますが、その「作例」を是非見てみたいものです。プレスリリースにはEF35mm F1.4L USMを試作カメラに取り付けた参考写真が出ていますが、これは「作例」撮ったレンズとは違いますものね(光学ズームと電子ズームを併用したとあるので)。

まさにエキゾチックなセンサーですね

高画素センサーがAPS-Hサイズなのは何かこだわりがあるからなんでしょうかね

防犯映像を調べるとくっきり残っているわけだ。
いいかも。

フルサイズにしてしまうと、周辺まで解像できるレンズがないのでAPS-Hサイズにしたのではないでしょうか??

一般向けに製品化したら面白そう

レンズの性能は大丈夫なんですかね

お店とかエレベーターとか、これまで防犯カメラはそこいらじゅうにあったけど、部分拡大すると人の顔や車のナンバープレートは不明瞭でしたよね。
それがくっきりと写るようになるのかな。

出力は6167.7万画素(縦横とも1/2)でいいので、こいつを搭載した民生向けカメラを出してくれ・・・たりはしないか、さすがに (^^;

>18キロ先の飛行機に記された文字を識別できたとありますが、その「作例」を是非見てみたいものです。

この作例によっては
「フルサイズで50MP辺りがレンズの解像度の限界」
とは何だったのでしょう?という事になりますね。

民生用に転用されたとしても交換式の記憶媒体の容量や処理速度が全く追いつかないでしょうから、内蔵型のメモリになるのでしょうかね。

特殊用途のセンサーで「識別」という話なので、写真としての画質どうこうではなく、情報として残ってるかどうかというレベルなのではないかと思います。レンズの収差や回折ボケの影響は無視できないと思いますが、これらによる画質の劣化は、ある解像度を超えると一瞬で情報が無くなるのではなく、徐々に画質が劣化していく性質のものなので、センサー側の解像度に余裕を持たせれば取り出せる情報はかなり増えるのではないかと思います。

これに超望遠レンズ付けて10分の1クロップしても2500万画素級とか凄いですね。
宇宙や軍事で役立つ様に転用出来そう・・・
これでポートレート撮ると凄い事になりそうです

なかなか2億5000万画素といっても、イメージしにくいですね。
以下、少し考えてみましたが、間違いがあるかもしれません。

●APS-Hサイズとはいっても…EOS-1D系のAPS-Hより少し大きい
・EOS-1D Mark II N …28.7×19.1mm
・EOS-1D Mark III …28.1×18.7mm
・EOS-1D Mark IV …27.9×18.6mm
・APS-Hサイズ 約1億2,000万画素のCMOSセンサー…約29.2×20.2mm (2010年8月)
・APS-Hサイズ 約2億5,000万画素のCMOSセンサー…約29.2×20.2mm (2015年9月)

●画素ピッチは?
・APS-Hサイズ 約1億2,000万画素 画素ピッチ=約2.2マイクロメートル
・APS-Hサイズ 約2億5,000万画素 画素ピッチ=約1.5マイクロメートル

●これらの画素ピッチで35mmフルサイズセンサーだとしたら…
・APS-Hサイズ 約1億2,000万画素→35mmフルサイズで約1億7800万画素
・APS-Hサイズ 約2億5,000万画素→35mmフルサイズで約3億8400万画素

今回発表されたセンサーは1秒間に12億5000万画素の読み出しという性能ですので、
これで35mmフルサイズセンサーを作ると、1秒間に約3.3コマのスピードしか
出ないことになりますね。

●DSC-RX100M4の1.0型約2010万画素CMOSセンサーの場合
・画素ピッチ=約2.4マイクロメートル

●ソニー 1/2.3型 約2068万画素CMOSセンサー IMX147LQTの場合
・画素ピッチ=約1.2マイクロメートル

●ソニー 1/2.3型 約1240万画素CMOSセンサー IMX117CQTの場合
・画素ピッチ=約1.55マイクロメートル

2億5000万画素センサーは1200万画素の1/2.3型センサーと同じくらいの画素ピッチ。ダイナミックレンジやノイズ、高感度性能などは、1/2.3型センサーくらいだと大まかに考えていいのかもしれません。回折による解像限界も。

今の段階ではやはり特殊用途に限定されるのでしょう。
でも、現行の1.0型センサー程度の画素ピッチで、35mmフルサイズ1億画素くらいのカメラを作るのであれば、センサーやカメラの処理能力、レンズの解像力、パソコンの処理能力などが向上して、比較的近い将来、現実のものになるかもしれませんね。
でも、1億画素なんて一般の人にはあまり必要ないようにも思いますが。
ましてや2億5000万画素なんて…。写真家でも、このような解像度を必要とする人は少ないのではないでしょうか。でも、技術が向上することによって、何か新たな表現や需要が生まれるということもあるでしょうから、今後の展開が楽しみです。

BRレンズ、超高感度カメラ、4K放送用レンズ、そして超高画素機
次は何が出るのか気になりますね。

恐らくですけど、一度の露光で製造できるサイズの上限がAPS-H付近なのではと思います。
最近のセンサーはどうか知りませんが、少なくともD800のセンサーは、2分割露光で製造していました。

3x6板(1820x910mm)にフルに印刷しようとした場合、273dpiです。
レンズ性能が非常に良くて、かつノイズリダクションで溶けていなければ、至近距離から見ても高精細が期待できます。
でも、天文学的な数字という訳では無いと思いますよ。

TMTに参入するので、そのセンサーかな?

普通のカメラに搭載できたら、超望遠レンズが売れなくなってしまいそうですね

2010年発表以降も開発を進めて来たと思われる1.2億画素イメージセンサーの一眼レフを試作との発表がありましたね。

1.2億画素もこの記事の2.5億画素もAPS-Hなのは、歩留まり等、製造的要因からなのでしょうか?
億画素シリーズも、頑張って、フルサイズにならないかな?ならない感じですね。

・キヤノン、約1億2,000万画素の一眼レフカメラを試作
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150908_720066.html

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150908_720066.html
一眼レフボディの試作機作って関係者向けに展示するみたい

センサーサイズと露光回数について調べたところ2005年のスライドを発見
APS-Cまでは「1回露光で製造可能」、APS-Hや35mmフルサイズは「2回以上の露光が必要」と記されています
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2005/12/07/canonimg_1708.jpg

これまでずっと1回の露光で製造できるサイズの上限がちょうどAPS-Hなんだと思い込んでいましたわ・・・

今の技術では、1回の露光でAPS-Hサイズまで露光できるようですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/APS-Hサイズ
メーカー名は書いてありませんが、採用実績からキヤノンを指しているのはほぼ間違いないでしょうね。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2005/10/18/2480.html
今更ですが一応。
キヤノンの場合は初代5Dからフルサイズセンサーを二回露光で製造しているようです。
恐らく、このときからAPS-Hを一回で露光できるようになっているのではないかと。


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このページは、2015年9月 7日 に公開されたブログ記事です。

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