パナソニックGX7 Mark II はコストパフォーマンス抜群のカメラ

Photography Blog に、パナソニックGX80(日本ではGX7 Mark II) のレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DMC-GX80 Review

  • GX7 Mark II のJPEG撮って出しの画像は、明るく力強いものだ。全体的なディテールはとても素晴らしく、モアレも全く見られない。高感度性能は概ね良好で、JPEGのノイズリダクションのかけ方も自然だ。色乗りは素晴らしく、過剰すぎることもない。
  • GX8と比べるとGX7Mark II は安価でボディも小さくなっているが、画質が低下しているわけではない。GX7 Mark II は画素数は少ないが、ローパスレスになっており、また手ブレ補正も改善されているので、GX8との画質の優劣を判断するのは難しい。
  • 改善された手ブレ補正は5軸になっており、手持ちで1/5秒でシャープな画像が得られた。これは見事な効果だ。(※テスト時のレンズの焦点距離は記載されていません)
  • オートホワイトバランスは若干暖色に傾く傾向がある。
  • GX7 Mark II の欠点はそれほど多くはない。液晶モニタはバリアングルではないが、そのおかげで全体的にすっきりとしたボディになっている。また、EVFはGX8よりも小さいが、それでもなお非常に実用的なものだ。
  • GX7 Mark II は画質が素晴らしく、非常に多くの機能を搭載しており、GX8と比べてよりポータブルで魅力的なボディで、コストパフォーマンスは抜群だ。GX8との差は小さいので、G7X Mark II とどちらを選ぶのか難しいかもしれない。
  • GX8発表時に、多くの人がGX7と同じ小さなサイズのボディを欲しいと思っていたので、パナソニックがGX7 Mark II のような機種を新たに投入したのは素晴らしいことだ。パナソニックが投入したこの強力な新機種が、他の中級ミラーレス機をどれだけ食ってしまうのか興味深い。

 

GX7 Mark II の評価は、総合点と画質とコストパフォーマンスの項目が5点満点(デザインと使い勝手が4.5点)で、非常に高い評価になっています。

ローパスレスの16MPセンサーと新型の画像処理エンジンの組み合わせは、モアレも目立たず、なかなか良い絵作りになっているようですね。GX8と比べると、GX7 Mark II はボディが一回り小さく、手ブレ補正も強化されているので、より手軽に使えそうです。