・デジタル一眼カメラ「ILCE-7RM2」本体ソフトウェアアップデートのお知らせ
- アップデート開始日: 2015年10月2日
- アップデート内容
1.撮影シーンによってまれに前ピンになる症状を改善。
2.長秒時NR設定がOFF時の輝点を低減。
3.フラッシュ装着時のHi連写速度を改善。 - 今後、以下の本体ソフトウェアアップデートを予定。(10月中旬以降)
1. α7R IIの14ビット非圧縮RAWフォーマット対応
2. SELP18105Gのズーム操作方向切り替え機能追加
海外で先行発表されていたα7R II の非圧縮RAWへの対応ですが、国内でも正式に発表されました。今回の新ファームには非圧縮RAWへの対応は含まれていませんが、次回のファームウェアで対応されるようですね。
なお、α7R II の圧縮RAWと非圧縮RAWの画質の違いについてはdpreviewにテスト記事が掲載されているので、興味のある方は参照してみてください。
m42
圧縮Rawはカラーノイズみたいなのが出てますね。
非圧縮/圧縮でRawの画質がこんなに違うとは・・・ビックリです。
*-9
「非圧縮/圧縮」というと圧縮しただけで劣化したかのような感じがしますが、
要するに非可逆圧縮と非圧縮の比較なので、違いがあるのが当然ですね。
むしろ、今までこのような形で放置されてきたのが不思議に思われます。
sp3
RAWに非可逆圧縮かけちゃったらJPEGと何が違うんでしょうか?
_
そもそもRAWって生って事ですよね。それを圧縮して情報間引いていて何故RAWを名乗れるのかがいまだに判らないです。
ikaruga
ソニーの圧縮RAWは非可逆圧縮されることでハイライトが簡単に飛びますから
あとから現像で取り戻そうという行為そのものが無駄だったんですね。今までは
イヒ
圧縮RAWと非圧縮RAWでこんなに変わるんですね。
ソニーのRAWはあまりきれいじゃないとは思っていましたが、付属の現像ソフトの責任だと思っていました。
当方α7Ⅱユーザーですがα7Ⅱにもアップデートを期待してもいいんでしょうか。
ソニーは他社と比べてあまり旧機種のアップデートしてくれませんものね…。
博多湾
既にcRAWで撮影してしまったものは非圧縮RAWに戻せません。
しかしアーチファクトが目立つ作品を修正するソフトが最近公開されています。
http://super.ece.engr.uky.edu:8088/cgi-bin/karwy.cgi
現状では処理にかなり時間がかかりますので、実用的ではないようですが、せめてソニー製のRAW現像ソフトにはこの様な機能を載せて欲しいですね。
ぷん
>_さま
可逆圧縮とされるRAWも、高感度撮影でノイズが増えるとデータ量が極端に多くなるので加工されることはあります。
ソニーの圧縮RAWが優れているのは、ノイズがどんなに増えても容量が変わらず、撮影枚数の変化がないところかと思います。
もともと動画用に開発されたのでしょう(収録時間がシーンで変化すると問題なので)。
>ikarugaさま
ソニーの圧縮RAWは圧縮するブロック内の最小値と最大値はほぼそのままにして圧縮するので、現像時にも元データとほぼ同じ値になります。
ですから、圧縮による白飛びなどは発生しないかと思います。
現像時に露出を大幅に上げた時に、コントラストの差があるエッジ付近でノイズが増える事はあります(記事参照)。
京介
他社カメラでも何を撮影していても容量が一定だったり、圧縮してるんだなーって感じるのは多いんですがどうなんですかね?
ソニーのrawが問題にされることは多いですが、実際それでもDxo等のスコアは良好なんですから大したものです。
Pちゃん
SONYさんは7RⅡしか対応してくれないのでしょうか。
SONY製品を買い続けていますが、旧機種になるといつも寂しい思いをします。
coolSony
完全に非圧縮なら2倍のファイルサイズになるとdpreviewにありますね。
特殊な超ハイコントラストの状況でしか違いがないなら、この前SARで紹介されてた特殊なソフトで事後処理した方が実用的かな
GAVA
容量一定は、非可逆圧縮じゃないと、よほど低圧縮にしなければ無理でしょうね。
あと、ノイズは圧縮効率を下げます。
(CMOSの不規則ノイズなら)
非可逆圧縮なら、ノイズは圧縮時消される事があり、ノイズが少ないと、普通は高画質と言われます。
その反面、解像は悪くなりますが。
sin
これまで圧縮RAWってのは通常のRAWを可逆圧縮したものだと思っていました。ファイルサイズは小さくなるけど、圧縮、展開に時間がかかる程度のものかと。まさか画質そのものが劣化しているとは。
とも
バッテリーの保ちには影響ないでしょうか?
もしバッテリーの保ちがよくなるようであれば、ファイルサイズの問題より嬉しいと思うのですが。
RGVΓ
以前このサイトでC社のRAWはNRが全くかかっていないので天体撮影に優れていると教えてもらいましたが、ソニーの圧縮/非圧縮RAWも撮影対象によって使い分けすればいいということですかね。
_
>ぶんさま
>可逆圧縮とされるRAWも、高感度撮影でノイズが増えるとデータ量が極端に多くなるので加工されることはあります。
う〜ん、それだと可逆圧縮とは言えないと思います。※頭固いのかなぁ…
例えば、テキストをzip形式で圧縮したら文字化けするって言われたら納得できますか?
ななしさん
EマウントのみならずAマウントの過去機種でも同様の画質劣化があるんでしょうし、技術的にはさほど難しい対応ではない内容なんですから過去機種も対応してくれればいいんですけど、ソニーのことだからやらないでしょうね。α7シリーズくらいはやってくれてもよさそうなもんですが。
最近ソニーの一眼は高価格化してきてますが、買う時はこのソニー特有の「サポート打ち切りの早さ」も考慮して、値段に見合うかをよく考える必要があるなと最近感じます。買い替えサイクルが早くなれば、その分さらにコストが上積みされるわけですし。
あに
rawに手を加えてるからDXOのスコアが良い、逆に一切手をつけないキャノンは不利って話がありますよね。(ま、スコアなんかより実際の画が重要だと思いますが)
ソニーが今まで問題を認識しながら圧縮rawだったってことは、書き込みスピードが追いつかないとか、バッテリーなのか、何らかの問題があったのでしょう。
それが解消されて、ようやく他社に追いついたってことでしょうか。
再びGユーザー
ハイレゾオーディオのフォーマットでは可逆圧縮後のファイルもそのまま読み出せて展開すれば元ファイルになるようなものが出てきてます
画像ファイルもこのようなものになれば、40MPの元データを圧縮したRAWファイルがそのまま10MPのRAWデータとして扱え、現像のセッティングまでをやり、バックグラウンドで元ファイルに適用して現像というような使い方が出来るようになれば使い勝手は飛躍的に向上しそうです
なんにしろ、RAWというにはロッシーは勘弁してもらいたいのは正直なところです
4k
元記事を読めばわかりますが現像時に非常識なくらい極端に露出を持ち上げてやっと見えてくるデジタルアーティファクトです。
これまでの圧縮RAWのままでも基本的には問題ないものですよ?・
ちび
デジカメでいう「RAW」は「生」というより「未加工」というニュアンスの方が近いです。
加工して画像にする前段階のデータという意味ですね。なのでデータ圧縮によるロスがあってもまぁ許してあげてください。
jpegの様な圧縮方式とは全く異なりますから、ノイズが乗るようなことはありません。
圧縮のアルゴリズムに関しては下記記事が分かりやすいかと。
http://cygx.mydns.jp/blog/?arti=431
実質11bit(12bit)のデータですね。
ぷんさん解説の通り、白飛び・黒つぶれは起こりません。
輝度差の小さい部分はデータのロスはありませんから肌色や空の色の階調も保たれるでしょう。
つまり大抵の被写体では問題にならないでしょうね。
問題になるのは局所的に輝度差が大きい画像…天体写真の場合は最悪です。
ミラーレスMAN
ちびさん紹介のサイト、とても分かりやすいです。
後、「生」ではなく「未加工」という解説も。
データを作り出すまず始め段階である
アナログ→デジタル変換処理の仕方が
各社それぞれ違っているという事なのですね。
dpreviewでの解説も超ハイコントラストでのケース。
※あれだけ見た人が全てのケースにおいて差が歴然だと
勘違いしてしまいそうで不安ですが
思いつくのは完全に日が落ちた場合においての星空撮影くらい?
それでしたら普段は圧縮RAWでも十分だと思いました。
まあ実装されたらもちろん撮り比べて
自分の目で判断しますけど。
ミラーレスMAN
書き忘れました。
>2.長秒時NR設定がOFF時の輝点を低減。
これが地味にありがたい。
というかこれくらいは1.0ファームで完成していななきゃ駄目じゃないかと思いますが。
一枚だけこの症状が出た画像があり不信感を持っていましたので。
ライト
「選べる」というのが重要だと思います。
非圧縮が必要とあらば使えばいいし、圧縮と違いが顕著でないと判断すれば使わなければいい、使い方はユーザーに委ねてほしい。
なのでα7RⅡ、α7SⅡ以前の機種もサポートしてほしいです。
博多湾
>α7RⅡ、α7SⅡ以前の機種もサポート
たぶんですが、簡単なはずなので、その気があれば対応するでしょう。クレームの強度次第かも。
cRAWの修正ソフトが対応しているのは下記。
Full Frame E-mount: NEX-VG900, A7, A7R, A7S, A7II, and A7RII
APS-C E-mount: NEX 3, 5, 5N, 5R, 5T, 6, 7, C3, F3, VG20, and VG30, and ILCE 3000, 3500, 5000, 5100, 6000, and QX1
A-mount: DSLR A450, A500, A550, A560, A580, A700, A850, and A900, and SLT A33, A35, A37, A55, A57, A58, A65, A77, and A99, and ILCA-77M2
Cyber-shot: DSC RX100, RX100M2, RX100M3, RX100M4, RX10, RX10M2, and RX1
http://aggregate.org/DIT/KARWY/
新ファーム提供の可否はSONYの気分次第、つまりは、ユーザの圧力強度次第かと。
皆さんの努力次第なんです。
prf
ソニーの圧縮方式はノイズにはほとんで影響ないはずですが。
12bitだとほぼ問題になりませんが、14bitは見てませんがこちらでも同じで重み分だけ変えてたとすると、特定条件で影響ありますね。たとえば1dotの星を撮るようなときとか。
それ以外の通常だとまず問題にはなりませんが、選べるに越したことはないですね。
taka
前機種もサポートしろという意見が散見されますねえ。
バグフィックスやそれに類するような改善に関してであれば発売後3年ぐらいは面倒見てくれよとも思いますが、機能追加に関してはサポートされなくても仕方がないかなと個人的には思うんですけどね。
流れ者
ファイルサイズ2倍…通常使用で「露骨に」差が出ない場合、ある意味非圧縮がデメリットになる場合が有りそう。
特に連写使ったり枚数撮りまくる場合は今まで32や64GBで足りてたケースで64や128GBのSDが必要になる可能性が。
旧機種に対応しろと言う声がありますが、フルサイズ以外、特に中級機以下ではコスト的に難しいんじゃないですかね。
APS-Cでどこまで効果があるかも疑問だし。
まあ、α7辺りはそのうち対応しそうだけど。
kotobuki
それより、BULBモードでは未だに12bitのままなのは何とかして下さい!
天体写真ではα7sⅡでも使い物にならない!!
pot
現行最上位機種のa7r2は当然載るとして、廉価機や旧機種に関しては有料アップデートでもいいかなと思いました。
HH
用語の使い方に違和感を感じました。
私の認識では
a.「非圧縮RAW」→センサーデジタル出力寺の未加工のデータ、圧縮はしないデータサイズは常に一定
b.「圧縮RAW」→非圧縮RAWを可逆圧縮したもの。情報の欠落はなし
c.「RAWでないもの」→RAWからなんらかの加工を施したもの(非可逆圧縮、bit長縮小、ノイズ除去など)の非圧縮版
通念上ではaとbが現在一般的にRAWと呼ばれるもので、c.に関しては
単にRAW or 圧縮RAW or 非圧縮RAWと呼ぶのには問題があるように
思えます。
ponpoko
RAWは未欠損のデータ、といわれる方も多いですが、そもそもイメージセンサーからの生データとなると「アナログの電荷値」ですよね。デジタルにしている段階でサンプリングしているのですから厳密に言えば未加工のRAWなんてどこにもないのでは?デジタルに変換する前にアナログのNRもありますし。「生」というより「未加工」というちびさんの説明がとても納得できます。
きまぐれ
ノイズや白飛びの話題になってますが、bit数の違いってトーンジャンプし易くなるかどうかの違いじゃないんでしょうか?
同じ明暗差を12bit分割するか14bit分割するかの違いですよね。
例えば、同じ距離をキロメートル単位で分割すると8分割でも、マイル単位で分割すると5分割になるみたいな。
下手の横好き
ねんがんの非圧縮Rawですか。やっとって感じです
これまでも結構要望あったのですが、ずっと未対応
だったので、半ば諦めていました。
以前のα7シリーズにも対応してくれると信じて
すぐにα7r2に乗り換えないでα7rを使いながら
気長に待ってみようと思います。
kk
RAWの定義はメーカーごとに違うので、一概にSONYが変だとは言えないと思います。確かにRAWは[生・未加工]の意味の言葉ですが、カメラの使用しているRAWの意味はそれだけではないようです。メーカーによってはノイズリダクションをかけてからのRAWファイル生成などあるそうです。
しかし、今回の問題は非可逆圧縮(元にもどらない圧縮。でも圧縮率は高い)による画質の低下ですから、ユーザーが問題にするのもわかります。
書き込み速度を気にしない画質重視のユーザーもいれば、画質はcRAWでも良い連写重視のユーザーもいます。ですから、この問題が浮上してきた今、SONYユーザーの声を聞いていただいて今まで発売してきた過去の機種にも(α99やα7シリーズなどこだわりをもった機種)今回同様のフォローをしていただきたいですね。
cRAW/RAWの選択項目と非可逆圧縮をしないでファイルに書き込むだけのプログラムですから、そんなに難しいことではないと思います。
みなさんがこだわっている画質低下の要素をクリアすれば、間違いなく良い方向に次へとつながっていくと思います。
af
>α7RⅡ、α7SⅡ以前の機種もサポート
>たぶんですが、簡単なはずなので、その気があれば対応するでしょう。クレームの強度次第かも。
それほど簡単でもないと思います。
7RIIは4Kや高画素の処理に耐えられるだけのCPUの速度やメモリがあるので、出来る事も必然的に多くなっていくんだと思います
中野
簡単の定義次第ですが、できる様にするのは簡単かと、
メディアへの書き込みサイズが大きくなるので連写なんかで影響が出る事への理解は難しいでしょうけど。
cRAWも残しておけば従来通りの使い方が出来ますが、理解されないでクレームの原因にはなるでしょうね。
ぶらりん
かなり極端な条件下(EV+5.0)での圧縮RAWによる影響よりも、バルブ露光とサイレントシャッターのときに自動的に14bit→12bitRAWとなってしまう仕様の方が影響大きいかもしれませんね。露出をあげてない(EV+0)条件のISO6400でも差異が目視できますから。
Sony Alpha 7R II dynamic range analysis published (page 7)
http://www.dpreview.com/reviews/sony-alpha-7r-ii/7
「仕様の不足は運用でカバーだ!!」とソニーには真顔で言われそうですが。
すま
簡単という書き込みが多いですが、簡単ではないように思います。
データ量が2倍になればデータの移動に2倍の時間がかかりますし、ワークメモリーの容量の問題もあるはずです。
斉彬
圧縮RAWを非圧縮RAWにするんじゃなくて、
圧縮RAWのままで良いので、
非可逆圧縮を可逆圧縮にしてもらえませんかね。
そうすればデータの肥大化をある程度抑制できると思うんですが。
中野
アナウンスされたようです
http://m.dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151015_725732.html
選択式なので旧機種にも頑張って貰いたいところ