・Tamron SP 45mm f/1.8 Di VC USD Lens Review
- 鏡筒は手ブレ補正が搭載されているため、F1.8のレンズとしては小さくはないが、それほど重くはない。このレンズは防塵防滴仕様で、マウント周囲はゴムのシーリングが施されている。
- AF速度はまずまず速く、フルタイムマニュアルフォーカスが可能だ。フォーカスリングは幅が広く、十分な重さがあり、非常にスムーズな動きで、細かいピント調整も容易に行うことができる。
- 最短撮影距離は29cmで、標準レンズとしてはとても短く、狭い場所での撮影や時折のクローズアップ撮影に、申し分なく向いている。
- 手ブレ補正は、1/6秒で約半分のシャープな画像を得ることができた。これは、3段分前後の効果だ。
- 解像力は、中央は開放では素晴らしい値(excellent)にわずかに届かないレベルで、隅は良い値(good)にわずかに届かないレベルだ。絞ると画面全域で改善し、中央はF2.8からF11で際立った値(outstanding)に、隅はF8からF11で素晴らしい値(excellent)になる。
- 倍率色収差は、3/4ピクセルに近い値で、標準レンズとしては若干予想よりも大きいが、このレベルの色収差は、画面隅のハイコントラストな被写体でもほとんど問題はないはずだ。
- 周辺光量落ちは開放で2.2EVで、大口径レンズとしては標準的だ。F5.6以上に絞ると見た目に均一になる。
- 歪曲は0.6%のとても穏やかなタル型で、ほとんどの状況で目立たないだろう。
- 逆光では、光源を画面内に入れた場合でさえ、eBANDコーテイングがフレアを素晴らしくよく抑えており、コントラストも良好に保たれている。
- タムロンは幅広い状況でとても優れた結果が得られる素晴らしいレンズを造った。価格は580ポンドでこのクラスとしては高いが、時間が経って価格が落ちれば、コストパフォーマンスは良くなるだろう。現時点では価格が唯一の問題で、投資する価値があるかどうかは人それぞれだろう。
- 良い点: とても良好な解像力(特に中央)、良好な造り、効果的な手ブレ補正、防塵防滴構造、歪曲が小さい、非マクロの標準レンズとしては寄れる。
- 悪い点: 発売時の価格が少し高いかもしれない。
解像力は35mm F1.8 VCと似たような傾向ですが、45mm F1.8 VCの方が全体的に解像力が一回り高くなっていて、開放から不満のないレベルと言ってよさそうです。サンプル画像では、花やポートレートではボケが綺麗で、加えて遠景も切れ味のよい描写なので、用途を選ばずに使えそうでなレンズですね。
かふか
寄れるしボケも綺麗だしで気になるレンズです。
しかしコスパのよいニコン50mmf1,8を持っているので迷います。
同時にシグマのart50mmf1,4も気になる,,,
Tithe
寄れるという1点は非常に羨ましい。
ニコンなので58mmがあるから、浮気はする必要ないけど…。
ただ、35mmは浮気してしまいそうだ。
ねこ
50mmよりちょっと広いところに惹かれる(笑)
私個人的にはちょうどいい画角な気がする
ぱんた
45mmの記事も来ましたか
ボケがキレイでレンズ構成が面白いですね
2本とも寄れるのがスゴイ
やはりサードパーティー=安価
という時代は終わりに近づいてきたのかも(笑)