オリンパスはデジカメ事業の売却は全く考えていない

ダイアモンドオンラインで、オリンパス笹宏行社長のコメントが紹介されています。

オリンパス、デジカメ事業に誤算で医療一本足へ

  • 中期経営計画で目を引くのは、主力の医療事業への一段の集中で、医療の売上比率は82%を占める。
  • 過去4年間で誤算だったのはデジタルカメラ事業だ。スマートフォンに押されて想定以上にカメラ市場が縮小し、事業損失を止められなかった。今後もさらに身を縮める計画で、20年度には連結売上高の5%程度にまで縮小する。「PEN」「OMD」など商品面で存在感を放ちながらも、デジカメ事業の社内での位置付けは低下しそうだ。
  • デジカメ事業は規模が小さくなっても「全社の技術のドライバー」。デジタル化はカメラで先行して始まって、その技術は医療のデジタル化に生かされた。デジカメの大量生産技術も、今後強化する医療の消耗品ビジネスに転用されることになる。
  • デジカメ事業の売却は全く考えていない。もし売却してしまったら、医療に応用できる技術プールがなくなってしまう。

 

オリンパスは今後はより一層医療事業に集中するということで、デジカメ事業にはあまり明るいニュースではありませんが、デジカメ関連はハイエンドの製品にシフトしているようなので、製品ラインナップは縮小しても、マニア向けの製品は意外に充実するかもしれませんね。

2016年4月20日 | コメント(19)

コメント(19)

OM-2SPで写真を練習しました者としましては、残念な気持ちです。が、フィルムの一眼レフ、デジタルの一眼レフで、味わったような絶望的なことにさえならなければ。

社長のコメントを見てみると、カメラ事業はあくまで技術開発の基盤と捕らえているようで、最先端の技術の競合ができる分野以外にはリソースは割かないようですね。すでに計画は確定しているので、おそらくはμ4/3の分野で医療の分野でも応用できるカメラ事業を展開するようなイメージを受けました。

ボディもレンズも、それほど大きくは事業の拡大はせず、コア技術に則った製品化が行われるように思います。

リソースを考えれば、今後はソニーやパナとの協業が増えそうな予感もしています。

デジカメ部門の大幅縮小は主にコンデジ部門で、4/3センサーを使ったレンズ交換式デジカメ部門は今後も継続していくという事でしょう。
入門機で取り込んで更に上位機やレンズを買い増しして貰うというビジネスモデルがキヤノン・ニコン程には行かない(ベースのオリンパスユーザー数が少ない)のが儲からないという事でしょうね。
フルサイズ機を云々されている方が居られますが、まずセンサーをどこから調達するのか、またフルサイズのイメージサークルをカバーするレンズ群を一から作るなど今のオリンパスのリソースからは無理な話であり、当面はまず有り得ないと思います。
μ4/3用の大口径レンズの開発リリースが先だと思いますね。

「スマホに押され…」という言い訳が通用したのは2~3年前までかな
若年層へのスマホ(携帯電話)の普及は今後も増えていくものの
デジカメを買う/買っていた層への普及は既にゆるやかな上昇に留まっています
つまり、デジカメの方に買いたいと思わせる魅力が無くなっているのではと

オリンパスに関しては、過去の「PEN」と「OM-D」のブランドにしがみついて
クラシカルなデザインばかりで、性能はともかくカメラとして魅力を感じません
EVFを外付けにして本体の原価低減を優先する二大巨頭もあきませんし
やはりデジカメ業界も、ソニーが引っ張っていくしかないのでしょう

同じマイクロフォーサーズでも
パナソニックの方が売れてないはずなのに
パナの方はデジカメ事業にまだまだ手を入れてきそうな流れなのは、ベースにあるのがビデオカメラ事業やテレビ・レコーダーまでを同時に展開していける強みがあるからなのだろうか。

カメラ部門を「全社の技術のドライバー」とするならば、中途半端な商品ではなく思いっきり尖った技術革新にチャレンジして欲しいですね。今では当たり前になりつつあるけど、E-M5が出た時の様なワクワクする商品開発をお願いしますね。マイクロフォーザーズの規格はいろんな事が出来ると思います。でも、しっかり立つには医療の他にもう一本足が欲しいですな。

リンク先のグラフを見て間違えてはいけないのは、棒グラフは全社売上を100%とした場合の事業部比率であること。つまりこのグラフから受ける印象ほどには映像事業は縮小するわけではないはず(全社売上は医療の伸びを期待して拡大方向に見込んでいるはずだから)。映像部門の売上の伸びは期待できないかもしれないが、大幅な「縮小」を見込んでいる訳ではないのでは。その証拠に折れ線グラフの映像部門の営業利益は、若干ながら上を向いている。

ダイヤモンドは大衆経済誌として割とセンセーショナルに書きたがるから記事内容は悪い印象だが、余り気にすることはない気がする。多分今までの流れでしばらくはいくのでしょう。

スマホに押され・・・というのはコンデジだけの話ではないですからね。
単純に「デジカメを持つ」というブームが過ぎたのでしょう。
本当に楽しんでる人以外は、壊れるまで買い換えないでしょうし、そもそもレンズ交換式は一般の人達には難しいんですよ。
「デジタル一眼レフ」「ミラーレス」といった言葉がカッコ良く感じて買ったけど、交換レンズに興味がない人達も周りには沢山います。
まぁブームは繰り返すと言いますから、また「デジカメ=カッコいい」といった風潮も生まれるかと思います。
そして今はなんでも「専用機」を買う余裕はない時代なんですよ・・・。

「選択と集中」ということなのに、
MFTはE-M1、E-M5II、E-M10mkIIにPEN-F、E-P5、EP-L7と6機種も、
これはOM-DとPEN2機種ずつで充分でしょう。
レンズ一体型は思い切って機種を絞り込みましたが、
STYLUS 1sがディスコンになって後継もなさそうですね。
残っているのが防塵防滴2機種とSH-3という1/2.3型機のみというのは
1型センサーの高級機ブームに完全に乗り遅れた感じですね。
1/1.7型センサーが調達できないという事情があるのでしょうけど
製品ラインナップを見ていると心配になってきます。
1型でのタフ、PENスタイルのEVF内蔵機とかウルトラズームとか
オリンパスらしい製品を期待しています。


M43技術がそのまま医療機器に反映できる要素はなさそうですが、映像エンジンや画像圧縮、小型レンズ等の基礎技術は医療(とりわけ内視鏡ですかね)に応用できるので映像技術のたたき台にするために、こちらはこちらとして、カメラ事業として継続してくってことでしょうかね・・
色再現性とか、認識色とか、画像圧縮、画像転送って、カメラも内視鏡でも共通のテーマでしょうしね。


m4/3の位置はバランスが良いと言われている反面、下(1インチ)と上(APS-C/フルサイズ)からの突き上げが猛烈でいつバランスから中途半端に変化するか分かりません。その点では4/3と同じ状況になる可能性も。
「規模が小さくなっても」というのはそういった前例のある懸念も含めてm4/3には注力すると言っているようにも聞こえます。

一見大幅縮小に見えますが、営業利益目標は据え置きのようですね。
実際は現状維持に近いのでしょうか。

ミラーレスのシェアは1位ですから手を抜くことは無いでしょう。
他のフォーマットに手を出すような余裕があるとは思えません。
とすると、コンデジを縮小してマイクロフォーサーズのミラーレスを拡大、という、近年の方針を更に進める感じでしょうか。

Stylus-1の後継は無いそうですし、タフ&防水以外のコンデジは全面撤退もあり得るかな。
防水は一応、医療系にも応用できそうな気もしますし、顕微鏡モードとかありますしね。
1インチぐらいのセンサーの高画質防水コンデジとかあったら面白そうですが…。

ミラーレスについては、国内は飽和してそうなので海外次第じゃないですかね。
その点、PEN-Fのようなスタイルは有りなのかもしれません。

オリンパスは医療市場に主軸を置くとのことですが、東芝のX線部門をキヤノンが吸収したり、フジはTVCMでしきりと2色レーザー光の胃カメラをPRしたりで、イメージング部門を抱える企業はどこも医療市場をターゲットにしているようで競争は激しくなると予想されます。PEN-Fがデジカメ事業縮小前の最後の花になることのないことを祈念しております。m43はレンズにしても(FFやAPS-Cと比べてより)機械的高精度を要求されますので、間違いなく医療部門への技術プールになると思います。m43は動画に強いパナとスチルに強いオリンパスで、とても良いバランスだと思うのですが。オリンパスにはこれからも期待したいです。

オリンパスはカメラから医療用機械への技術のフィードバックの流れは代えないで下さい。自分はオリンパスのカメラは買い続けますよ!

現状オリンパスのカメラ事業は赤字を抜け出して
良い方向に向かっています。

M.zuiko PRO のレンズが5本しっかりと揃ったし、
PEN Fも魅力十分、
高単価な製品で他社とも差別化できたし、
マイクロフォーサーズの規格で充分なラインナップを揃えられたと思います。

噂のある大口径単焦点レンズも加わったらより確実な
地位を得られるはず。

高倍率ズームと高速連射ボディを開発したら、
さらに素晴らしい。

去年の四季報電子版のデータでカメラ部門の売上とミラーレスのみ抜粋すると
ソニー:7200億/215万
オリンパス:838億/59万
フジ:3610億/24万
パナソニック:20万
ニコン:5860億/19万
キャノン:1兆3425億/7.5万
リコー:1169億/5.5万
でした。
これは14年度のデータに相当するので、国内ではすでにキャノンが3位に入ってパナソニックとシェアが逆転しています。
あとオリンパスは15年度シェアトップになった反面、営業益が1億に満たないのが気になりました。
早めの業績改善を願いたいものです。

オリンパスに限らず業界全体が高性能高価格路線にシフトしつつありますが あまりそちらへ振れ過ぎるのも危険であるように思えます。
一般ユーザーを置いてきぼりにして過剰なスペック競争に陥った挙げ句誰も着いていけなくなって業界そのものが萎んでしまう、一昔前の国産スポーツカーの様な道を辿るのだけは避けてもらいたいものです。
OM-DやPROレンズは確かに良いものですが45mmF1.8の様に安価かつ優秀なレンズの供給も忘れないようにお願いしたいですね。

 事業モデルとしては数年前の富士フイルムと同じではないかと感じ、それほどネガティヴには感じませんでした。Finepix系を整理し、Xシリーズそれも上位機(レンズでいえばXFシリーズ)中心にする……という。

 「1人1台」の世の中(ある程度行き渡った)、付加価値・絞り込み路線は全体の流れ、でしょうね。

ゆーとさん、
ボディ内手ブレ補正機構の技術は顕微鏡のステージなどに使われていますよ。
要素技術レベルならもっと使われていることでしょう。


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